転職時の主な筆記試験9選!事前に対策できるものはしっかり準備して挑もう
初回公開日:2021年08月25日
更新日:2021年08月25日
記載されている内容は2021年08月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

転職の場合も筆記試験はある?
転職の場合にも、選考過程で筆記試験を実施している企業があります。応募者の性格、知識や能力を知るために、適性検査や論作文など、様々な種類のテストが行われます。
企業によって筆記試験の重要度は様々ですが、実施する以上全く参考にしないということはないでしょう。では筆記試験にはどのような種類があり、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
この記事では、転職時に行われる筆記試験の種類や注意点などをご紹介します。
転職の筆記試験の概要4つ
転職の筆記試験は、面接では測りにくい応募者の基礎能力を測ることが目的で行われます。筆記試験は、企業によって筆記試験の場所や試験時間、合格基準などが決められています。また、企業によって試験結果を参考にするポイントも様々です。
ここからは、転職の筆記試験の概要を4つご紹介します。
1:筆記試験の場所
筆記試験が行われる場所は2パターンあり、企業が指定した会場で受験するパターンと、自宅のPCでWebテストを受けるパターンがあります。
企業が指定した会場はテストセンターと呼ばれ、センター内に設置されているPCを使用し、筆記試験を行います。自宅のPCから受験する場合は、企業からテスト用のURLとログインパスワードを教えてもらい、エントリーして筆記試験を行います。
2:試験時間
筆記試験の大半は40分~1時間程度で行われます。問題数が多い試験もあるため、制限時間内に全ての問題に答えるには、時間配分に十分な配慮が必要です。
また、小論文などの論理的思考力を問う筆記試験も、40分~1時間程度で行われることが多いので、事前にしっかりと対策しておくのがおすすめです。
3:合格基準
筆記試験の合格基準は一般的に約6割~7割以上だと言われていますが、企業によって筆記試験の結果を選考に反映する基準はまちまちです。
筆記試験を重要視する企業であれば、面接の結果がいい場合でも、筆記試験の結果次第では不採用と判断される傾向があります。それとは反対に、筆記試験の結果は参考程度で、面接を含めた総合的な判断で採否を決めるという企業もあります。
4:企業側が参考にするポイント
筆記試験は、面接では測りにくい能力を判断するために行われることが多く、主に知識力と論理的思考力を測るために実施されます。知識力を問われる試験では、一般的な知識を問われる試験と、専門的な知識を問われる試験の2種類があります。
一般的な知識を問われる試験では、高校までに習う一般的な国語・数学の知識や時事問題など幅広く出題されます。一方専門知識を問われる試験では、選考を受けている企業の、業界や職種に関する問題が出題されます。
転職時の主な筆記試験9選
転職時の筆記試験には、いくつか種類があります。能力・適性の検査や、国語・数学・時事問題などの常識を問う試験、専門的な知識を問う専門領域などの試験が実施されます。
企業はこういったテストを通し、応募者のどのような点を見て採否の決定に活かしているのでしょうか。ここからは、転職時の主な筆記試験9選を企業に見られているポイントと共にご紹介します。
1:能力適性検査
能力適性検査は、専門知識の必要がない、一般常識や基礎的な学力を測るために行われる試験です。合格点をとるためには、ある程度の対策が必要となります。
この能力適性検査で企業は、基礎学力や論理的思考力を見ています。卒業学校名や入試の偏差値からは見えてこない、知識や能力の有無を見るために利用される検査です。この検査を通じて、どの程度知識があるのかが判断されます。
2:SPI
SPIは、性格・言語・計算などの非言語の3つを測るための試験になります。新卒採用で有名な試験ですが、企業によっては中途採用の際にも活用する企業が増えています。
SPIを通して企業は、課題に対しての合理的思考力や、能率的に課題を処理していく力、どのような職場の雰囲気や業務内容に合っているかを見ています。この結果を踏まえて応募者が自社の求めている人材かどうか、職場の雰囲気に馴染めるかどうかなどが判断されます。
