金融業界の金融機関別の魅力とやりがい9選|金融業界で働くメリット7選
初回公開日:2020年12月04日
更新日:2020年11月10日
記載されている内容は2020年12月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

金融業界とは
金融という言葉は「余裕のある人が資金を欲している人に対して資金を工面すること」、つまり「資金を融通すること」からきています。
とはいえ、資金余剰者が何の見返りもなく資金の融通をするなどという都合のいい話はありません。基本的には利息を支払うことを条件に資金の貸し出しをします。金融業界ではその橋渡しをするのです。そして、金融はそのしくみによって2つに大別できます。
直接金融
直接金融とは、資金を貸す側と貸される側がお互いに条件を提示し合い、資金の貸し借りや投資を行うしくみのことです。銀行などの仲介を必要としない「直接的な」金融なのでこのように呼ばれます。
基本的に直接金融は「市場」によって行われ、証券会社がサポートします。そして直接金融には、貸される側にとって都合のいい条件が設定できる、投資家の理解さえ得られれば資金の調達が可能になるという特徴があるのです。
間接金融
間接金融は直接金融と反対に、金融の当事者同士の間に銀行などの金融機関が仲介に入り、調整を行った上で融資を成立させるしくみです。
そのように表現すると大仰に見えますが、我々がお金を銀行に預け、そこから企業への融資が行われているというのがまさしく間接融資になります。
こちらは融資をする側とされる側が直接相対するわけではなく、金融機関が然るべき判断によって融資を行います。
【金融機関別】金融業界の魅力9個
ここまで、金融業界ではどのようなしくみで融資が行われているのかを解説してきました。では、次にそれに携わる金融機関別に働く上での魅力を見ていきます。
「各会社は何を扱っているのか」「どのような働き方ができるのか」を詳しく見ていくことで入社後のギャップをなくすことができます。それぞれの業界ごとの魅力を知り、就職先を選定する参考にしましょう。
金融業界の魅力1:メインバンク
多くの企業がメインバンクとして利用するメガバンクで働くメリットは、ワークライフバランスが取りやすいことにあります。コンプライアンスがしっかりしているため、公私をきっちりわけて働きたい方にとっては良い環境であると言えます。
また、女性の活躍を推進するような風土が業界全体にあります。産休や育休の取得にも寛容なのでそのような意味でも女性も働きやすい環境です。
金融業界の魅力2:地方銀行
地方銀行に務める魅力として3つ挙げられます。
まず1つ目は、地域貢献できることです。地方銀行の取引先は地元の企業がほとんどなので、そのような方々と信頼関係を築き、貢献できます。
2つ目は、地方でのネームバリューがあることです。その地方の方々に勤め先を認知されているのは働く上で嬉しいポイントです。
そして3つ目は全国転勤がほとんどないことです。これによって持ち家を持ち、家族で暮らす夢が描きやすくなります。
金融業界の魅力3:信託銀行
信託銀行では銀行業務のほかに、信託業務を担当します。信託業務とは、お客様から預かった資産を代わりに運用することです。
そのため、ほかの金融業界の会社より幅広い商材を扱うことになります。加えてひとりのお客様と長期的に関係を築くことができるのです。その分求められる知識量や専門性のレベルは高くなりますが、大きなやりがいを得ることができます。
金融業界の魅力4:証券会社
証券会社で働く魅力は、経済の動きを肌で感じられることにあります。証券という経済の影響を非常に大きく受ける商材を扱うために、業務はとても難しいですが、多くの学びとやりがいを得ることができます。
その分、常に市場の動きを見ていなければならないなど、努力することも多くあります。しかし、その努力が顧客の利益につながった時の喜びはひとしおです。
金融業界の魅力5:生命保険会社
生命保険会社は、「お客様の安心」を得る仕事です。それは形のないものではありますが、非常に意味のあるものと言えます。万が一のことがあった時、お客様のお役に立ち、窮地を救えた際に非常にやりがいを感じることができるでしょう。
また、福利厚生が充実した会社が多いのも大きな魅力として挙げられます。とりわけ営業職では自分の努力次第で収入UPも見込めるのは嬉しいポイントです。
金融業界の魅力6:損害保険会社
損害保険は身近な交通事故や、震災時の損害補填など、幅広く人々の危機を救うことができます。普段何も起こらない分には損害保険を意識する方は少ないでしょうが、いざというときに精神的にも物理的にも損害を負った方を助ける役割があるのです。
そのような縁の下の力持ち的な存在の損害保険を提供する会社に就職し、お客様に貢献できることは損害保険会社で働く上での大きなやりがいと言えます。
金融業界の魅力7:クレジット会社
クレジットカードは時代の変化とともに世間に受け入れられてきました。
クレジットカードは単なる支払いの手段としてのみならず、さまざまな付加価値がつけられています。クレジットカードの契約数を増やすための施策を自分で考え、数字につなげられる可能性があるというのは大きな魅力ではないでしょうか。
