スタートアップとベンチャーは何が違う?それぞれの特徴も4つずつ解説

初回公開日:2020年11月04日

更新日:2020年10月14日

記載されている内容は2020年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

スタートアップ企業とベンチャー企業ではその特徴に違いがあります。そのため、これらの企業への就職を志望、検討をしている人はミスマッチを防ぐためにも、その違いを把握しておく必要があります。また、これらの企業と他の企業の違いについても把握しておきましょう。

スタートアップとベンチャーは何が違う?それぞれの特徴も4つずつ解説

スタートアップとベンチャーの違いとは?

就活をする際には、どの企業の選考を受けるのか企業選びをする必要があります。その際に、スタートアップ企業やベンチャー企業などの言葉を聞くことがあります。

これらはどちらも設立されたばかりの若い会社のことを指すので、どちらも同じような意味を持つ言葉と思ってしまう人もいます。正しい企業選びをしていくためにも、これらの企業の違いも把握しておくようにしましょう。

スタートアップの具体的な特徴4つ

スタートアップ企業とベンチャー企業はどちらも設立されて時間の経っていない若い会社のことを指します。そのため、これらの言葉の意味はよく混同されることがあります。

しかし、これらは異なった意味を持つ言葉です。就活で企業選びをする際に、誤った企業選びをしたりしないように、これらの言葉の意味の違いは把握してく必要があるので、まずはスタートアップ企業の具体的な特徴を知っておきましょう。

スタートアップの具体的な特徴1:”新規立ち上げ”を意味する

「スタートアップ」には開始や起動、新規立ち上げなどの意味があります。

新しいことを立ち上げればスタートアップとなるため、スタートアップ企業は設立したばかりの企業のことをだけ指すわけではなく、起業時期を問わずに新しい事業を立ち上げる場合にも「スタートアップ」という言葉が使われることもあります。

しかし、新しい取り組みを行う印象から、新しく設立した企業に対して使われることが多いです。

スタートアップの具体的な特徴2:成長が早い

スタートアップ企業とベンチャー企業の大きな特徴の違いの1つとして、成長速度があります。スタートアップ企業はベンチャー企業に比べると、成長速度が明らかに早いです。

これは、スタートアップ企業が短期間で目標を達成することを念頭に置いて、設立や活動が行われるためです。また、スタートアップ企業は成長が早い分、その成長も大きいという特徴も持っています。

スタートアップの具体的な特徴3:革新的である

スタートアップ企業の成長は早くて、大きいです。これはスタートアップ企業の取り扱う事業が、これまでにある既存のサービスや製品とは異なるものを扱い、市場になかった革新的なものを扱うことが多いためです。

そのイノベーションによって、スタートアップ企業は新しいものを作り出していくことになるので、大きな成長を、短期間で達成することができます。

スタートアップの具体的な特徴4:一時的な企業である

スタートアップ企業の成長は大きくて早いです。これはスタートアップ企業が短期間で目標を達成することを念頭に置いて、設立や活動が行われるためです。

そのため、大きな成長を見込めるビジネスモデルを、短期間でその成長をさせるために一時的に組織を組んだものがスタートアップ企業ということにもなります。

継続的に安定した成長を目指すのではなく、短期で成長するという目標がスタートアップの大きな特徴になります。

ベンチャーの具体的な特徴4つ

スタートアップ企業にはいろいろな特徴があります。ベンチャー企業にもスタートアップ企業のようにいろいろな特徴があります。

スタートアップ企業とベンチャー企業の両方の特徴を把握することで、これらの違いも把握することができます。これらはそれぞれ持っている特徴が異なるので、正確に把握して、その違いを理解しておくようにしましょう。

ベンチャーの具体的な特徴1:アメリカでは”投資”を意味する

アメリカで「ベンチャー」は投資を行う側の企業のことを指します。しかし、日本で言うベンチャー企業はこのような意味で使われてるのではなく、設立したばかりの若い企業、スモールビジネスを展開している企業、社員数が少ない企業など、幅広い企業のことを指します。

