業界の志望理由の効果的な答え方とは?5つの例文とポイントも紹介
初回公開日:2020年11月04日
更新日:2020年10月15日
記載されている内容は2020年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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業界への志望理由で悩んでしまう原因3つ
業界や企業の志望理由を考えるのに、多くの就活生が悩みを抱えています。特に業界への志望理由は、広い視野で業界研究をする必要があるため苦労するケースが多いです。
ここでは、「なぜ業界への志望理由に悩んでしまうのか」その原因を分析していきます。悩みの原因を知ることで、業界への志望理由を明確にしましょう。
業界への志望理由で悩んでしまう原因1:企業を決めてから理由を探している
入社したい企業を決めてから、後付けで業界への志望理由を探すと、何を書けばよいか悩む原因になります。こういったプロセスで導き出された志望理由は、論理的ではなく隙の多い内容になりがちです。
正しくは、入り口を業界からにすることです。企業が属する業界の研究を重ね、志望業界が決まってから企業を選定しましょう。そうすることで、筋の通った論理的な志望理由が書けるようになります。
業界への志望理由で悩んでしまう原因2:業界選択に矛盾がある
自分のやりたいことが明確でないと、業界選択に矛盾が生じ、志望理由に悩む原因になります。業界選択は「やりたいこと」や「向いていること」を明確にし、それを基準にして行いましょう。
一例ですが、「先輩がこの業界で働いている」「バイト先の企業が属する業界だから」といった内容は、これだけでは「やりたいこと」や「向いていること」には繋がりません。業界選択に先立って、徹底的に自己分析を行う必要があります。
業界への志望理由で悩んでしまう原因3:業界選択の視野が狭くなっている
業界選択の視野が狭くなっていると、業界への志望理由に悩んでしまいます。行きたい業界という固定概念を取り払い、広い視野で業界の情報収集に努めましょう。
業界について調べる前に行きたい業界かを判断してしまうと、視野は狭くなりがちです。似ている業界との明確な違いを把握する前に、選択肢を断ってしまうことになります。
より論理的で明確な志望理由にするために、広く情報を集めてから判断するようにしてください。
なぜ業界の志望理由を聞かれるのか?
業界の志望理由は、就活の採用面接でよく聞かれます。ただ形式的に聞かれるのではなく、企業側の質問の意図が隠されています。
ここでは、なぜ業界の志望理由を聞かれるのか、その理由を解説します。質問する理由や意図を知ることで、相手が求める内容を含んだ志望理由を書きましょう。
業界自体への興味があるか知るため
業界への志望理由を聞くことで、業界への興味を測ろうとしています。業界について一定の理解度が確認できなければ、興味がないと判断されてしまいます。
こういった意味で事前の業界研究は、非常に重要です。知名度だけで志望していないかなどは、業界についてどれだけ調べているかで証明するしかありません。業界の動向・仕事内容・将来性などの基本的な内容は、最低限頭に入れておきましょう。
志望度を測るため
業界への志望理由を聞くことで、業界への志望度を測ろうとしています。先に述べた興味や理解度があっても、志望度が高いとは判断されません。
志望度が高いと判断されるためには、「他の業界ではダメな理由」を明確にする必要があります。面接では、似た業界を引き合いに出される場合があります。
こういった事態に備えるためにも、業界選択の視野を広く持ち、業界研究を重ねる必要があります。
業界の志望理由を答えるときのポイント4つ
業界の志望理由は、相手にわかりやすく伝えることが大切です。相手が志望理由を聞いてその内容に納得できなければ、どんなに内容が良くても意味がありません。
ここでは、業界の志望理由を答えるときのポイントを厳選して4点お伝えします。なぜそうすべきか理由も交えますので参考にしてください。
志望理由を答えるときのポイント1:理由をはっきりさせる
業界の志望理由を答えるときは、「なぜこの業界でないといけないのか」について理由をはっきり述べましょう。これが含まれていないと質問の意図を踏まえた答えにならず、相手に志望理由が伝わりません。
先に述べたとおり、企業側が志望理由を聞く意図は、興味や志望度を測るためです。他の業界との明確な区別がされていなければ、興味や志望度があるとは判断されません。
志望理由を答えるときのポイント2:経験を交えて答える
業界の志望理由を答えるときは、具体的なエピソードなど自分の経験を交えましょう。具体的な経験に基づいた志望理由は、聞き手の理解を助け、内容に説得力を持たせます。
話すエピソードは、「人から聞いたこと」よりも「自ら体験したこと」が良いです。誰かから授けてもらった知識よりも、自分から能動的に行動する印象を与えられるからです。わかりやすく伝えるために、エピソードを厳選し、志望理由に説得力を持たせましょう。
志望理由を答えるときのポイント3:結論から話す
業界の志望理由を答えるときは、「なぜその業界でなくてはいけないのか」または「なぜ他の業界ではダメなのか」という結論から話しましょう。
志望理由を聞かれているのに、具体的なエピソードなどから話が始まってしまうと、面接官は何を伝えたいのかを理解するのに苦労します。聞かれたことにストレートに答え始めることで、自分の主張が相手に伝わりやすくなります。
志望理由を答えるときのポイント4:業界で果たしたいことを伝える
