就活でのコミュ力とは?構成している3つの柱と6つの基本要素などを紹介!
初回公開日:2020年12月04日
更新日:2020年10月27日
記載されている内容は2020年12月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

就活でのコミュ力の3つの柱とは?
就活ではコミュ力が見られている、という話は誰しも聞いたことがあるかもしれません。しかし、その「コミュニケーション力」が具体的に何を指しているのかについて考えたことはあるでしょうか。
実際、コミュ力は3つの柱に分けて考えることができます。ここではコミュニケーション力の3本柱についてそれぞれ説明していきますので、自分の認識が間違っていないかについて再確認してみましょう。
コミュ力の柱1:メッセージを受け取る
最初の柱は、メッセージを受け取るということです。コミュニケーションは双方向で成立するものなので、一方的に話すだけでは成り立ちません。
また、メッセージを受け取る、つまり聞くことにおいてもただ聞くだけでは不十分です。相手が何を話しているのかをくみ取ることができなければ2本目の柱につながらないので注意しましょう。就活においても、面接官が何を意図して質問しているのかを考え聴くようにしてください。
コミュ力の柱2:メッセージを理解する
2番目の柱は、メッセージを理解することです。いくら注意深く聞いても、その内容や意図が理解できなければ正しい返答にはつながらないでしょう。
自分自身が本当に理解できたかを確かめるためには「言語化」がおすすめです。
頭の中にあることをアウトプットできれば理解できているということになりますし、うまく言葉にできなければ「理解したつもり」で終わっているかもしれません。言語化ができて初めて、人に伝えられるのです。
コミュ力の柱3:メッセージを伝える
3番目の柱は、メッセージを伝えることです。自分の中で理解したことを言語化できたらあとは実際に相手に伝えるステップになります。話してみると意外に上手くいかない、ということもあるため、話すステップはよく練習するようにしましょう。
とくに面接は緊張することが多い場です。そのような環境でも100%伝えきるためには、話す内容をアウトプットする練習のほか、声のトーンや身振り手振り、アイコンタクトの想定も大切です。
就活でのコミュ力を構成する6つの要素とは?
就活でのコミュ力、つまり社会人になってから求められるコミュニケーション能力を分解すると6つの構成要素に分かれます。「コミュ力」と表現すると漠然としてしまうことも、下記を見れば何を指すのか一目瞭然です。
ここではコミュニケーション力の6要素をそれぞれご紹介しますので、ぜひ自分がいまできていること、できていないことを確認してみてください。どこを改善すれば良いかわかれば、能力向上に近づけます。
コミュ力の基本要素1:相手の意図や伝えたい事を理解する能力
基本要素の1つ目は、相手の考えや伝えたい意図を正しく理解する能力です。先に挙げたようにコミュニケーション力の柱には「メッセージを受け取る能力」も含まれており、相手の真の意図を理解する力が求められます。
たとえば、口では大丈夫と言っているが本当は助けを求めているのではないかということを、表情や口調から読み取ることも大切です。言葉の内容そのものだけでなく、声のトーンや視線、しぐさなどもサインになります。
コミュ力の基本要素2:自分の考えなどを上手く表現する能力
2つ目の要素は、自分の考えなどが相手に伝わるよう表現できる能力です。日本人はどうしても「察してほしい」と考えがちですが、意思疎通を相手任せにせず、自分の考えは自らが伝えることが大切です。
聞くときと同様、話すときも単に言葉の内容のみを重視するのではなく、相手に伝わりやすい表情や抑揚、態度を意識すると伝わりやすくなるでしょう。また、就活でも話の構成にも気を配ることで、誤解なく相手に伝えやすくなります。
コミュ力の基本要素3:自分の感情や行動をうまくコントロールできる能力
実は、自分の感情や行動を自己制御できる能力も、コミュニケーション力の構成要素の一つになっています。コミュニケーションは他者との間で成り立っていることから、そこに対し自己の感情だけをぶつけていては上手くいかないのです。
ストレスを感じた時も他の人に当たるのではなく、自分で解消できる方法を持つなど、他者と良好な関係を保つためにできることにも取り組んでいきましょう。
コミュ力の基本要素4:相手の立場や意見を尊重する能力
相手の立てるべきところをわきまえ、尊重する能力もコミュニケーション力と言えます。無理に褒めちぎりなさいということではなく、相手が持つ意見や立場を理解したうえでの発言や行動が求められるということです。
就活においても、企業担当者相手にその企業のことを上から目線でぺらぺらと喋ったり、無意識でも偉そうな発言をしてしまったりする人は要注意です。自分の口癖が失礼に当たらないか、事前に確認できると良いでしょう。
コミュ力の基本要素5:相手を上手く説得する能力
もちろん、自分の意見を相手に受け入れてもらうための説得する力も必要です。そのためには、単に自分の言いたいことを主張するだけでなく、相手にとって受け入れやすい表現や伝え方になるよう工夫することが大切です。
たとえば面接の場でも「私は○○が強みです!」というだけでなく、それが相手企業にとってどのようなメリットになるのかまで具体的に表現することで、より入社後のイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。
コミュ力の基本要素6:人間関係を良好に保つ能力
最後は周囲を気遣い、人心を集める能力についてです。コミュニケーションは周囲との関係性であることから、一つひとつの相手とのやり取りにとどまらず、全体の人間関係を良好に保つための行動も求められます。
企業組織においても他者との関係性で成り立っているため、社歴に関係なくつねに周囲のために何ができるか、どうすればもっと良くなるかを考え行動できる人になってください。
就活でのコミュ力の基本要素を高める3つの方法とは?