これはベンチャー企業という言葉は日本で作られた和製英語であり、ベンチャー企業には明確な基準や定義がないためです。

ベンチャーの具体的な特徴2:ベンチャーキャピタルから資金調達

ベンチャー企業は設立されて間もない若い企業です。そのため、銀行などから融資を受けようにも信用が得られないことも多いです。

そのため、ベンチャー企業の主な資金調達として、ベンチャーキャピタルからの出資があります。ベンチャーキャピタルとは、大きな成長をする可能性のある未上場企業に対して投資を出資するハイリスク、ハイリターンを狙う投資会社のことを指します。

ベンチャーの具体的な特徴3:新しいビジネスに挑戦

ベンチャー企業も、スタートアップ企業と同様に、新しいビジネスに挑戦をします。

ただし、スタートアップ企業と異なり、必ずしもイノベーションにこだわる必要はなく、既存のビジネスモデルをベースにして工夫をしたり、スケールを拡大するなどして、収益性を高めるという場合もあります。

また、企業や事業の成長速度も短期間に絞らず、中期的や長期的な計画で成長を目指していくこともあります。

ベンチャーの具体的な特徴4:規模は重要ではない

スタートアップやベンチャーでは、新しいビジネスに挑戦をします。その際には事業規模や企業規模よりも、ビジネスの内容やその新しさが重視されます。そのため、数人で起業をしたり、法人設立をしなかったりなど、その組織の形態はいろいろとあります。

また、小規模で、幅広い事業が展開できるということで、これまでスタートアップやベンチャーは主にIT業界を中心に広まってきました。

スタートアップとベンチャーの違い3つ

スタートアップ企業とベンチャー企業はそれぞれ異なった異なった特徴を持っています。その特徴を把握することで、これらの違いを把握することができます。

しかし、スタートアップ企業とベンチャー企業には似た要素も多くあります。そのため、スタートアップ企業とベンチャー企業で明確に異なる部分はしっかりと押さえておく必要があります。

スタートアップとベンチャーの違い1:展開ビジネスの革新性

スタートアップ企業が大きな成長を短期間で達成できるのは、これまでの市場になかった革新的なものを扱うことが多いためです。

ベンチャー企業でも新しいビジネスを扱うことがありますが、必ずしもイノベーションを生むようなビジネスモデルを必要とはしません。そのため、既存のビジネスモデルをベースにして工夫をしたり、スケールを拡大するなどして、収益性を高めるという場合もあります。

スタートアップとベンチャーの違い2:発祥地の違い

ベンチャー企業という言葉は日本で作られた和製英語であり、ベンチャー企業には明確な基準や定義がありません。そのため、ベンチャー企業は幅広く、いろいろな企業のことを指します。

一方で、スタートアップはアメリカのシリコンバレーが発祥と言われていて、ベンチャー企業は日本でしか通じませんが、「Startup」や「Startup Company」などは世界中で認知されています。

スタートアップとベンチャーの違い3:EXIT(出口)までの期間

スタートアップ企業とベンチャー企業では成長速度が異なります。スタートアップが短期間で成長する目的は、企業価値を高めて株を売却し、創業メンバーやファンドの利益を確定させることです。これをEXITや出口戦略などと言います。

ベンチャー企業も企業価値を高めて企業を売却することもありますが、中期的や長期的に企業を成長させて、継続した利益を確保していくことが多いです。

スタートアップとベンチャーの共通点4つ

スタートアップ企業とベンチャー企業にはそれぞれ異なった特徴があります。しかし、共通する点もいくつかあります。その共通点は、働く側としてのメリットになることもあれば、デメリットになることもあります。

そのため、スタートアップ企業やベンチャー企業への就職を希望している人や、検討をしている人は、これらの企業に就職をすることで、どのようなメリットやデメリットがあるのかを把握しておくようにしましょう。

スタートアップとベンチャーの共通点1:社員の早い成長が求められる

スタートアップ企業やベンチャー企業では、企業自体が急成長をしていきます。そのため、社員にも早い成長が求められることになります。

ただし、スタートアップ企業やベンチャー企業では大手企業と違って社員1人が負担する仕事の量が多い傾向にあるため、仕事を続けていくことで自然と早い速度で成長していくことができます。しかし、その負担に耐えきれなくなってしまうという人もいるので注意が必要です。

