【業界研究】銀行の種類9選|銀行業界が求める人物像3つもわかりやすく紹介
初回公開日:2020年12月04日
更新日:2020年10月20日
記載されている内容は2020年12月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

銀行の業界研究をする理由とは
銀行といえば「高給取り」や「エリート」といったイメージがありますが、それだけの志望動機で銀行への就活を考えている人も多いのではないでしょうか。
それでは、入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうかもしれません。やはり、イメージだけで選ぶのではなく、きちんと業界研究をする必要があります。
業界研究では、自分の働きたい志望業界をクローズアップし、業界について見識を深めていきます。そして、その業界研究によって、興味を感じた業界の構造や現状を分析していくことで、皆さんが考えている銀行のイメージとは違った側面をみることができるでしょう。
【業界研究】銀行の種類9選
銀行は就活生に人気のある企業の一つですが、銀行には様々な種類があり、それぞれに違ったサービスがあります。
そこで、今回は業界研究に役立つ「銀行の種類9選」を紹介していきます。それぞれの銀行の違いを理解し、どんな業務を行っているのかを認識しておきましょう。
銀行の種類1:日本銀行
日本銀行は「物価の安定」と「金融システムの安定」という、2つの目的を達成するために様々な業務を行っており、3つの役割があります。
まずは、紙幣の発行です。日本で紙幣を発行できるのは日本銀行だけです。2つ目は政府の委託を受け、国のお金を管理したり、国債の発行や外国為替の決済処理など、政府の銀行としての役割をしています。
そして、3つ目が銀行の銀行としての役割です。日本銀行では、個人や一般企業とは取引を行っていませんが、各金融機関から預かったお金を貸付などに利用しています。
銀行の種類2:ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は、国が管理していた郵便局を民間企業の経営に移行、つまり、民営化にした銀行です。
そして、親会社である日本郵政(株)を中心として、郵便・物流事業、金融窓口事業、国際物流事業、銀行業、生命保険業などを営む日本郵政グループの一員として、銀行業を全国規模で行っています。
広範囲な顧客をカバーする圧倒的なネットワークは、身近に感じる銀行と言えるのではないでしょうか。
銀行の種類3:メガバンク
メガバンクは、巨大な資産や収益規模を持つ銀行および銀行グループのことをいいます。国際金融競争に打ち勝つため、かつては、都市銀行13・大手銀行20行もあった各行の合併やグループ化によりメガバンクが誕生しました。
現在では「みずほフィナンシャルグループ」「三井住友フィナンシャルグループ」「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の3つのメガバンクがあり、日本の金融業界において大きな位置を占めています。
銀行の種類4:地方銀行
地元の就職先として人気のある地方銀行には、全国に第一地方銀行が64行と相互銀行から転換した第二地方銀行が45行あります。
そして、地方銀行とメガバンクとの違いは営業エリアにあります。地方銀行では、本店所在の都道府県を中心に営業を展開し、個人の顧客や地元の大手、中小企業などを主体に取引をしています。
一方、メガバンクは、大手上場企業を中心に全国および世界各国で展開しています。
銀行の種類5:信用金庫・信用組合
銀行や信用金庫・信用組合では、金融サービスはほとんど同じですが、経営理念に違いがあるため、組織のあり方がそれぞれ異なってきます。
銀行は株主の利益を優先し、全国の企業等との取引が可能ですが、信用金庫は利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されており、営業地域にも制限があります。
信用組合も、信用金庫と同じ組織の金融機関ですが、根拠法や組合員資格、業務の範囲が異なってきます。いずれにしても、銀行に比べて規模が小さいのが特徴です。
銀行の種類6:信託銀行
信託銀行では、銀行に認められた「銀行業務」に加えて、「信託業務」と「併営業務」も行っています。この信託業務は、個人や企業から財産の信託を引き受け、目的に沿って管理や運用をする業務のことをいいます。
