長文も出題されるSPI英語の対策ポイント6つ|アプリや対策本の活用方法とは?
初回公開日:2020年11月04日
更新日:2020年10月07日
記載されている内容は2020年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

SPIの英語対策は必要?
SPIは企業が採用選考を実施する際に応募者に対して行う適性検査です。基本的には言語分野(国語)と非言語分野(算数・数学)で構成される能力検査と性格検査を行います。
他方、仕事で英語を使う企業では、能力検査と性格検査に加えて、英語能力検査(SPI英語)も実施する場合も多いです。
仕事で必要となるから課されるものであり、単語や文法の知識はもちろん、文章の正しい読解力も問われます。英語が必要な業界を目指す場合は対策しておかなければなりません。
SPIの英語問題の難易度は?
SPI英語のレベルは中学校の学習範囲から大学受験までで、語彙・文法・読解の問題が出されます。また、SPI英語はTOEICの問題とも似ています。7種類の出題形式で受験者の英語理解力を図っており、言葉の意味や内容の正しい理解とともに読解スピードも求められます。
TOEICで800点ほど取れていたり、大学入試の英語で9割取れていたりする場合は特に対策は不要と言われていますが、そうではないという人は事前に対策しておく必要があります。
SPIの英語問題は必ず出題されるのか?
SPI英語は、航空会社や外資系金融企業、総合商社など仕事で英語を使う業界・企業で実施される可能性が高いです。
具体的には、三菱商事、住友商事、双日、丸紅、豊田通商、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ゴールドマン・サックス、三井不動産、TBSがこれまでに実施したことがあります。
SPI英語の基本情報4つ
SPI英語はどこで、どうやって、どのような形式で受験するのでしょうか。受験する際に知っておきたいSPI英語の基本情報をご紹介します。対策する前に基本的な情報を押さえておきましょう。
SPI英語の基本情報1:受験方法
SPI英語は一般的なSPIと同様、原則パソコンを使ったWEB試験です。場所は、企業が用意した会場やテストセンターなどですが、場合によっては自宅や学校などで受けるように指示される場合もあります。
企業によってはペーパーテストで受験する場合もあります。実施する企業のやり方によって受験方法は異なると考えましょう。
SPI英語の基本情報2:問題数と制限時間
テストセンターで受ける場合、SPI英語の制限時間は20分、問題数は回答者の正答率によって変わりますが、およそ30問ほどです。
ペーパーテストの場合は、30分で40問です。長文読解はある程度の時間があればそれほど難しい問題ではないため、長文読解にいかに時間を残すかが鍵となります。
単語や文法問題など時間をかけずに解ける問題にはできるだけ時間をかけず、余裕を持って長文読解に取り組めるように練習しておくと良いでしょう。
SPI英語の基本情報3:問題形式
問題の形式は、同意語、反意語、空欄補充、英英辞書、語文訂正、和文英訳、長文読解の7つに分かれます。
同意語、反意語は選択肢の中から同意語、または反意語を選ばせる問題、空欄補充は空欄に当てはまる単語や語句を選ばせる問題、英英辞書は英語の説明に一番合っているものを選択肢の中から選ばせる問題です。
語文訂正は文章の誤りを訂正させる問題、和文英訳は日本文に一番合っているものを選択肢の中から選ばせる問題です。そして、長文読解は文章の内容把握や空欄補充などが出題されます。
SPI英語の基本情報4:合格基準
SPI英語は履歴書やSPIの性格検査、能力検査と合わせて総合的に評価されるため、明確な合格基準は無く、企業によって異なります。
企業が欲しいと思う基礎的な能力の有無を見るために実施することが多いので、6〜7割取れるようにすればSPIで落とされる確率はそれほど高くないと言えます。
なお、英語をより重視している業界や企業であれば8割以上など高い成績を求める場合もあります。いずれにせよより高得点を目標に対策するに越したことはありません。
長文も出題されるSPI英語の対策ポイント6つ
7つの形式で出題されるため、それぞれの出題形式に合わせて対策すると良いでしょう。SPI英語対策のポイントを6つに絞ってご紹介します。
単語問題はスピーディに、ある程度時間が必要な長文読解は効率良く解けるように対策していきましょう。
SPI英語対策のポイント1:単語力をつける
何よりも、すべての問題の基礎となる単語力を充実させましょう。出題レベルは大学受験までのため、レベルの高い難しい単語ではなく基本的な単語をしっかりと覚えることが大切です。
単語帳を使って繰り返し覚えたり、頻出単語を調べて重点的に覚えるたりすることも有効な方法です。単語を覚えておかないと高得点を目指すのは難しいので、単語力は可能な限り上げておくようにしましょう。
SPI英語対策のポイント2:同意語対策をする
