モチベーショングラフの書き方とは?簡単に書ける6つのステップをご紹介!
初回公開日:2021年04月01日
更新日:2021年02月19日
記載されている内容は2021年04月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

モチベーショングラフとは何か?
モチベーショングラフとは、これまでの人生の中で何が自分にとってモチベーションが上がったのか、何が原因でモチベーションが下がったのかをグラフにし、可視化することです。
モチベーショングラフは自己分析にもなり、就活に役立つということで最近注目されるようになってきました。
モチベーショングラフを作るメリット3つ
モチベーショングラフを作ることでどのような意味やメリットがあるのでしょうか。
ここでは、考えられるメリットを3つ解説していきます。メリットを知り、モチベーショングラフ作成の参考にしてください。
1:自分のモチベーションが確認できる
モチベーショングラフとは、生まれてから現在までをグラフ化する作業です。
自分のモチベーションが上がったのはどのような出来事が起こった時だったのか、逆に自分のモチベーションが下がったのはどのような事が起こった場合だったのかをグラフにします。
これを作ることにより、どんなことでモチベーションが上下するのかを客観的に確認できます。
2:強みや弱みを知ることができる
モチベーショングラフが上がった出来事はどんな事だったのかを知ることで、それが自分の強みであり、長所でもあるということが発見できます。
反対に、グラフが下がった出来事は、自分が弱い分野、苦手な分野、課題としている分野になります。
これらを発見することで、自分を知るコツをつかむことができるでしょう。モチベーショングラフを作成することは、自己分析になるのです。
3:やりたいことを見つけることができる
モチベーショングラフを作る事により、自分がやりたいことを見つけられます。なぜなら、自分がどのような場合にモチベーションが上がるかが可視化できるからです。
例えば「モノづくりに熱中した中学生時代。ひたすら手芸品に没頭していました。出来上がった時の達成感は何とも言えません」といった内容であれば、なにかモノづくりに打ち込むことで集中力を発揮できる人ということになります。
また、「サッカー部でのチームプレイを通じて、みんなでひとつのことをするという喜びを感じました」といった内容であれば、メンバーと協力してプロジェクトを遂行することが得意という方向につながります。
このように、自分のモチベーションが上がった出来事をきっかけに、どのような事が好きで、どんな時に喜びを感じるのかといったことを深掘りし、実際の就活での業種選びの参考にもできるといったメリットがあります。
モチベーショングラフ作成の6つのステップ
モチベーショングラフを作る際、どこから始めてどのような方法で作ったらよいのでしょうか。
ここでは、モチベーショングラフを作成するにあたり、必要な進め方を6つ解説します。モチベーショングラフ作成の際にお役立てください。
1:縦軸はモチベーション、横軸は年齢を記載する
モチベーショングラフは縦軸と横軸から構成されています。
大きな白い紙を用意し、一番左側に縦軸を書きます。縦軸はモチベーションの「高い」「低い」をあらわすものです。横軸には年齢を記載しましょう。何歳からでも構いません。記憶の残る年齢から書き始めます。
この用紙を元に、モチベーショングラフを作成します。
2:いつどの年齢でモチベーションが上下したのかを記載する
なかなか書けない場合は、どんな出来事でもよいのでとにかく書いてみましょう。
例えば、「犬を飼うことになった。やっと飼えることになって嬉しい」「スマホデビューした。嬉しかった」など短い文章で記します。
また、「お父さんの転勤で他県に引っ越した。仲の良かった友達と離れてしまい、さみしかった」「第一志望の高校がだめだったので、滑り止めの高校に入学した。最初はとても気分が落ちた」などといった、引っ越しや進学などの出来事などを書いてもよいでしょう。
いつ、どの年齢でモチベーションが上下したのかを記載します。
3:当時のシチュエーションを記載する
エピソードは、当時のシチュエーションが浮かぶように詳しく書きます。
例えば「中学校に吹奏楽部がなかったので、ずっと入りたかった吹奏楽部に高校で入れてとても嬉しかった。トランペットを希望していたのにやりたい人が多くてなれず、他の楽器になったので悲しかった。しかし、やっていくうちにその楽器も楽しくなった」のように詳しく書きます。
詳しく書くことで、自分の心の動きや、どうして自分のモチベーションが上がったり下がったりしたのかが明確になります。
4:当時の自分の感情・思考・行動を記載する
モチベーショングラフには、その出来事が起こった時の「自分の感情・思考・行動」を記載します。
例えば、「小学校の頃はクラスのリーダー的存在だった。自分も頼られるのが嬉しいのと、みんなの役に立ちたいという思いでクラスの学級委員をすすんで引き受けた」のように書いてみましょう。
また、「親のすすめで6才からスイミングを始めた。最初は水に入るのが怖くて毎日嫌でたまらず、『おなかが痛い』とうそをついてよく休んでいた」など、状況がわかるように詳しく書くことをおすすめします。
5:自分の価値観・共通点や特徴を記載する
グラフを作成する際には、自分の価値観や共通点・特徴を記載するようにしましょう。
例えば、「演劇部に入った。好きな事だからとにかく楽しかった」などといった書き方から、もう一歩掘り下げて考えてみます。
書き方としては、「演劇部に入った。好きな事だからとにかく楽しかった。特に、ひとつの作品をゼロから作り上げて、本番当日に発表するという達成感を味わうことに喜びを感じた」などと、どのようなところがよかったのかを具体的に書きます。
