マインドマップとは?自己分析でマインドマップを使用するメリット9つをご紹介

初回公開日:2020年10月01日

更新日:2020年09月29日

記載されている内容は2020年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

この記事は、就職活動で自己分析をする際にマインドマップを使った方法を勧めています。始めにマインドマップの意味や歴史を説明した後、マインドマップを使うことのメリット9つを詳しく解説し、さらに2つの注意点と、実際に作るときに役立つ作り方3つを紹介しています。

マインドマップとは?自己分析でマインドマップを使用するメリット9つをご紹介

マインドマップとは

マインドマップとは、頭の中で考えていることを図に表して思考を整理し、新しい発想を生み出し、記憶力を高めやすくするものです。

就職活動で自己分析をするときに、頭の中でぼんやり考えているだけでは、人に伝わる文章にするのは困難です。効果的に自己分析をするために、まずはマインドマップとは何かということを知りましょう。

マインドマップの意味

マインドマップを直訳すると「心の地図」という意味です。頭や心で思い描いたまとまりのない考えを、地図を描くように図で表したものがマインドマップです。

中心となるキーワードが中央にあり、そこから放射状に関連するキーワードやイメージが広がり、さらに分岐して広がり繋がっていくことが特徴です。

マインドマップを用いることで、考えの理解が深まり、創造性が高まり、記憶力も向上すると言われています。

マインドマップの歴史

マインドマップは、イギリス人の著述家で教育コンサルタントのトニー・ブザンによって1970年代に考案されました。

その後このアイデアは、教育やビジネス分野を中心に世界中で活用されるようになりました。日本でも彼の多くの著書が翻訳され、様々な場面で用いられています。

当初は、一枚の大きな紙の中央にメインとなるキーワードを書き、そこから放射状に関連するキーワードを書き足していく方法が一般的でしたが、現在ではマインドマップのソフトウェアを使ってパソコンでも簡単に作成できるようになりました。

マインドマップの使い方

マインドマップは様々な場面で使うことが可能です。

例えば、学習の際に情報を整理して記憶力を高めたり、レポートやプレゼンテーションの参考資料に使って聞き手の理解を促したり、就職活動や起業の際に、たくさんのアイデアを生み出し発想力を高めるためにも使われます。

頭の中の思考や情報を可視化することで、マインドマップは自分に対しても他者に対しても効率的に活用できるでしょう。

自己分析でマインドマップを使用するメリット9つ

就職活動では、自己理解を深めるために自己分析が不可欠になってきます。自己分析とは、これまでの自分の経験を振り返り、自分はどういう人間かということを客観的に見つめなおしてみる作業です。

ただぼんやりと自己分析するのではなく、マインドマップで整理しながら進めることがとても効果的でおすすめです。ここでは自己分析でマインドマップを使用する9つのメリットを紹介します。ぜひ参考にしてください。

マインドマップを使用するメリット1:客観性が生まれる

頭の中だけで自己分析しようとしても、なかなか結論が出にくいものです。そこで、マインドマップとして紙に書き出してみると、意外な関連性が見えてきたり、新しい発想が次々と湧き出てきたりします。書いたものを見ることによって客観性が生まれるからです。

自己分析をするときは、学んできたこと、スキル、経験したこと、趣味、好きなこと、嫌いなこと、将来の夢など、まずは思いつくままに何でも書き出してみましょう。自分しか知らない多くの情報が出てくるはずです。それらを客観的に見ることで自己理解が深まっていくでしょう。

マインドマップを使用するメリット2:分析力が高まる

マインドマップを使用すると分析力が高まります。一つのトピックから次々に新しいアイデアが湧いてくるからです。

ただ文章を書きながら自己分析をしていくと、一つのトピックについて一つの結果を結びつけて完結してしまいがちです。

しかし、マインドマップは一つのトピックからいくつも分岐して別のアイデアを書き出し、さらにそこからまた分岐して新たなアイデアを繋げていくので、たくさんのアイデアの中から分析できるのです。

