就活での敬語の使い分け3つとは?就活後にも役に立つ敬語や言葉遣い2つ
初回公開日:2020年11月04日
更新日:2020年10月09日
記載されている内容は2020年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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就活での敬語の基本3つ
就活では、というよりも一般的に日本語の敬語は3種類に分類できます。敬語は基本的に、相手に敬意を表す言葉のことです。その言葉が相手の行動を表す言葉なのか、自分の行動を表す言葉なのかで、使い方も変わってきます。
面接はもちろん、企業説明会や面接の日時の打ち合わせなど、どの場面でも敬語は必要です。自分の話す内容を考え、誰に敬意を表すべきなのかを理解し、ふさわしい敬語を使えるようにしましょう。
就活での敬語の基本1:尊敬語
尊敬語は相手の動作や状態を、敬う言葉を使って、敬意を表します。
例えば「言う」という言葉の尊敬語は「おっしゃる」です。「〇〇様が私におっしゃいました」のように「言う」という動作が、相手の行動を表しているときは尊敬語を使います。
「会う」の尊敬語が「お会いになる」「会われる」になるように「お〇〇になる」「〇〇れる」と表す尊敬語もあります。
就活では応募先企業の方が行った動作には尊敬語を使いましょう。
就活での敬語の基本2:謙譲語
謙譲語は自分の動作や状態を、へりくだった言葉を使って相手に敬意を表します。
「言う」の謙譲語は「申し上げる」です。「私が〇〇様に申し上げました。」のように「言う」という動作が自分の行動を表しているときは、謙譲語を使います。
「会う」の謙譲語が「お会いする」のように「お〇〇する」と表す謙譲語もあります。尊敬語との違いに注意しましょう。
就活での敬語の基本3:丁寧語
丁寧語は話し相手に対して丁寧に述べる言葉です。
「言う」の丁寧語は「言います」になります。「言う」という動作の相手ではなく、話し相手に敬意を表した丁寧な言い方です。
「です」や「ます」などを語尾につける丁寧語は、日常的によく使われる敬語です。「お名前」のように名詞の前に「お」をつける丁寧語もあります。
就活でも、話し相手である応募先企業の方に敬意を表すため、丁寧語を使いましょう。
就活においてよく使う敬語6つ
敬語が苦手だと感じている人は、就活でよく使う言葉だけでもチェックしておきましょう。
使い慣れていないと、面接などの会話の中で自然に敬語を使うことは難しいです。普段から敬語を使うように心がけたり、面接のシミュレーションの中で正しく敬語が使えているか、信頼できる人に確かめてもらいましょう。
就活においてよく使う敬語1:「わたくし」
自分を表す言葉は「わたくし」を使いましょう。「わたし」でも問題はありませんが、「わたくし」の方が、より丁寧な印象を与えられるのでおすすめです。「俺」はもちろんのこと、「自分」「僕」も就活では不適当です。
就活においてよく使う敬語2:「御社」
面接で応募先の会社を表す時は「御社」を使いましょう。「そちらの会社」などと表さないようにしましょう。
注意すべきは「御社」は話し言葉なので、書き言葉の場合は「貴社」を使います。面接や電話では「御社」、履歴書やメールでは「貴社」と表しますので正しく使い分けましょう。
就活においてよく使う敬語3:「申し訳ございません」
面接の日程が合わなかったり、資料を記憶していなかったり、謝罪する場面もあります。就活では「申し訳ございません」を使いましょう。うっかり、日常会話でよく使う「すいません」「ごめんなさい」の言葉を使ってしまうことも多いようです。
就活においてよく使う敬語4:「かしこまりました」
面接の日程や今後のスケジュールなどに同意する場面もあります。就活では「かしこまりました」を使いましょう。会話の中で「いいですか?」と聞かれると「はい、わかりました」と応じてしまうことが多いようです。
「承知しました」を使ってもかまいません。「了解しました」は丁寧なように感じますが、「了解」という言葉自体、目上の人が目下の人に使う言葉なので、就活では不適当です。
就活においてよく使う敬語5:「拝見する」
企業資料やインターネットから企業理念や事業内容を見ることがあります。就活では自分が見ることを伝えるときは「拝見する」を使いましょう。「見ましたか?」と問われたとき「見ました」と応じてしまうことが多いようです。
「拝見する」は「見る」の謙譲語です。相手が見ることを表すのなら「ご覧になる」という尊敬語を使いましょう。
就活においてよく使う敬語6:「存じ上げる」
相手から、認識しているか質問される場面もあります。就活では「存じ上げる」を使いましょう。「知っていますか?」と聞かれると「知っています」と応じてしまうことが多いようです。
「存じ上げる」は「知る」の謙譲語です。相手が知っていることを表すのであれば「ご存知」という尊敬語を使いましょう。
就活後にも役立つ言葉遣い
就活で使う敬語についてお話ししてきましたが、敬語は社会人になると使う機会が多くなります。
使い方を間違えると、取引先で相手を不快にさせたり、自分の会社に恥をかかせることにもなりかねません。就活中にしっかり勉強しておきましょう。
取引先と会話するときは、自社の社長による行いであっても謙譲語を使うなど、敬語の使い方もより複雑になってきます。ビジネス特有の敬語にも慣れておくと良いでしょう。
ビジネス用語
ビジネスでよく使われる敬語もあるので覚えておきましょう。
「いつもお世話になっております」はよく使われる挨拶です。「お世話様です」は感謝やねぎらいを表す丁寧語ですが、目上の人や取引先には使いません。
「弊社」は、自分の会社のことを表し、相手の会社は「御社・貴社」と表します。
「お疲れ様です」は社内の上司や同僚に使うねぎらいの言葉です。「ご苦労さま」は上司が部下に対して使う言葉なので注意しましょう。
クッション言葉
クッション言葉とは、要件に入る前に添える言葉です。クッション言葉を添えることで、丁寧でやわらかい物言いになります。
お願い事を依頼したり、相手の申し出を断るときなど、いきなり要件から話すと相手にきつい印象を与えてしまうことがあります。「恐縮ですが」「申し訳ございませんが」というクッション言葉を添えることで、へりくだった態度を表せます。
相手に言いにくいことを言う時には、必要な言葉です。
間違った敬語とは?
敬語を使わないと失礼に当たりますが、むやみに敬語を使えばいいという訳ではありません。
「お聞きになられる」という言葉は一見丁寧にみえますが、「お聞きになる」と「聞かれる」を合わせた二重敬語です。二重敬語は一つの言葉の中で重ねて同じ種類の敬語を使う間違った使用法です。
「〇〇させていただく」も注意が必要です。相手の許可を受け、自分が恩恵を受ける時のみ正しい謙譲語です。「〇〇いたします」を使いましょう。
敬語の使い方をマスターして就活に役立てよう
採用担当者は、応募者の性格や考え方、会社にあう人材か、将来性があるかなど様々な視点から見ています。ですが、ある程度の社会的な常識が備わっていることが前提です。敬語を全く知らないのでは、常識を疑われかねません。
正しい知識があり、相手を敬う気持ちがあれば、自然に敬語が出てくるものです。不慣れな敬語に戸惑い、自分の言いたいことが伝わらないことがないよう、しっかり敬語の使い方をマスターしましょう。

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