また、併営業務では遺言の保管や不動産売買の仲介、相続関連、証券代行などの業務を行っていますが、業務の範囲は各信託銀行によって異なります。
銀行の種類7:政策金融機関
政策金融では、公益性が高いものの、リスクの適切な評価が困難な場合や深いリスクテイクをすることが必要な場合など、民間の金融機関のみでは十分に対応できない分野において、融資や投資、保証などの金融的手法によって目的を達成する政策手段です。
政策金融機関には、日本政策金融公庫や国際協力銀行、沖縄振興開発金融公庫、日本政策投資銀行、商工組合中央金庫の5つの機関があり、各機関にそれぞれに独自の目的や役割があります。
銀行の種類8:ネット銀行
ネット銀行は、インターネット上での取引を中心として営業している銀行のことで、対面の店舗が存在しないことが従来の銀行と大きく違う点です。
また、ネット銀行では通帳の発行はなく、キャッシュカードでコンビニや銀行と提携しているATMで入出金などができます。
預金取引などの詳細はパソコンやスマホを使ってWEBで確認することができ、いつでも好きな時間に手軽に利用できることもメリットです。
銀行の種類9:外資系商業銀行
商業銀行は個人および法人向けに預金業務や貸付業務、支払い決算手段の提供などを行う金融機関のことで、市中銀行とも呼ばれています。
一方、外資系は海外の企業や投資家が一定以上の出資をしている日本の企業のことで、経営方針に関して強い影響力を持ち、主導権を握っています。
外資系商業銀行には、シティバンクやエヌ・エイ東京支店、ドイツ銀行東京支店などがあります。
【業界研究】銀行業界が求める人物像3つ
業界研究によって、それぞれの銀行の特徴などが認識できたところで、次は「銀行業界が求める人物像」について紹介していきます。
銀行業界ではどのような人材を求めているのか、就活生の皆さんなら、誰しもが考えるのではないでしょうか。銀行で働きたいと強い願望のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
銀行業界が求める人物像1:メンタル面が強い
銀行業界では、メンタル面の強い人が求められています。銀行では、お客様からの大事な預金を預かるため取扱に十分に注意しなければなりません。また、ちょっとしたミスが、クレームになり、お客様に迷惑をかけてしまうこともあります。
銀行では、自分のミスは自分だけでカバーすることがほとんどできず、他の銀行員や支店全体にも影響してしまいます。
そして、このような状況下になった場合、ストレスが溜まったり、メンタルがやられてしまうことがあるため、日々のプレッシャーに負けない「強いメンタル」が必要とされています。
銀行業界が求める人物像2:学ぶ姿勢がある
銀行業界では学ぶ姿勢も大切です。銀行には預金や融資、為替など様々な業務があるということが業界研究でわかったと思いますが、入行後には、これらの基本的な金融知識等を理解し、覚えていかなければなりません。
また、銀行や職種にもよりますが、資格を取得するために勉強もする必要があります。自分を成長させるためにも、従来とは違ったスキルを身につけようとする学びの姿勢が、銀行では求められています。
銀行業界が求める人物像3:コミュニケーション能力がある
銀行業界ではコミュニケーション能力も必要です。銀行では、窓口や電話対応、外回りの営業などでお客様と接する機会が多くありますが、中には銀行のことを全く知らないお客様もいます。
そのような対応の際にコミュニケーションが不足していると、会話が続かなかったり、理解してもらえなかったりするだけではなく、お客様に悪いイメージを与えてしまい銀行全体の評価も落としてしまうことがあります。
お客様に「話がわかりやすかった」「また、話してみたい」と思ってもらえるようなコミュニケーション能力のある人が求められています。
業界研究をして銀行業界の就活に挑もう
就活生の皆さんは、今回の業界研究によって、銀行業界の種類や特徴など、大まかにでも把握できたのではないでしょうか。しかし、銀行は見た目と違って、なかなかハードな業界です。
それに、上下関係にも厳しく、まだまだ古い体質が残っているところもあります。ですが、銀行はやりがいを感じる業界でもあります。
次は、銀行業界の現状や動向、将来性など、もっと掘り下げて業界研究することをおすすめします。

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