スタートアップとベンチャーの共通点2:メンバーの年齢層が若い

スタートアップ企業やベンチャー企業は新しいビジネスに挑むことが多く、新しい技術を取り入れたり、新しい価値観が必要になったりなどします。

そのため、仕事の経験が豊富な人もある程度は必要にはなりますが、自然と新しいことに挑戦したい若い年齢層の人たちが集まります。

熟練者が少ないというデメリットはありますが、会社や上司から古い価値観を押し付けられることがなく、柔軟な働き方ができることが多いです。

スタートアップとベンチャーの共通点3:社内制度が未発達

スタートアップ企業やベンチャー企業には若い企業が多いので、長年経営されてきた企業と比べると、まだ福利厚生などの社内制度が未発達で至らない部分もあります。

そのため、企業に不満を持ってしまうこともありますが、制度が未発達なので、意見をするとその意見が取り入れられたり、社員数が少ないので個々に柔軟な対応ができたりなど、制度が整っていないからこその対応をしてもらえることもあります。

スタートアップとベンチャーの共通点4:チャレンジがしやすい

スタートアップ企業とベンチャー企業は若い企業であることが多く、社員数が少なかったり、担当する業務の範囲が広かったりなどすることがあり、1人に対する仕事の負担が大きいです。

しかし、広い範囲の仕事をすることができ、与えられている裁量も大きめとなりやすので、成熟した企業ではなかなか任せてもらえない仕事でも、スタートアップ企業とベンチャー企業では早い時期からチャレンジすることができます。

スタートアップとベンチャーで活躍できる人の特徴3つ

スタートアップ企業とベンチャー企業は若い企業が多いということもあり、成熟した企業と異なった特徴を持っています。そのため、他の企業で活躍できる人が、スタートアップ企業とベンチャー企業でも活躍できるとは限りません。

もし、これらの企業への就職を志望、検討しているのであれば、ミスマッチを防ぐためにも、どのような人がこれらの企業に適しているのか把握しておきましょう。

活躍できる人の特徴1:行動力がある

スタートアップ企業とベンチャー企業の成長速度は早いので、次々と新しいことに挑戦をして、自分も成長していく必要があります。そのためには、熟考してミスのない計画を立てるよりも、失敗を恐れずに次々とチャレンジしていく行動力や決断力が重要となります。

スタートアップ企業とベンチャー企業では、他の企業よりも効率を重視されることもあるので、スピード感を持って仕事に挑める人が適しているでしょう。

活躍できる人の特徴2:情報を集める能力に長けている

スタートアップ企業とベンチャー企業では、事業に新しい技術や発想を取り入れているので、それらに関わる最新情報や、人脈を積極的に獲得していく必要があります。そのため、これらの企業で仕事をする際には、情報収集能力が非常に重要となります。

また、新しい取り組みに関わることになるので、物事に対して先入観を持たないことや、新しい知識や技術を受け入れる好奇心なども重要になります。

活躍できる人の特徴3:楽観的に考えられる

スタートアップ企業とベンチャー企業は若い企業が多いです。そのため、社内でも、社外でも、思うように事が進まないこともよくあります。その際に、毎回心が折れてしまうようでは、これらの企業の環境で仕事をしていくことはできません。

楽観的になりすぎることはいけませんが、常にポジティブな思考で、前向きに物事を考える事ができ、立ち止まらずに仕事をできる人はこれらの企業でも活躍できるでしょう。

スタートアップとベンチャーの違いを知り就活に活かそう

スタートアップ企業とベンチャー企業ではその特徴に違いがあります。そのため、これらの企業への就職を志望、検討をしている人はミスマッチを防ぐためにも、その違いを把握しておきましょう。

また、これらの企業と他の企業にも違いがあり、他の企業で活躍できる人がスタートアップ企業とベンチャー企業でも活躍できるとは限りません。後の就活に活かすためにも、これらのことはよく把握しておくようにしましょう。

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