海外と日本の就活の違い9個とは?海外への就活が不利な理由を知ろう

初回公開日:2020年10月01日

更新日:2020年09月28日

記載されている内容は2020年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

新卒で海外就職を考えている就活生が増えています。そもそも海外での就活ってどうやればいいんだろうと思っている人が多いのではないでしょうか。この記事では、海外と日本の就活の違いや働き方を詳しく紹介しています。海外で就活しようと考えている人は是非読んでみてください。

海外と日本の就活の違い9個とは?海外への就活が不利な理由を知ろう

海外の就活では新卒者を一斉に採用しない?

国内だけでなく、海外で働く選択肢を考えている人もいるでしょう。海外での就活や働き方に対する考え方は、日本とは異なっている点が多く注意する必要があります。海外での就職を志すなら、まずはその違いを知っておきましょう。

日本では概ね同じタイミングで就活が始まり4月に一斉に入社しますが、海外では就活や入社のタイミングが人によって違います。

海外では採用時期が決まっていないため自分のペースで就活ができますが、一方で自ら積極的に活動していかないと就職ができない可能性があります。

海外の就活における新卒者の扱いとは?

日本の企業は新卒者の人柄や意欲から成長の可能性をみて採用する傾向があり、就職時には高いスキルや実績は求められません。そして、入社後の手厚い研修を通して人を育てようとします。

一方海外では事情が違い、新卒者の人柄や意欲以上に即戦力としてのスキルや実績を求めるため、手厚い研修制度はありません。つまり、海外では新卒者であっても即戦力が求められ、能力がないと採用されるのは難しいのです。

海外と日本の就活の違い9個

海外の就職事情は日本とはだいぶ違うということがわかったのではないでしょうか。ハードルは高いかもしれませんが、海外で働くことは貴重なキャリアを積めるなどのメリットもたくさんあります。

海外の就活で採用を勝ち取るためにも、まずは海外と日本の就活の違いを理解しておきましょう。ここからは、海外と日本の就活の違いを具体的に紹介していきます。

海外と日本の就活の違い1:自己分析を重視している

海外と日本の就活の違いひとつ目は、自己分析することで自己理解している人物を重要視していることです。海外では、自分の強みをキャリアビジョンに結び付けてしっかりPRする必要があるため、日本以上に自己分析が求められます。

自己分析ができていないと質問に対する回答に説得力がなく、採用担当者にあなたの魅力が伝わらないでしょう。

海外と日本の就活の違い2:通年採用を行っている

ふたつ目の違いは、海外では通年採用を行っていることです。日本では大学を卒業して4月から一斉に働く新卒採用が一般的ですが、海外では1年中応募可能な通年採用が中心になっています。

新卒一括採用は日本独自の就活スタイルであるため、海外では新卒という概念すらありません。

海外と日本の就活の違い3:履歴書の項目は決められていない

日本の就活でお馴染みの履歴書の書き方にも違いがあります。海外の企業から求められる履歴書は項目が決められていないので、絶対にこう書かなければいけないという決まりがありません。

海外の企業が求める履歴書には、日本のように個人情報や志望動機を書く必要はなく、募集している仕事に適職であるかどうかの職歴や学力・能力を示す必要があるでしょう。

海外と日本の就活の違い4:大学卒業後に就活する場合もある

日本では大学卒業前に就活をするのが普通ですが、海外、とくにアメリカやスペイン、中国やベトナムなどでは大学卒業後に就活を行います。

大学を卒業後にインターンシップとして企業でしばらく働き、即戦力となるべくキャリアを積んでいきます。その後、企業の社員として採用されるというパターンも多いようです。

海外と日本の就活の違い5:行動力を求める

海外と日本の就活の違いとして、行動力を求められることが挙げられます。即戦力を求める海外ではインターンでの行動力が最終選考になっているケースが珍しくありません。

受動的ではなく自ら技術や経験から実績を出し、さらに高いスキルを取得しようとする積極的な行動力が重視されます。

海外と日本の就活の違い6:即戦力を求める

日本では就活生のポテンシャルを信じて社内研修で能力を伸ばそうとしますが、海外では即戦力を求められます。新人を育てるという習慣がないために、もともとスキルのある人でなければ採用されないのです。

