履歴書の正しい学歴の書き方ポイント8個|記入例も交えて徹底解説
初回公開日:2020年06月30日
更新日:2020年06月29日
記載されている内容は2020年06月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

履歴書の学歴欄で伝えられること
正式な書類である履歴書の学歴欄は、経歴を古い順に時系列で記載します。採用担当者は、学歴欄の内容から、あなたがこれまでに学んできたことをくみ取ります。
経歴は、学歴と職歴をまとめた欄が一般的で、職歴の転職回数が多い場合、狭い枠の中に見やすく記入することも大切です。では、学歴欄を正しく記載するため、書き方のポイントを見ていきましょう。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント8個
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント1:「学歴」と1行目に必ず記載
履歴書の経歴を記載する欄は、学歴と職歴が一括りにされている場合が多いです。学歴、職歴の区別を分かりやすくするために、必ず一行目の真ん中に「学歴」と記載し、その次の行から左詰めで「年月」「学校名」を記載するようにしましょう。
また、職歴を書かない場合でもあっても、どちらが記載されているか分かるように必ず「学歴」と一行目に記入するようにしましょう。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント2:西暦か和暦か統一する
履歴書の「年」の記載方法に決まりはなく、西暦で2001年と記載をしても、和暦で平成13年と記載をしてもどちらでもかまいません。しかし、西暦と和暦が混在していると、採用担当があなたの経歴を時系列で確認する際に手間がかかり、印象が悪くなってしまいます。
年月の記載は必要ですが、何月何日と日付の記載は必須ではありません。月日まで必要な場合は、入学日が4月1日、卒業日が3月31日となります。
また、和暦を使う場合、平成元年生まれと記載する際は「1年」や「一年」ではなく「元年」と記入することや、「平成七年」ではなく「平成7年」と算用数字で記入することなどにも気をつけましょう。西暦か和暦のどちらかで統一し、見やすい履歴書になるようにしましょう。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント3:高校入学から記入
履歴書の学歴は、幼稚園から記載をすると丁寧のような気がします。しかし幼稚園から記載をすると欄に収まらないということや、同じ欄に職歴も記載する場合、枠が足りないということになってしまいます。
では、どこから記入すれば良いのでしょうか?
中学校教育までは義務教育のため、記載は必須ではありません。「〇〇高等学校 〇〇科 入学」と、高校入学から記入をするようにしましょう。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント4:略称表記を使わない
履歴書は、略称を使い簡易な方法で記入をすると、採用担当者から楽をしていると捉えられ、評価を下げてしまう場合があります。
「高校」は「高等学校」、「〇〇卒」は「〇〇卒業」、「〇〇入」は「〇〇入学」と省略せずに記載をするようにしましょう。また、「同校 卒業」というように学校名も省略はしないようにしましょう。
学校名が長く枠に収まらない場合は、複数行になってもかまいません。無理に文字をつめることはぜず、2行で記入するようにしましょう。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント5:正式名称通りに記載
履歴書学歴の学校名などは、国立や公立、私立を含めて、正式名称で記載をしましょう。略称で記入すると、採用担当者に誤解を招く恐れがあります。
公立の場合は「〇〇県立〇〇高等学校」、「〇〇市立〇〇高等学校」、「〇〇区立〇〇高等学校」などのように記入します。私立の場合は「私立〇〇高等学校」のように、正式名称で記入しましょう。
また、学校名に旧漢字が使われている場合、「大学」は「大學」、「斉」は「斎」と旧漢字で記入しましょう。学校名の変更や廃校になった際は、「旧名(現 〇〇大学)」のように記載することにも気をつけましょう。法人名は記載をする必要はありません。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント6:「卒業見込み」も忘れずに
学校在学中の履歴書学歴は、まだ卒業していないため、「卒業」ではなく「在学中」または「卒業見込み」や「卒業予定」などと記載をします。
アルバイトの場合は「卒業見込み」と記載する必要はありませんが、企業へ就職する場合は、いつ卒業するのかが分かるように、学校名の右側に「卒業見込み」と記入をしましょう。