ここまでは「コミュニケーション力」が具体的にどういった力を指すのか、その構成要素6つを見てきました。では、その要素は何をすれば強化できるのでしょうか。
就活におけるコミュ力の強化において、ポイントになる点を3つご紹介します。コミュ力だけでなく、さまざまな部分に活かせる方法なのでぜひチェックしてみましょう。
基本要素を高める方法1:自分の考えを書いて整理する
自分の考えを整理して記述することを習慣にすると、アウトプット力が高まり有効です。また相手が何を意図しているかにも気づきやすくなります。
就活においても、面接前には必ず会話の流れや質問を想定し、自分の答えを書き出して練習してみましょう。事前にシミュレーションしておくことで、心の準備もでき、自信を持って答えられるようになります。さらに見て確認ができるので、抜けモレの防止にもつながりおすすめです。
基本要素を高める方法2:話し方の基本構造を理解する
内容について書き出すことだけでなく、会話の構造を工夫することも有効です。PREP法などがあるように、結論ファーストで伝えることで簡潔な会話を目指しましょう。
話し方の構造についても、面接やESを書く前に練習しておくことをおすすめします。相手が分からない専門用語は入っていないか、誰が聞いても理解できる内容か、それであなたが伝えたいことは正しく伝わるかを意識し構成してみましょう。
基本要素を高める方法3:相手の意図や伝えたい事を推測する
相手の意図を正しく理解することもコミュニケーションにおいては重要です。
就活に限らず、日頃の会話で相手の意図や伝えたい事を考えるクセをつけるようにしましょう。そうすることで、重要な面接本番中でも企業担当者が「なぜその質問をするのか」「そこからどういう回答を期待しているのか」に気づける人になります。
推測する力は付け焼き刃では身につきません。日々の生活での会話から意識して取り組むようにしましょう。
就活の中でコミュ力を高めていく方法とは?
実は、コミュニケーション力は就活の中でも高めていけます。「これまでの人生でやってこなかったから」「理系でコミュ障だから」「自己アピールは苦手だから」などと決めつけず、やれることから取り組んでみましょう。
ここでは、就職活動の中でコミュ力を高めていく方法を2つご紹介します。まだやったことがない人はこれからでも大丈夫ですので、自分自身のためにぜひチャレンジしてみてください。
インターン制度の活用
1つ目は、企業が主催するインターンシップに参加することです。これにより、相手の話を正しく理解する力や、自身が伝えたいことを伝わるよう表現し理解してもらう力を鍛えることができます。
インターンシップのなかでもグループで課題に取り組むタイプのものや、社員からフィードバックがもらえるタイプのものがおすすめです。ぜひこれからのシーズンに開催されるインターンシップをチェックしてみましょう。
OB・OG訪問の活用
2つ目はOB・OG訪問の活用です。OB・OG訪問では面接と違い、自己PRやガクチカを客観的に聞いてもらったうえでフィードバックをもらえることが魅力です。
何度か繰り返し見ていただくことで「自分の伝えたいこと、考えなどを上手く表現する能力」をブラッシュアップできます。しかもその企業への熱意も伝えられるのでOB・OG訪問は特におすすめです。
就活でのコミュ力はそれまでのコミュ力とは別物?
学生時代は、比較的対等な立場で自分の意見を通したり、相手の話を聞いたりができたでしょう。しかし、社会に出れば目上の方にも意見を受け入れていただいたり、クライアントに対しても説得したりというコミュニケーション力が求められます。
これまでのコミュ力に固執せず、これから求められる力を見極め、自分に何が足りないのか、どうやって補うのかを明確にして行動していきましょう。具体的に動けば、未来は開けるはずです。

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