面接時に出されたお茶は飲んでもいい?お茶を飲む際の6つマナーを解説
初回公開日:2020年10月01日
更新日:2020年09月25日
記載されている内容は2020年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

面接の際のお茶は飲んでもいい?
面接の際に出されるお茶は、厳密に「飲む」「飲まない」と言った決まりはありません。
しかし、お茶を出すためには湯呑みやグラスが必要です。
さらに、温かいお茶の場合は急須を準備している場合もありますし、コーヒーなどの場合は、カップとソーサー、砂糖やクリームなども必要になるでしょう。そして、下げた後は洗って拭いて片付けるという工程もあります。
かかる手間を考えれば、出されたお茶はいただく方が良いでしょう。
面接時にお茶を飲む際のマナー6つ
一般的には、温かいお茶やコーヒーは冷めないうちに、冷たいお茶はグラスが水滴まみれになる前のタイミングで飲むのがマナーです。
しかし、面接時のマナーは通常時のマナーとは少し違います。
ここからは、面接時にお茶を飲む際のマナーを6つご紹介して行きます。安心して面接に臨めるよう、ぜひ参考にしてください。
面接時にお茶を飲む際のマナー1:お礼を伝える
面接時にお茶を出していただいたら、お礼を伝えるのはマナーです。
ただし、緊張で声が出にくい場合は頭を少し下げだけでも印象は違います。また、面接官が話をしている時なども、遮らない様に会釈だけでも良いでしょう。
お茶に限らず、何かをいただいたときにお礼を言うのは常識です。緊張でお礼を忘れてしまった場合でも、面接官に「常識的がない」と捉えられてしまうこともあるでしょう。
お茶を出していただいた時には、しっかりとお礼を伝えることが大切です。
面接時にお茶を飲む際のマナー2:何回かに分けて飲む
面接中に出されるお茶は、就活生が質問に答える時にスムーズに話せるようにするためのもので、味わうためのものではありません。
緊張や乾燥で喉が渇いていたとしても、一気飲みはやめましょう。美味しいお茶や自分の好きな飲み物であれば、なおさら喉を潤したいところでしょうが、面接中は控えましょう。
明確な回数はありませんが、「いただきます」と言ってから、何回かに分けて飲むようにすると良いでしょう。
面接時にお茶を飲む際のマナー3:音を立てずに飲む
面接の際は、なるべく音を立てずに飲むのがマナーです。
たとえば、茶道では音を立てて飲むのがお作法と言われています。これは、音を立てた方が美味しそうに感じるからです。
しかし、面接の場合は、味わう為にお茶を飲むわけではありません。
さらに複数人で行う面接では、他の人が喋っている時に音を立てることは迷惑になります。偶然立ってしまう音は仕方ありませんが、その場合は「失礼しました」と一言伝えましょう。
面接時にお茶を飲む際のマナー4:左手を添えて飲む
湯呑茶碗で出されたお茶の場合は、左手を添えて飲むのがマナーです。
さらに蓋つきの湯呑の場合は、右手で蓋を取り、水滴がテーブルに垂れないよう裏側を上に向けるのがマナーです。つまみがあるために転がりやすいですが、ゆっくり置けば問題ありません。
なお、左利きの人や右手を怪我している場合などは、無理に左手を添える必要はありません。グラスの場合も手を添える必要はありませんが、指を閉じてグラスを持ちあげましょう。
面接時にお茶を飲む際のマナー5:口紅がついていたら拭く
湯呑やカップ、ストローに口紅がついたら、ティッシュやハンカチで拭きとるのがマナーです。つい指で拭いたくなりますが、ティッシュやハンカチを使いましょう。
ティッシュなどは、すぐに取り出せるようにポケットに入れておきましょう。
ただし、忘れてしまった場合は、焦ってカバンの中をごそごそと探すよりは、諦めて指で拭いましょう。拭った指はハンカチで拭けば大丈夫です。
自分が使用した食器に口紅を残しておくのはNGです。
面接時にお茶を飲む際のマナー6:面接終了時にお礼を言いテーブルの端へ置く
面接終了時に出されたお茶をテーブルの端に置くのは、飲食店と同様に、片付けがしやすいようにするためのマナーです。
飲んだ後の湯呑やグラスをテーブルの端に寄せる事は、名前も知らない人に心を使えるか、気を配れるかの現れです。さらに、物事の流れをきちんと考えられる人だと印象付けられます。
もちろん、そのままの場所に置いても悪い印象にはなりませんが、片付けやすいように端に置ければ、印象は良いものになるでしょう。
お茶を飲み始める5つのタイミング
では、面接の際に出されたお茶はどのタイミングで飲めばいいのでしょうか。
