自己PRで主体性をアピールする時の7つのポイントと例文|自主性との違いは?

初回公開日:2021年04月01日

更新日:2021年03月05日

記載されている内容は2021年04月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

自己PRに用いられやすい主体性は企業ウケの良い題材です。しかし、アピールの仕方を間違ってしまうと、マイナス印象に繋がってしまうため注意が必要です。今回は、主体性をアピールする時の7つのポイントを例文と一緒に紹介していきます。

自己PRで主体性をアピールする時の7つのポイントと例文|自主性との違いは?

自己PRで主体性をアピールする必要性とは

主体性は社会人として必要な能力なので自己PRの題材に適しています。そのため、多くの就活生が自己PRで主体性があることをアピールしますが、それだけ比較されやすくもなります。また、主体性のある学生を企業はどのように評価するのでしょうか。

今回は、主体性をアピールする際のポイントを解説していきます。

主体性とは何か

主体性とは「自分の意志・判断で行動しようとする態度」のことを指しています。社会人に当てはめた場合は、自分の考えで行動することに加えて、その結果に責任を持つことが含まれます。

主体性と自主性の違い

自主性の意味は「他からの干渉や保護を受けず、独立して事を行うこと」であり、その行動が誰かの意思で行われたものではありません。

子供が親に指示されていた掃除を自分から進んでやった場合は、自主性のある行動になります。親から言われてないけれど自分の意思で掃除をやった場合は、主体性のある行動となります。

言葉の意味を正しく理解したうえで自己PRを作成しましょう。

企業は主体性をどう評価するのか 

企業は、主体性のある人は、仕事の理解が早く知的好奇心が旺盛で、入社後の活躍が期待できる人材として評価します。仕事では、自ら考えて動かなければいけない場面が多くあるため、主体性を社会人としての必要な能力であるとして重要視しています。

自己PRで主体性をアピールする時の7つのポイント

主体性は、多くの就活生が使用する題材なため、ポイントを押さえてアピールすることが重要です。

就活は自分を売り込むものですから、自分のことをよく言うのは当然です。採用担当者もそれをわかっているので、本当に主体性があるのかを見極めようとしています。

ここからは主体性をアピールする際のポイント7つを紹介していきます。

1:自己分析で自分を深く知る

自己PR全般に自己分析は欠かせません。これまでの人生を振り返って、頑張ったことや苦労したこと、楽しかったこと悲しかったことなどを思い返し、自分の長所と短所や価値観を明確にしていきましょう。

家族や友人に協力してもらって他己分析をすることもおすすめです。ただし、いくら主体性をアピールしたいからといって、嘘をついてはいけません。自己分析の結果、主体性があると判断した場合のみ自己PRの題材にしましょう。

2:他の学生とは違うことをアピールする

自己PRはオリジナリティのあるものにしましょう。自分らしさを出すには、エピソードを具体的にすることが大切です。

部活動で主体的に動いて結果を出したことを伝えたいならば、何の部活動かやそこでの自分の立場や役割、どのような課題や問題が起きた時にどう考えて行動し、どのような結果がお出せたかがわかるようにしましょう。

3:最初に結論がきているか

自己PRでは、冒頭で「主体性がある」と伝えるようにしましょう。結論から始めると、「これからこのテーマについて話します」という内容が相手に伝わりやすくなるため、その後の話を理解しやすくなります。

最初に結論から始めることが大切なのは、就活全般に共通して言えることです。履歴書やエントリーシートに記載する場合や、面接で志望動機や学生時代に力を入れたことなどを質問された場合も、始めに結論を言ってからエピソードを話すようにしましょう。

4:主体性とは何かを定義する

自己PRでは、根拠となるエピソードで主体性を定義し、その能力があることをアピールしましょう。主体性は具体的にどのような能力があるのかをはっきりイメージできる人は少ないため、自身でどういった能力があるのかを定義する必要があります。

自分で考えて行動し、結果が出せたエピソードをできるだけ具体的にすることで、自身がどのような能力を持っているのかを明確に伝えることができます。

5:入社した時に同じように行動できるか

企業にとって重要なのは、「主体性がある」ことではなく「主体性を仕事に活かせる」かどうかです。いくら主体性があっても、それを仕事上で発揮できなければ意味がありません。