「卒業予定」は予定であるが確定ではないと見られるため、単位の取得が見込め卒業ができる状態であれば「卒業見込み」と記入しましょう。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント7:学部・学科・コースも記入
履歴書に学歴を書くときは大学名だけでなく、学部と学科、専攻コースも記入しましょう。中学校、高校、中高一貫校は、普通科の場合記載する必要はありませんが、美術科など普通科以外であれば、何科であったかを記載するようにしましょう。
学部や専攻科を記載することで、あたながどのような分野を学んできたかが採用担当者に伝わりやすくなるからです。
また、通信制や定時制を卒業した場合は、学校名の後に「通信課程」、「定時課程」と記入しましょう。学部、学科名が長く、行が足りないためにはみ出す場合は、学部、学科名を短縮や省くことなどはせず、2行に分けて記載するようにしましょう。
履歴書の正しい学歴の書き方のポイント8:大学院の場合は「修了」
履歴書学歴を記載する際、大学までの修学区分は「卒業」と記載をしますが、大学院の場合は「修了」と記載をします。
「卒業」は、全ての課程を修了すること言い、大学院は、博士課程(博士前期課程)と修士課程(博士後期課程)があり、1つの課程を終えることを示すため「卒業」ではなく「修了」という記載になります。
【ケース別】その他の学歴の書き方5点
学歴欄は、入学や卒業だけでなく、休学や中退、編入した場合など様々なケースによって記入の方法が違います。
例えば、高校中退の場合に卒業と記載をしてしまうと、学歴詐称と判断され、ばれると内定が取り消されてしまう可能性もあります。学歴は正しく記入することが大切です。様々な場合に分けて、正しい書き方を見ていきましょう。
学歴の書き方ケース1:中退したとき
中退をしていることがマイナスな評価に繋がる訳ではありません。隠さずに「〇〇高等学校 〇〇科 入学」の次の行に「〇〇高等学校 〇〇科 途中退学」のように記載をしましょう。
また、面接の際に中退した理由を質問される可能性があります。中退する理由は、経済的理由や介護、療養などのように、怠けたいというようなマイナスな理由だけではありません。
そのような場合は、「途中退学(親の介護のため)」と、途中退学の後に理由を加えると良いでしょう。中退予定の場合は、「途中退学予定」または「在学中」となります。
学歴の書き方ケース2:転校したとき
転校をした場合にも履歴書の学歴欄に記載がないと、学歴詐称と判断されてしまう可能性があります。
他の高校に転校した場合の学歴は、「平成13年 〇〇高等学校 〇〇科 入学」の後に、「平成14年 〇〇高等学校 〇〇科 転入学」と記載をしましょう。
また、高校中退者が再入学した場合や学部、学科を変更した場合は、「転入学」ではなく「編入学」になります。
学歴の書き方ケース3:休学したとき
経済的理由や療養などの休学や休学中に留学をしていた場合など、正当な理由であれば記載すると良いでしょう。
「〇〇高等学校 〇〇科 入学」の下に、「〇〇年〇〇月〜〇〇年〇〇月まで療養のため休学(現在は完治)」と理由を記載しましょう。
また、療養の場合は「現在は完治」と記入することで、企業側も採用にあたり安心できます。
学歴の書き方ケース4:浪人・留年したとき
浪人や留年をした場合、履歴書の学歴に記載をする必要はありません。
歳や何年から何年まで期間が空いていたり、卒業までの期間が4年や5年かかっていたりすれば、浪人や留年していたであろうということは採用担当も察しがつくからです。
浪人や留年をした場合、履歴書にはあえてネガティブな言葉を書く必要はありません。
学歴の書き方ケース5:留学したとき
留学には、大学留学、語学留学、交換留学があります。履歴書に記載する場合、大学留学と交換留学は学歴欄に記載します。留学した期間(年月)、国名、学校名を正式名称で記入しましょう。
語学留学やワーキングホリデーなどの留学、語学学校へ1年以内の短期留学の場合は、学歴ではなく自己アピールとして記載するようにしましょう。
履歴書の学歴は正しく書けているかも重要
履歴書の学歴欄は、あなたのこれまでの経歴を伝えることだけではなく、正しく内容が書かれているかも重要です。
誤字脱字があれば志望意思が低いと認識されてしまったり、年月を間違えると空白の期間は何をしていたのだろうとマイナスなイメージにつながったりします。
入学時期を覚えてない場合は、生まれ年を1989年と入力すると入学や卒業年度を自動に算出してくれる計算機ツールもあるため、活用するようにしましょう。
学歴欄を正しく見やすい内容で記載することで、第一印象の良い履歴書となるようにしましょう。

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