また、クレジット会社でも業績に連動したインセンティブが発生することが多いです。
金融業界の魅力8:政府系金融機関
政府系金融機関はその性質上、規模が大きく長期的な融資が可能です。大規模災害が起こった際や金融危機が起こった際の融資は、民間企業では基本的にできません。しかし、政府系金融機関であればそれが可能なのです。
また、政府系金融機関に就職すれば、海外で活躍するチャンスを与えられることも多くあります。国内外問わず、大きな案件に携わりたい方にはぴったりの志望先だと言えるでしょう。
金融業界の魅力9:外資系投資銀行
外資系投資銀行で働くメリットは、経済の最前線で働けることにあります。企業の合併や再編など、規模の大きい案件にも多く携わることが可能です。
世界中の情勢や情報を絶え間なくキャッチアップしながら働かなくてはならないので、高い専門性が身につくのはもちろん、外資の会社なので経済の知識のみならず語学力も培うことができます。
若いうちから精力的に働きたい、自分の価値をいち早く高めたいという方にとって外資系投資銀行はよいでしょう。
金融業界で働くメリット7選
金融業界は、決して楽なことばかりの業界ではありません。しかし、そのぶん大きなやりがいを得られる業界でもあるのです。ここでは金融業界で働くメリットをご紹介します。
金融業界で働くメリット1:対人スキルが上がる
金融業界で働く人材は、どの会社に行っても対人スキルを求められます。知識はもちろんのこと、直接クライアントと接する機会が多いため、自ずとコミュニケーションをとる機会は訪れます。
たとえ事務職であっても窓口や電話対応など、コミュニケーションをとる機会は嫌が応にもあるのです。そのため、金融業界で働くことで対人スキルが向上します。
金融業界で働くメリット2:業界の知名度
業界の知名度の高さも、金融業界で働くメリットの1つです。金融業界の会社は街中で見かける会社であったり、耳にしたことのある社名がほとんどです。銀行などは実際に利用することも多いため、知名度は働く上でのモチベーションになります。
名の知れた会社で働けば、無名な会社で働くよりも胸を張って働けるというのはもちろんですが、その知名度は社会的な信頼度の高さにもつながります。
金融業界で働くメリット3:信頼関係を築ける
金融業界は、人生や生活において非常に重要な「お金」を扱う業界です。そのため、お客様と信頼関係を築けなければ成果を出すことはできません。
金融業界で働き、お客様と信頼関係を築き投資していただいた成功体験を積み重ねる中で、人間力を向上させられるのは金融業界ならではのメリットであると言えます。
金融業界で働くメリット4:福利厚生の充実
金融業界は福利厚生が充実した会社も多くあります。法令遵守の意識がとても高いため、土日祝日が基本的に休みなのはもちろんのこと、休暇も取得しやすい環境にあります。
定時で仕事が終わる会社も多く、産休育休も取りやすいのも魅力です。マイホームを購入したい、家族の時間も大切にしたいなど、私生活も充実させつつ働きたいという方にはおすすめの業界だと言えます。
金融業界で働くメリット5:専門知識が身につく
お金に関する知識は、金融業界で働くのみならず私生活でも役に立つことが多く、金融業界でそのような専門知識を駆使して働いていたという経験は、転職を考える際にも有利に働きます。
終身雇用の世が終わると言われている中で、転職を視野に入れた選択をすることは非常に重要なので、そのような点でも専門知識が身につけられるというのは金融業界の魅力と言えます。
金融業界で働くメリット6:平均年収が高い
金融業界の年収は500~800万円が相場で、他業界と比して高いこの給与水準は、金融業界が人気を集める大きな理由です。また、有名企業であれば年収1000万円にまで届くことがあり、働く上での大きなモチベーションになることでしょう。
とはいえ、金融業界は変化の早い業界で、業務に関しては大きく変動があります。しかし、収入自体は安定していると言えます。
金融業界で働くメリット7:社会貢献度が高い
お金は人の生活と切り離せないものです。そのため、お金に密接に関わる金融業界で働くことで、社会貢献ができます。金融業界は中小企業や個人事業主の融資を行うことが多く、そのような企業を支援することで地域復興の一助となれることも大きな魅力でしょう。
このように金融業界は、自分の生活のみならず、あらゆる立場の人々を豊かにできる業界だと言えます。
金融業界を理解し納得できる就活をしよう
ここまで、金融業界で働く上での魅力をご紹介してきました。
金融業界と一口に言ってもさまざまな会社があり、それぞれに違った魅力があります。もちろん働く中で求められることも多くあるので、そのような苦労などとも天秤にかけて志望する会社を選ぶのがベストです。
さまざまな会社の魅力や性質をしっかり理解し、業界研究を進め、納得できる就職活動をしましょう。

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