ベンチャーと大手の違い8つ|ベンチャーと大手に向いている人の違いとは?
初回公開日:2020年12月04日
更新日:2020年10月22日
記載されている内容は2020年12月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ベンチャーと大手の違いとは?
ベンチャー企業は新しい会社、大手企業は大きな会社というざっくりとした印象を持っている人が多いのではないでしょうか。特にまだ働いたことのない新卒の学生には想像しにくい世界だといえます。
最近では、学生のうちから社会人経験ができる長期インターンもあります。参加することで働くということが実感でき、就職活動にも活かせます。面接での志望動機にも関わることなので、ベンチャーと大手の違いも認識しておきましょう。
ベンチャーの定義
ベンチャー企業とは、新しい技術や方法で新しいビジネスを成長させていく企業を指します。その多くは中小企業で、大手では難しい独創的なビジネスモデルを手掛けます。
スタートアップと比較されることが多いですが、スタートアップがより短期間に急成長する革新的なビジネスの創造を目標としているのに対し、ベンチャーは結果として長期的に安定して収入を得られるビジネスモデルの構築を目標としています。
大手の定義
大手企業とはその業界の中で認知度の高い企業を指します。そのほとんどが大企業です。企業の大きさは資本金と従業員の数で区別されます。
中小企業基本法では、製造業、建設業、運輸業は3億円以下かつ300人以下、卸売業は1億円以下かつ100人以下、サービス業は5,000万円以下かつ100人以下、小売業は5,000万円以下かつ50人以下の企業を中小企業とすると定めています。これより大きい企業が大企業となります。
ベンチャーと大手の違い8つ
もちろん、一口にベンチャーと大手といっても多種多様な企業があり、企業の中にもいろいろな部署があるので特徴は様々です。
ベンチャーにも大手にも、それぞれメリットとデメリットがあります。また、人によってもメリットとデメリットの捉え方は変わってきます。ベンチャーと大手の違いが、働く社員にとってどんな影響があるのかを考えてみましょう。
ベンチャーと大手の違い1:規模感
会社の規模としては、ベンチャーは人数も資本金も少なく、一方大手は人数も資本金も多いといえます。
その結果、人数の多い大手では支社が日本全国にあり、転勤などの可能性が高くなるといえるでしょう。時には海外赴任ということもあり得ます。
また、デメリットは、個人の要望が通りにくい為、希望の職種に就きにくいことです。資本金が多いことのメリットは、福利厚生や社内研修の充実が挙げられます。
ベンチャーと大手の違い2:雰囲気
ベンチャーは比較的若い社員が多く、活気があり、賑やかな傾向があります。また、人数が少ないのでチームワークは良いと考えられます。
大手は人数が多いので、同じ企業の社員であっても、顔も名前もわからないこともあるようです。
仕事は効率よく細分化して行う為、各々の仕事を黙々と行うことが多く、雰囲気は落ち着いている傾向があります。部署内でのチームワークは必要ですが、部署を超えての協力は難しいといえます。
ベンチャーと大手の違い3:価値観
ベンチャーは既成概念にとらわれない傾向があります。新しいビジネスを生み出すには、今までにない価値観が必要です。他者が興味をもたないこと、成功しないだろうと思うことこそに、価値を見出しチャレンジする必要があるからです。
大手は、今までの価値観にこだわり、新しいものを受け入れるのに時間がかかる傾向があるようです。
ベンチャーと大手の違い4:仕事の裁量
裁量とは、自分の考えで判断し処理することです。ベンチャーでは自分に任せられる仕事の裁量は大きいといえます。その分大きな責任もつきまといますが、結果を出せれば昇進もしやすいようです。
大手では個人の裁量は少なく、常に上司の判断が必要な状況が多いといえます。人数が多いということは、社内にもライバルがたくさんいる為、昇進も思うようにいかないことが多いようです。
ベンチャーと大手の違い5:自主性
自主性を求められるのはベンチャーです。ベンチャーは新しいビジネスモデルを構築します。その為に、一人ひとりが試行錯誤し、手探りの中仕事を進める必要があります。最先端の情報を自ら取りに行く姿勢がなければ、仕事にならないでしょう。
大手では、過去の実績や実例から判断して進めることも多い為、決められたプロセスをこなしていくことを重要視する傾向があります。
ベンチャーと大手の違い6:仕事量
仕事量は企業によって様々です。ですが、ベンチャーでは、人数が少ないために一人の仕事の分野が多岐にわたり、責任が大きく、結果として労働時間が長くなる傾向があります。
大手では、昨今の働き方改革の影響もあり、残業時間などの労働時間に対する目は厳しくなっているといえます。
ベンチャーと大手の違い7:顧客
ベンチャーの顧客は、そのビジネス内容によって多岐にわたります。社会的な信用が低い為、それを跳ね返す革新的なビジネスと、理解を示してくれる顧客を探す必要があります。
大手では、社会的な信用が厚いので顧客も大企業であることが多いようです。その為、仕事も大きなものが多いといえます。もちろんその仕事を自分が担当できるかはまた別の話ですが、チャンスはあると考えられます。
ベンチャーと大手の違い8:意思決定
ベンチャーは社員と社長の距離感が近い為、意思決定が早いといえます。社員が自分の意見を伝え、それに対して社長が判断を下す環境が整っているので、ベンチャーでは思い切った決断がしやすいようです。
大手では、社員の熱い思いを社長に直接伝える機会自体がなく、社長の判断に至るまでに時間がかかるようです。
ベンチャーと大手に向いている人の違い2つ
人には向き不向きがあります。ベンチャーと大手の違いがわかった所で、入社後に後悔しないためにも、自分の性格を診断し、自分にはどっちが向いているのかを考えてみましょう。
自分が仕事に求めているものは何か、何を重要視しているかがポイントになってきます。
安定さ
安定を重要視するなら大手です。大手は過去の実績、積み上げられた経験があり、経営基盤がしっかりしています。そのため、給料も安定しています。また、給与規定が明確な企業も多いようです。
挑戦したいと思う人はベンチャーに向いているといえます。ベンチャーは新しいものを作り上げていく覚悟が必要です。結果がどうなるかわからないという点では、不安定と言わざるを得ないでしょう。
意思決定の速さ
ビジネスにおいて、意思決定の速さは重要です。なぜなら、競争の世界では判断の遅れが命取りになり、ライバル会社に先を越される可能性があるからです。
人に教えられるよりは自分で考えて行動したい人、意思決定の速さを重要視している人はベンチャーがおすすめです。大手では、意思決定は遅くなる傾向にあるようです。
ベンチャーと大手の違いを知ろう
ベンチャーや大手だからといって、必ずしもこの特徴に当てはまるとは限りません。就職先がどんな企業であるかは、自分でしっかり確かめましょう。
今では誰もが認める大手企業の楽天も、創業当時はベンチャーでした。大事なことは、会社の現在ではなくて、未来を見定めることです。ベンチャーと大手の違いを知って、自分が将来どんな仕事に就きたいのかを見定め、希望を持って就活に臨みましょう。

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