マインドマップを使用するメリット3:自己を細かく見つめなおせる

自己を細かく見つめなおせるということも、マインドマップを使用するメリットです。マインドマップは文章ではなく単語を書いていくので、その単語に関連する単語を次々に連想できます。

例えば、「私は明るく前向きな性格です」という文章だと一文で完結してしまうところを、マインドマップでは「明るい」と「前向き」に分け、それぞれが「明るい」ー「笑顔」ー「お笑い番組」ー「趣味」や、「前向き」ー「打たれ強い」ー「努力家」ー「資格取得」などと繋がっていくので、より詳しいアイデアや情報に気づくことができ、細かく自分を分析できるのです。

マインドマップを使用するメリット4:視覚化できる

マインドマップを使用する大きなメリットに、頭の中の見えないものを視覚化できるということが挙げられます。考えていることは目に見えないので、どこまで考えていたかを忘れてしまったり、同じことを何度も繰り返し考えたりしがちです。

思いついた考えをマインドマップに書いていくと、考えが視覚化されます。書くことにより同じ考えを堂々巡りすることがなくなり、図表を用いることでずっと理解しやすくもなるでしょう。

マインドマップを使用するメリット5:記憶に定着しやすい

マインドマップを使用するメリットに、記憶に定着しやすいということもあります。私たちの脳は、言葉や文字だけが書かれた紙を見てすぐに記憶することはできませんが、図というイメージは、一度見ただけでも記憶に残りやすいのです。

また、私たちの脳は、物事を関連付けて覚えると記憶力が格段に上がると言われています。マインドマップは関連した単語を繋げていく図なので、さらに記憶に定着しやすくなるのです。

マインドマップを使用するメリット6:思考が整理できる

私たちは、頭で考えるだけでなく、書くことである程度思考を整理できます。

さらにマインドマップは、思いついた単語をバラバラに並べるのではなく、それぞれの優先度や相互の関係性を考えて一つの図を作り上げていきます。

この作業を行う過程で思考が整理できるということも、マインドマップを使用するメリットになります。

マインドマップを使用するメリット7:書き足しが可能

文章を書くときは、新しいアイデアを思いついたら、辻褄を合わせるために書き直さなければなりませんが、マインドマップは閃いた発想をどんどん書き足していけることもメリットです。

次々に書き足した新しいアイデアと、過去に書いて忘れかけていたアイデアとを結びつけ、さらに新しいアイデアに発展することもあるでしょう。

マインドマップを使用するメリット8:モチベーションが上がりやすい

上述した通り、マインドマップを書くと、自分を客観視できたり、頭の中の考えを視覚化して整理できたりします。そのため、自分の素直な考えに気づくことができ、モチベーションが上がりやすくなります。

自己分析でマインドマップを作ることは、新しい自分を発見することにもなる楽しい作業です。モチベーションを上げて就職活動を順調に進めましょう。

マインドマップを使用するメリット9:取り組みやすい

マインドマップは紙とペンがあれば作成できるので、手軽で取り組みやすいことが特徴です。
難しく考えることをせず、普段考えていることから突然閃いたことまで、頭の中の思考を全て書き落としていきましょう。

自分のマインドマップに書く言葉に正解・不正解はありません。ブレインストーミングを行うように、思いついたことを出し切るまで書きましょう。

自己分析でマインドマップを使用するときの注意点2つ

自己分析でマインドマップを使用するメリットはたくさんありますが、一方でクリアすべき注意点もあります。

ここでは、慣れるまでに時間がかかる可能性があるということと、感情的になりすぎないようにするという2点を紹介します。

一つ一つ対処法も併せて説明していますので、参考にしてください。

慣れるまでに時間がかかる可能性がある

マインドマップは、絵を描くようにデザインしていくので、文字だけ書くよりも時間がかかるという問題があります。丁寧に描き、設計にこだわりを持てば持つほど時間はかかります。