自己PRするときには、営業ノルマを達成するためにはどう考えて行動したいか、多くの人に商品をPRするためにはどのような工夫をしたいかなど、主体性を仕事にどう活かすことができるのかをアピールすると良いでしょう。

6:社会人としてどんな事ができるかを伝える

自己PRでは、社会人としてどのような事ができるのかを伝えることが重要です。

学生と社会人の大きな違いは、「誰のための行動か」という点です。学生が主体性をアピールするエピソードは、自分の好きな部活動や自分の将来を決める受験勉強といったように、自分に関するための内容が多いため、主体性があるのは当たり前と言えます。

社会人は会社の利益のために仕事をしなくてはならないため、自分のためではなく会社のためにその主体性を発揮できるという所をアピールするようにしましょう。

7:面接官に働いた姿を想像してもらいやすいように具体的にアピールする

面接官は、自社で働いている姿が想像できる学生に好感を持つ傾向にあります。

面接では、社風や業務に適性があると感じてもらったほうが働いている姿を想像してもらいやすくなるため、具体的にアピールすることが大切です。面接官好感を持ってもらえる確率を高めるためには、念入りに企業研究を行い、企業理解を深めるようにしましょう。

主体性をアピールする場合の例文6選

ここからは、主体性をアピールする場合の例文を紹介していきます。ポイントとしては、自ら考えて動くことで課題や問題の解決ことができることを文章に取り入れるようにすると良いでしょう。

下記例文を参考に自分らしい自己PRを考えてみましょう。

1:例文

課題をどのように解決するか考え、実行できる人材だと明確にアピールしたい場合は、下記の例文を参考にしてみてください。

私は、常に「いかに効率良く物事を進めるか」を考えています。ファストフード店でアルバイトをしていた際は、ランチタイムがとにかく忙しく、働き始めの頃は担当した仕事だけですぐに手一杯になってしまっていたため、無駄な動きはないか、効率良く作業するにはどうしたらいいかを考えていました。

使用する道具をスムーズに手に取れるように配置替えし、同時進行できることを一緒にこなすようにしたところ、かなり無駄を削減できるようになりました。今では、他の担当にまで気を配れるくらい余裕を持てるようになっています。

効率の良さは、仕事をこなす上で社会人にとっても重要なことだと考えております。私は、御社でこの力を発揮したいです。

2:例文

状況を冷静に分析し、解決策を導くことができると伝えたい場合は、下記の例文を参考にして主体性をアピールしてみましょう。

高校時代に合唱部でソプラノのパートリーダーを務めていた時に、パート全体の雰囲気が良くない時期がありました。私は、その時に雰囲気が良くない原因を、部活動時間以外にみんなで一緒に活動する時間が足りないと考えたため、パート員を説得し、朝練習を取り入れました。

朝練習の結果、一緒に活動する時間が増えてコミュニケーションが取れるようになったことで部の雰囲気が変化し、自然とパート全体の「上手くなろう」という意識を上げることに成功しています。

私は、この時に培った経験を生かし、貴社では、状況を冷静に分析して解決できる力を出せる社員になりたいと考えています。

3:例文

接客業などに必要な、相手のことを考えて動くことができるかというスキルをアピールしたい場合は、下記の例文を参考にしてください。

私は、飲食店でのアルバイトを通して主体性を身につけました。働いていた店舗は、高齢のお客様が多く、空調をもっと上げて欲しいと言われることが多々ありました。

そこで、通常来店されてすぐのタイミングではお水を提供するところを、高齢のお客様には温かいお茶をお出しするようにしたところ、お客様に大変喜ばれたことが評価され、以降店舗全体で同じ対応をすることになりました。

私は、社会人になったら、常にお客様と同僚のことを考え、従業員全員が心地よく働けたり、お客様に喜んでもらえるサービスを提供できるように尽力したいと思っています。

4:例文

向上心を持ち、常に上を目指して行動できる人材であることを伝えたい場合は、下記の例文を参考にしてみましょう。

私は、英語学習に主体性を持って取り組んできました。中学生の頃から英語に興味があり、英語の小説を読んだり映画を見たりとできるだけ英語に触れる生活をしてきました。

大学生になってからは、留学生と積極的に交流することはもちろん、3回生の時に半年間カナダに留学し、日本人同士でも英語で話さないように徹底して語学力を向上させています。