ただでさえ緊張している状態なので、こぼしたりお礼を言えなかったり、あるいは音を立ててしまったりするリスクを考えれば、手を付けない方が良いと考えがちですが、難しく考える必要はありません。
続いて、お茶を飲み始めるタイミングを5つご紹介します。
お茶を飲み始めるタイミング1:すすめられてから飲む
面接官にお茶を勧められてから一口飲むのが、タイミング的にベストです。
ただし、面接官から勧められる前に、どうしても緊張で喉が渇いて話しにくいような場合は、こちらから「いただきます」と断ってから飲んでも問題はありません。
他にも、少し待ってみてもお茶の話が出ない場合で、自分からは言い出しにくいが飲みたい時は、咳をしてみるのもひとつの手段です。
勧められたら、忘れずに「いただきます」と言って飲みましょう。
お茶を飲み始めるタイミング2:あいさつして一度に飲み干さない
面接が始まる際に、面接官に対して「宜しくお願いします」と挨拶をした後、すぐにお茶に手を出すことは避けましょう。お茶を出してくださった事に感謝の意を伝えてから、まず一口だけ飲むようにします。
また、ごくごくと一気に飲み干してしまわない様に気を付けましょう。暑い日や緊張していれば、喉が渇いてごくごくと飲みたくなるでしょうが、「落ち着きがない」「マナーがなっていない」など、悪い印象を与えてしまいかねません。
お茶を飲み始めるタイミング3:会話が一区切りしたところで飲む
会話が一区切りついた時は、お茶を飲む良いタイミングです。
会話中や、相手が話している最中にお茶を飲むのは控えましょう。話に集中していない印象を与えてしまいます。
ただし、喉の調子が悪いなどの理由でどうしてもお茶を飲みたい場合は、「失礼します」と言ってから一口飲みましょう。
お茶を飲み始めるタイミング4:面接官がお茶を飲んだと同時に飲む
面接官が飲むタイミングに合わせて飲むのが一番自然で、タイミングがつかみやすいでしょう。
そのタイミングが質問に答えている時でなければ、面接官と同時にお茶を飲むのは非常に自然です。
なお、面接官が面接中にお茶を勧める場合もありますが、その時は面接官側で「一呼吸置きたい」という意味もありますので、一口お茶を飲みましょう。
お茶を飲み始めるタイミング5:面接の最後にお礼を言う
数ある面接の中では、お茶を勧められることもなく、飲むタイミングがつかめないままに面接が終わってしまう場合もあります。
このような場合は、面接に対してのお礼を面接官に伝え、席を立つ前に一口飲みましょう。
なお、ここで一気に飲み干す必要はありません。一口飲んだら「ごちそうさまでした」とお礼を伝えて退室するのが良いでしょう。
待合室でお茶を出された場合
待合室でお茶を出された場合は、お茶を出してくださった方が退室してからお茶を飲みましょう。
面接室でお茶を出されるよりも緊張感も少なく、飲みやすいのですぐに手を付けてしまいたくなりますが、マナーとしては良くありません。
緊張していると忘れてしまいがちですが、お茶を出してくださった方にしっかりお礼を伝えてください。
姿が見えなくなってからお茶に口を付けるようにして、飲む時は音を立てないように気を配りましょう。
ペットボトルで出された場合
最近では、ペットボトルでお茶を出す会社も増えています。
入れ物がペットボトルであっても、お茶を飲むタイミングは先述の内容と同じです。
なお、飲み切った場合、空のペットボトルは置いてきても問題はありません。
また、飲みかけの場合も基本的には持ち帰りません。会社側の片付けの負担を考えれば持ち帰りたくなるでしょうが、面接官に持ち帰るように勧められた時にだけ持ち帰りましょう。
茶菓子が出てきた場合
採用面接で、稀にお茶と一緒にお茶菓子が出てくる企業があります。
お茶菓子の場合も、勧められたらお礼を言って食べましょう。羊羹やカステラ、練り切りなどはいくつかに分けて一口食べます。また、ビスケットや一口サイズのチョコレートなどの場合は無理に分ける必要はありません。
製菓メーカーや菓子屋の場合は自社商品を出すこともあります。最後に、「ご馳走様でした」「美味くいただきました」とお礼を伝えると良いでしょう。
面接時にお茶を出してもらったら正しいマナーで面接官に好印象を与えよう
面接はどうしても緊張してしまうものですが、会社としては「リラックスして面接に臨んで欲しい」「いつも通り喋ってアピールをして欲しいなど」の目的でお茶を出してくれます。
面接時にお茶を出してもらったらお礼を言う、タイミング良く飲む、勧められてから飲む、飲み干さない、そして最後にはきちんとお礼を伝える、などのマナーを守って面接官に好印象を与えましょう。

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