即戦力という意味では、大学のランクだけでなく何を学び、学業でどんな評価を獲得したのかというバックグラウンドも参考にされます。

海外と日本の就活の違い7:人脈が大事になる

日本の就活では人脈を頼ってコネを使うことは良い印象を与えませんが、海外の就活で人脈はとても大事です。海外では就職の際に、あなたを企業に推薦してくれる人が必要になる場合があります。

海外の就活では日本よりもあなたを推薦してくれる人脈を重要視しており、人脈は立派なスキルと認知されているのです。

海外と日本の就活の違い8:インターンは社員と同じ仕事を行う

日本の就活でのインターンといえば仕事見学にとどまるケースがありますが、海外のインターンは社員と同じ仕事をすることが求められます。企業のインターンに参加して、実績を作ることで採用されるケースもあるでしょう。

インターンを経験して自分のやりたいことや能力のミスマッチを防ぐだけでなく、企業はあなたに社員と同じ仕事をしてもらい即戦力になるのかどうかを見ています。

海外と日本の就活の違い9:上下関係が形式的ではない

最後に挙げられる海外と日本の就活の違いは、上下関係が形式的ではないことです。インターンであっても年齢や経験が違う社員との上下関係はなく、英語自体に敬語が少ないことも特徴と言えます。

スペインでは上司であっても自己主張や言い訳などを堂々と行う場合もあり、まさに年功序列ではなく成果主義の側面と言えるでしょう。

海外と日本の働き方の違い3つ

ここまで、海外と日本の就活の違いを詳しくみてきました。具体的な就活のやり方や考え方が少しイメージできたのではないでしょうか。

もしあなたが海外で就活して現地で就職するのであれば、その国での働き方を把握することはとても大切です。働く国によって文化が違えば、日本ではあたり前だった人間関係やマナーも海外では非常識にあたることもあります。

ここからは、海外と日本の働き方の違いをみていきましょう。

海外と日本の働き方の違い1:長期休暇がある

海外と日本の働き方の違いとして、長期休暇が挙げられます。日本での有給休暇は日数が限られ取得率も低いですが、ヨーロッパでは年間30日前後が保証されている国もあり1~2週間単位で長期休暇を取るのが一般的です。

ドイツなどでは仕事が残っていても、長期休暇を取らなければいけない場合もあるほどです。

海外と日本の働き方の違い2:有給休暇がない国がある

一方で、有給休暇がない国もあります。アメリカは先進国の中でも珍しく、国が法律で有給休暇を制定していません。つまり、休暇を取ればその分給与がないので、収入を多く得たい人は休みを取らない傾向があるようです。

そのため、アメリカでの働き方は一般的なイメージと違い、長期休暇でバケーションしている人が多いとは言えないでしょう。

海外と日本の働き方の違い3:サイドビジネスを行える国がある

日本では副業を認める会社が少しずつ増えているようですが、それでもまだまだサイドビジネスは認められていない現状があります。一方で、香港などのアジア圏では一つの会社で一つの業務を行うのではなく、様々な会社で様々な業務を行える傾向があるようです。

そのため、サイドビジネスを目当てにアジア圏の国へ就職を考える人も少なくはないでしょう。

海外への就活が不利な理由とは?

海外での働き方を踏まえた上で、あなたが就活を始める前にもうひとつ知っておくべきことは、日本人が海外で就活するのは不利だと言われていることです。

海外で就職するには就労ビザが必要ですが、この就労ビザは企業があなたのために大金を使って取得することになるため、その分採用のハードルが上がってしまう傾向があります。

そのため海外の企業は、あなたの語学力を含めて即戦力と認めなければ採用を決定しないと心得ておきましょう。

海外の就活事情を把握して採用を勝ち取ろう

海外での就職はハードルが高いと感じますが、実力が認められれば日本では経験できないキャリアを積める・年齢に関係なく高いポジションに就ける・高い年収を狙えるなど魅力があることは確かです。

海外での就活を勝ち取るポイントは「即戦力」です。海外で働くのであれば、日本の就活との違いや働き方の違いを理解した上で、しっかりとした事前準備が重要になります。

自己分析を通してスキルを磨き万全の状態で採用を勝ち取るためにも、まずは就職したい国の就活事情を把握しましょう。

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