志望理由を答えるときは、その業界で果たしたいことを伝えましょう。業界の将来性を踏まえて、自分は何がしたいのか具体的な目標を述べるようにしてください。
業界で果たしたいことや目標を伝えるためには、業界の現状や将来性に関する知識や理解が一定程度必要です。その上で、将来を具体的にイメージできていれば説得力のある志望理由となり、面接官の印象も良くなるでしょう。
【業界別】志望理由の例文5つ
志望理由は、業界の特徴や今後の展望を踏まえた内容にしましょう。ここでは、不動産・金融・食品・保険・化粧品という5つの業界について、志望理由の例文をご紹介します。
業界の特徴や今後の展望に加え、志望理由を考えるコツと答え方を踏まえて執筆しますので参考にしてください。
業界ごとの例文1:不動産業界
私はライフスタイルに合わせた物件提案を通じて、暮らしをサポートしたいと考え不動産業界を志望しました。
一人暮らしの物件を決めようとしていたとき、当時の不動産会社の担当者は様々な質問を通じて全く想像していなかったエリアの物件を提案してくれました。その物件には4年間住み続け、快適に大学生活を過ごせました。
この経験から、私も人々の快適な暮らしをサポートする仕事がしたいと考えるようになりました。
業界ごとの例文2:金融業界
私は資金面で夢や挑戦を諦めようとしている人を一人でも多く支援したいと考え、金融業界を志望しました。
大学時代の部活動は、活動の意思はあるものの、経費面のやり繰りにいつも苦労していました。そんなとき、金融業界で働くOBを訪問する機会があり、担当企業にて資金面を理由に海外進出を諦めるといった事例があることを伺いました。
こういった企業を1社でも多くサポートできるような仕事がしたいと考えています。
業界ごとの例文3:食品業界
私は高い品質を誇る日本の食品で、世界の貧困や飢餓に苦しむ国々を救いたいと考え、食品業界を志望しました。
大学時代に訪れたアジアの国々の多くで、現在も飢餓や貧困に苦しむ人が数多くいるという事実を知りました。そういった国々に、高い品質を誇る日本の食品を低価格で届けられれば、少しでも役に立てるのではと感じ、食品業界を志望するようになりました。
業界ごとの例文4:保険業界
私は挑戦を後押しする仕事がしたいので保険業界を志望しました。
大学時代の海外ボランティアでは、危険地帯を訪れることもあり、活動を継続するか迷うことがありました。そんなとき、渡航や滞在中の事故やケガを補償してくれる保険の存在は、心とお金に安心を与えてくれました。
この経験は、私にとっての挑戦の後押しとなり、大学4年間活動を続けられました。私も保険の力で、迷っている人の背中を後押しできる仕事がしたいです。
業界ごとの例文5:化粧品業界
私は多くの女性に一歩踏み出す勇気を与え、人生を豊かにするお手伝いがしたいと考え化粧品業界を志望しました。
学部の実習として学内でファッションショーを開催しました。学生同士が交代でモデルを務め、普段大人しいクラスメイトもメイクが施されると、人が変わったように自身に満ち溢れた表情になっていたのが印象的でした。
私も仕事を通じて、人生を変えるようなサポートがしたいと考えるようになったきっかけです。
業界の志望理由を答えるときの注意点3つ
業界の志望理由は、答える内容や事前の準備により、面接官の受ける印象が大きく変わります。ここでは、業界の志望理由を答えるときに注意したい点を厳選して3点お伝えします。
業界の志望理由を答えるときは、以下のポイントをおさえて、相手が求める内容を的確に答えられるようにしましょう。
志望理由を答えるときの注意点1:企業への志望動機と混同しない
業界の志望理由を答えるときは、質問の意図を正確に理解して、企業の志望動機と混同しないようにしましょう。
質問に対しては、聞かれたことに正確に答えることが大切です。業界への志望理由を聞かれているのに、企業への志望動機を答えても何のアピールにもなりません。
質問の意図や聞かれていることが理解できていないと、面接官にマイナスの印象を持たれやすいので注意してください。
志望理由を答えるときの注意点2:業界の特徴に焦点を置く
業界の志望理由を答えるときは、条件面や待遇が良いことだけを理由にするのはやめましょう。業界の特徴に沿った内容で答えることが大切です。
条件や待遇だけでは、他の業界との明確な差別化の要因にはなりません。より条件や待遇が良ければ、違う業界を志すように思われてしまい印象が良くありません。
業界の志望理由は、仕事内容や業界が担うミッションなど、働くことを前提とした業界の特徴に焦点を絞る必要があります。
志望理由を答えるときの注意点3:業界研究を怠らない
業界の志望理由を答えるためには、事前に業界研究にしっかり時間を掛けておく必要があります。中途半端な準備だと、業界に対する理解が不十分であることが面接官に簡単に見透かされてしまいます。
業界研究をする上では、業界の動向・仕事内容・将来性などへの理解を通じて、志望業界と他業界とを明確に差別化できるレベルを目指しましょう。この差別化要因が曖昧だと、面接官は志望理由に納得できないでしょう。
業界への志望理由を明確にしよう!
業界への志望理由は、「なぜその業界でなくてはいけないのか」「なぜ他の業界ではダメなのか」を明確に述べましょう。
志望理由を明確にするためには、事前の入念な業界研究が大切です。行きたい業界を最初から絞り込まずに、広い視野で幅広い業界について情報収集することを心掛けましょう。
業界への志望理由を明確にして、業界への興味や志望度を面接官にアピールしてください。

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