同意語は何よりも単語を知っていることが重要です。単語をどれだけ知っているかが正答率に直結します。
また、この問題は時間をかけて考えても正答率が上がるものではないため、わからない問題が出た場合も消去法でスピーディに答えを選び、次の問題にいけるように練習しておくことも対策になります。
SPI英語対策のポイント3:反対語対策をする
反意語も単語を覚えていないと解けませんので、頻出単語を中心に単語力を充実させましょう。反意語も同意語と同様に時間をかけて考えれば解けるというものではありませんので、わからない問題も時間をかけずに対処していくように心がけて練習問題に取り組みましょう。
同意語と反意語をセットで覚えると効率良く勉強できます。
SPI英語対策のポイント4:スピードを意識する
SPI英語は時間内にできるだけ多くの問題を解く必要があるため、練習の際にも解答スピードを意識しましょう。スピーディで正確な解答ができることがSPI英語攻略のカギです。練習問題でもダラダラ解くのでは無く、制限時間内で何問解けるか測りましょう。
ペーパーテストで受験する場合は、わかる問題から解くようにし、時間をかけたい長文読解に時間を残すと良いです。
SPI英語対策のポイント5:長文を重点的に対策する
解くのに時間を取られてしまう長文読解は重点的に対策すると良いでしょう。特にグローバル展開している企業や外資系の企業を目指す場合は、長文読解ができていればより英語力があると評価されます。
長文読解は英文に慣れることも大切であるため、過去問や練習問題を使ってできるだけ多くの英文を読むようにしましょう。読めば読むほどスピーディに読めるようになるため、数をこなすことは有効な対策と言えます。
SPI英語対策のポイント6:長文問題はまず問題を読む
長文読解は、初めにどんな問いがあるか把握し、その答えを探しながら長文を読んでいくようにしましょう。英文を全部読んだ後に問いを読んで、答えを探すために再度英文を読むと余計な時間がかかってしまいます。
最初はこの方法に慣れず、英文を読み返すことがあるかもしれませんが、繰り返し練習してこの方法に慣れれば読み返す回数も減らすことができます。解答速度も重要なSPI英語ですので、時間のロスは極力避けるようにしましょう。
SPIの英語対策におすすめの方法4つ
対策のポイントを踏まえたうえで、おすすめの対策方法をご紹介します。机に向かってしっかりやる方法やスキマ時間をうまく使った方法、そしてデジタルな方法、アナログな方法とさまざまな形式がありますので、自分に合った方法を選んで対策をしてみてください。
SPI英語対策おすすめの方法1:WEBサイトを活用する
テキストを買わずとも、まずはWebサイトに掲載してある問題を解いてみましょう。SPI英語の練習問題が解けるサイトは複数あり、数をこなすにはおすすめの方法です。
コストもかからないものが多いため、手軽に取り組めます。Webの問題を解いてみて、別の対策やテキストが必要だと感じた時は他の手段を考えると良いでしょう。
SPI英語対策おすすめの方法2:アプリを活用する
忙しい就活生にはスマートフォンアプリでの対策もおすすめです。SPI英語一番の対策は単語力を上げることなので、アプリを使って通学時間やちょっとしたスキマ時間で単語の勉強をすると良いです。
無料で使えるアプリも多数あり、手軽に利用できることも利点です。毎日少しずつでも続ければ単語力は上がっていきます。空いた時間を上手に使って単語対策をしていきましょう。
SPI英語対策おすすめの方法3:対策本を活用する
テキストを使って対策する場合は、あれこれといろんな物を使うよりも、1冊をとことんやりこむようにしましょう。1冊を集中して行うことで、覚えるべきものを集中して覚えることができますし、余計なコストもかかりません。
対策本には、SPI英語に特化したタイプやSPIそのものの対策本、英語を含む就活試験全体の対策本などさまざまな種類があるため、自分に合ったものを選び、活用し尽くしましょう。
SPI英語対策おすすめの方法4:TOEICの勉強をする
先ほどもご紹介した通り、SPI英語はTOEICの問題にも似ているため、TOEICの勉強はSPI英語対策にとても有効です。TOEICで高得点を目指す方が難しいので、難しい問題に慣れることができる点もおすすめのポイントです。
TOEICの勉強は純粋な英語力の向上に繋がると共に、すでにTOEIC対策をしている場合はSPI英語の対策もできていると思って良いでしょう。
SPIの英語対策をしよう!
新卒採用をしている企業全体を見ると、SPI英語を実施している企業はそれほど多くはないものの、日毎にグローバル化していく中で、就活でも英語力が求められる場面も出てくることが予想されます。
英語必須の企業や業界はもちろんのこと、思わぬところでSPI英語に直面しても困らないように日頃から対策をしておくことが重要です。

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