レポートやプレゼンテーションで使う資料であれば美しく仕上げる必要がありますが、自己分析を行うためのマインドマップは自分だけが見るものなので、そこまでビジュアルにこだわらなくても良いでしょう。

それよりも、テンポ良くより多くのアイデアを書き記していく方が、深く自己分析をしていくことに役立つでしょう。

感情的になりすぎないようにする

マインドマップを作成するときは、感情的になりすぎないよう気をつけなければなりません。マインドマップは頭の中の考えを書き出し、論理的に組み立てていく構造になっているからです。

自己分析で思考を洗い出していくと、それに伴う様々な感情が出てきます。その感情の一つ一つを深掘りしていては、時間やエネルギーを使いすぎてしまい、新しいアイデアを生み出す機会を減らしてしまう可能性があります。

マインドマップはあまり感情的になりすぎず、ロジカルに考えることが大切です。

マインドマップの作り方3つ

マインドマップのメリットや問題点は理解できたとしても、実際に作ってみるとなると、何から書き始めたら良いかわからない方もいるでしょう。

ここでは、3つのステップでマインドマップの作り方を紹介します。この3つのステップを理解すれば、初心者でも簡単にマインドマップを作成することができるでしょう。

マインドマップの作り方1:テーマを決めて中心に書く

まずは白い紙とペンを用意してください。できる限り深く分析していきたいのであれば、たくさん書き込めるように大きめの紙を選びましょう。紙は横長に使います。

そして紙の中心にテーマを書き込みます。就職活動の自己分析でしたら、「自分」とか「自分の未来」「目標」などから始めてみてはいかかでしょうか。もっと具体的に分析していきたいのであれば、「やりたい仕事」や「特技」などからスタートしても良いでしょう。

途中で飽きてしまわないよう、自分が深掘りしていきたいテーマで楽しく書いていけそうなものを選ぶのがコツです。

マインドマップの作り方2:テーマから想起できるキーワードを挙げる

中心にメインのテーマを書いたら、次にサブテーマになるキーワードをメインテーマの周りに配置し、放射状に線で繋げます。さらにサブテーマから細かく分岐させ、連想ゲームのように単語を繋げて図を拡大していきます。

各キーワードを繋げる線のことをブランチと呼びます。イラストを入れると見ていても楽しく、記憶に残りやすいマインドマップになります。

自己分析のマインドマップの場合は、サブテーマに「学んできたこと」「経験したこと」「将来の夢」「趣味」や「特技」などを入れてみてはいかがでしょうか。

キーワードは簡潔にする

サブテーマやキーワードは簡潔にすることが原則です。

ここに文章を入れてしまうと、その後に続く発想が乏しくなってしまいます。一つのキーワードからいくつも枝分かれして単語を書いていくことにより、多くの新しい発想が生まれやすくなるのです。

マインドマップの作り方3:キーワードを深掘りする

サブテーマから枝分かれしたキーワードは、どんどん深掘りしていきましょう。思いついたキーワードは全て書き込んでください。一見あまり重要ではなさそうなワードでも、他のブランチから伸びてきたキーワードと関連性が出てくることもあります。

一つのブランチからのアイデアに限界を感じたら、そちらは一旦中断して別のブランチを伸ばしていくことがコツです。全く違うことを考えていたら、前に行き詰った部分のアイデアが出てくるということは珍しくありません。

自己分析にマインドマップを使おう!

就職活動の際に、自己分析がきちんとできているのとできていないのとでは、結果を大きく左右すると言われています。

自己分析は簡単にできるものではありませんが、マインドマップを使うことで、頭の中を整理して、客観的に観察し分析することが可能です。

本来自己分析は自分の深層心理を知る面白い作業です。自分自身とじっくり向き合う時間を大切に、楽しみながらマインドマップを作ってみてはいかがでしょうか。

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