結果、TOEICで800点を取れるようになったことで、様々な国に友人を作ることができました。私は、貴社に入社しても、常に向上心を忘れず、得意の語学力を活かして貴社に貢献したいです。

5:例文

引き継いだ仕事をそのまま遂行するだけではなく、自分なりに改善していける力を持っていることをアピールしたい場合は、下記の例文を参考にしてみてください。

私は、所属する大学の吹奏楽団で学外練習場の確保を担当しました。前年の引き継ぎ資料を元に、使ったことのある会場を押さえつつ新しくできた会場やもっとアクセスや条件の良い会場はないかを探したところ、数ヶ月前に出来たばかりの施設を押さえることができました。

そちらの施設は、アクセスや周辺施設も充実していたため、部員に好評でした。私は、前年のやり方を踏襲するだけではなく改善しすることができる力を貴社に貢献できる社員になりたいと思っています。

6:例文

与えられた仕事だけをするのではなく、指示されたことにプラスして動けることをアピールしたい場合は、下記の例文を参考にしてみてください。

私は、「頼まれごとは試されごと」を座右の銘としています。そのため、お願いされた事に対して、相手が期待している以上のことを上乗せして返すように心がけています。

コンサートの物販スタッフのアルバイトをした際には、指示されたお客様へのグッズ販売以外に、空き時間でグッズやテーブル周辺の整理整頓を行いました。そのおかげで、混雑時に大きな混乱がなくスムーズに売り切ることができたため、社員様に褒めていただくことができました。

私は、この座右の銘を社会人になっても大切にして、仕事に取り組みたいと思っています。

自己PRで主体性をアピールする時の注意点3つ

自己㏚で主体性をアピールする時の注意点は3つあります。主体性は、自己PRの題材として評価されやすいですが、アピールの仕方を間違うとマイナス印象になる場合があるため注意が必要です。

どんな長所も、見方が違ったり度が過ぎたりすると短所になってしまいます。注意点を押さえて正しくアピールするようにしましょう。

1:主体性ではなく自主性をアピールしている

主体性と自主性の2つは、似ていますが意味が異なります。自分の意思が行動の軸になっているかどうかがポイントで、言われたことを積極的にやったというアピールは主体性ではなく自主性です。

指示されたことを遂行することも大切ですが、自分の意思で行動できることはさらに社会人として求められるスキルです。その部分を明確に伝えられるような自己PRにしましょう。

2:自己中心的だと思われやすい自己PRはこういうもの

自己中心的だと思われやすい自己㏚とは、周りの意見を聞かずに自分の意見を突き通したようなエピソードや周囲に迷惑をかけて自分のやりたいようにやったという協調性のなさが伺えるエピソードのことです。

主体性がある人は、自分の考えで動きすぎると自己中心的、協調性がないと思われる場合があります。自己中心的で周囲を顧みないということは、社会人としてはマイナスポイントとなってしまうため、自己㏚ではそういった印象を与えないように注意しましょう。

3:主体性を自己PRしたいのに書けない場合

主体性をアピールするエピソードがない場合は、無理に主体性にこだわる必要はありません。自己PRは、自己分析をした結果から導き出した自分の強みを題材にするべきものです。いくら主体性をアピールしたいからといって、嘘のエピソードを話すのはよくありません。

嘘は、見抜かれてしまうことが多く、入社後にミスマッチが生じて早期離職などにつながるケースも多いため、注意しましょう。分析後に主体性がなかった場合は、他の強みを当てはめて自己㏚を作成してみてください。

自己PRで主体性をアピールして熱意を示そう

自己㏚をするときには、社会人に求められる主体性をアピールできれば、企業からの良い評価が得られやすくなります。自分の意思で考えて行動することができる人は、仕事が早くこなせるだけではなく、自分自身のより早い成長が期待できます。

就活も就職後も主体性を持って行動すればより良い結果につながるでしょう。

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