そうすることで、「大学生になり居酒屋でアルバイトを始めた。同時にたくさんのことをこなさないといけないので大変だったが、接客の楽しさを知ったのがよかったのと、うまくホールを回せたときは達成感を感じた」といった他の出来事との共通点が見つかります。
2つのエピソードから、「何かをやりきった時に達成感を感じる」という共通点が見つかるでしょう。このように自分の価値観や特徴を知ることで、モチベーショングラフそのものが自己分析をしていくツールになるのです。
6:それぞれのエピソードを比較し自己分析をする
それぞれのエピソードが出そろったところで、比較する作業に入りましょう。
例えば、色々な事に挑戦している人だったとします。始めた当初は楽しいのですが、途中から飽きてきて、次のものに挑戦することを繰り返しているかもしれません。こういった場合「好奇心旺盛だが飽きっぽい」といった自己分析が出来るでしょう。
就職した際「飽きっぽいから」という理由ですぐに転職することはできません。自分の特性を知った上で、仕事に活かせる方法はないか探ってみましょう。
例えば、「好奇心旺盛で飽きっぽいけれど、新しいことをするとワクワクする」のであれば、ワクワクすることを日々探していくことが自分のモチベーションに繋がると考え、就活での業種選びの参考にするとよいでしょう。
モチベーショングラフの活用方法4つ
モチベーショングラフを作成後どのように活用すればよいのか分からず、せっかく作ったモチベーショングラフを活かせないことがあります。
そこで、モチベーショングラフを活用する方法を4つ紹介します。
1:自己分析を深める
モチベーショングラフを活用し、自己分析を深めるという使い方をしましょう。
モチベーショングラフには、自分がどのような時にどう思って、どう行動したといったエピソードが多数含まれています。
このエピソードを元に、自分の性格価値観行動の癖から強みや弱みを分析しましょう。そこから、自分に合った職種は何なのか、自分がどのような事に興味があるのかといった事を考える糸口に繋げましょう。
2:面接で話すエピソードを見つける
モチベーショングラフ作成のために書き出したエピソードは、自分を映す鏡と捉えてよいでしょう。
面接などの自己アピールや質問などに対して、多くの就活生は「私の性格は〇〇です」といった漠然とした返答をします。
自己分析を踏まえてアピールするために、モチベーショングラフで出たエピソードの中から面接で使えそうな内容がないか探してみるとよいでしょう。モチベーショングラフを元に自己アピールすることで、企業側に「その人らしさ」が自然に伝わるでしょう。
3:ESに記載する内容を見つける
自分が希望する企業へのES(エントリーシート)を作成する際、企業側が求めている人物像や業務内容などと、モチベーショングラフで出た自分の強みで合致する点がないか探してみましょう。
自己PRでは、志望動機とこれまで実際にとった行動をセットにしてアピールしなければなりません。
モチベーショングラフを活用することにより、エントリーシートに記載する内容が考えやすくなるというメリットがあります。
4:就活軸を決める
就活軸とは、「企業を選ぶ上でこれだけは譲れない条件や基準」「仕事を通じてどのような夢やビジョンを実現していきたいのか」などの自分なりの基準のことです。
モチベーショングラフを作ることにより、自分がどのような事を大事にしているのかという価値観が分かります。そこから、就活軸を決めていきましょう。
モチベーショングラフは、この就活軸を決める上で重要な参考資料になります。
モチベーショングラフ作成ツールを4つご紹介
ここでは、モチベーショングラフの作成ツールを4つ紹介します。手書きやパソコンを使った方法など、色々な手段があります。
自分に合ったやり方、作りやすい方法を試してみましょう。
1:スマートフォン
最近では、スマートフォンでモチベーショングラフを作るサイトがあります。
あらかじめテンプレートがあり、そこへ入力するだけですので、気軽にモチベーショングラフが作成できるというメリットがあります。
2:手書き
白い大きな紙を準備し、そこへ手書きしていくという方法です。縦軸などから書くのが面倒な方は、まずはテンプレートやフォーマットをダウンロードして手書きしていく方法が便利でしょう。
ただし、手書きのデメリットは、間違えたら書き直さなければいけない点です。まずはメモ用紙にエピソードをまとめて、仮置きしてみるとよいでしょう。おおよその形が決まってから清書するのがおすすめです。
3:Excel
パソコンで作成したい方は、エクセルを使用するとよいでしょう。エクセルに年齢ごとのモチベーションを入力して、グラフを作成します。
そのあと、自分の心境を入力します。心境を入力する際、セルの中に文字を入れてしまうと、入力した文章をグラフ内で移動できなくなってしまいますので注意が必要です。
入力する際は、画面上部にある「挿入」タブをクリックし、「テキスト」の中にある「テキストボックス」を使いましょう。
4:PowerPoint
パワーポイントを使い慣れている方は、パワーポイントのグラフ作成機能を使ってモチベーショングラフを作成しましょう。
色やフォントなどを好みのデザインにできるのがメリットです。グラフに色などで変化をつけることで見やすくなり、作成後の分析もしやすくなるでしょう。
モチベーショングラフで自己分析を深めよう!
モチベーショングラフを作成することにより、自分自身を振り返ることができます。また、自分の特性や価値観を知るきっかけにもなります。その結果、自己分析を深められ、就活などの自己アピールする場に自信を持って臨めるようになるでしょう。
モチベーショングラフを作って自己分析し、これからの就活に活用しましょう。

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