3:性格適性検査
性格適性検査は、ストレス耐性や積極性、責任感や企業への適性などを測るために実施される試験です。性格適性検査を通して企業は、面接だけでは測りきれない性格などを知り、自社が求めている職種に適した人材かを判断しています。
4:業種の専門知識を問う試験
IT業界や金融業界、研究開発職など、専門的な知識が求められる職種があります。専門的な知識が必要な企業の選考の際には、業種の専門知識を問う試験が行われることがあります。
専門的な知識を問う試験は、高度な知識を見るというより、基礎的な知識を見るために行われます。
5:時事問題
時事問題は、一般常識の試験として出題されることが多くあります。基礎的な学力や情報処理能力を測るために行われる試験です。
この時事問題で企業は、社会人として最低限要求される知識があるかどうかを見極めています。点数が低ければ当然次のステップに進むことは難しくなります。しっかり対策して高得点を目指せるとよいでしょう。
6:玉手箱
玉手箱とは、自宅受験型のWebから受講できるテストとして、大手企業を中心に採用されている日本エス・エイチ・エル社のテストのことです。玉手箱を通して企業は、面接だけではわからない潜在的な能力や職業への適性を判断しています。
7:小論文
小論文は、文章力や論理的思考力を問うために実施される試験です。出題される問題は、一般的なニュースや業界のニュース、抱負や志望動機など、内容は多岐にわたります。
企業は小論文を通して、与えられた時間内でいかにわかりやすく論理的な文章を書けるかを見ています。
自分の意見を、指定された時間内にまとめて文章に起こすということは、思いのほか難しいことです。テーマを予想するなどして事前に小論文を作成する練習しておくとよいでしょう。
8:企業が独自で作成した試験
企業が自社の採用活動のために、独自で作成した試験が実施される場合もあります。企業についての問題を記述式で回答する場合もあれば、入社後の抱負や取り組みたいこと、時事問題や業界で話題になっている情報や意見を論文形式で回答する場合もあります。
企業は独自の試験を通して、業界に関する知識や論理的思考力や文章力などを総合的に判断しています。
9:クレペリン検査
クレペリン検査とは、昔から行われている心理検査で、処理能力の高さや、性格や行動の特徴を測るために行われる検査です。企業はこの検査をすることで、応募者の作業効率や作業のテンポ、間違いなく作業が行えるかなどを見ているため、落ち着いて検査に臨むことが重要です。
転職時の筆記試験の注意点4つ
転職時の筆記試験の概要や主な試験の種類などを紹介してきました。では、筆記試験を受験する際には、どのような対策や準備をしておけばよいでしょうか。また、気を付けるべき点はどのような点でしょうか。
ここからは転職時の筆記試験の注意点を4つご紹介します。
1:時間配分に注意する
筆記試験を攻略するためには、事前の勉強も大切ですが、時間配分も大切なポイントになります。わかるものから回答したり、解答スピードを意識したり、わからなくても答えは書いておくなど、試験への取り組み方を工夫して時間配分を徹底することが高得点に繋がるでしょう。
しっかり勉強をしていても時間配分で失敗をしてしまうと結果も悪くなる可能性が高いため、上手に時間配分をし、制限時間を目一杯使って高得点を目指しましょう。
2:事前に対策する
筆記試験には様々な種類があります。転職時に筆記試験の内容まで事前に把握できることは、ほぼないと言ってよいでしょう。適性検査や筆記試験があることのみ知らされる場合が殆どでしょう。具体的な内容がわからないため、対策しにくいというのも事実です。
しかし、適性検査の対策本を買って問題に慣れておいたり、ニュース番組や新聞をチェックして社会のことを知っておいたり、企業研究をしておくなど、できることはあります。
筆記試験後に後悔しないためにも、できる努力はしたと言えるくらいには、対策して臨めるとよいでしょう。
3:日時をしっかり確認する
転職活動では、いくつかの企業に同時に応募し、複数の企業を同時進行で受けることも珍しくないでしょう。複数の企業を同時に受けている場合、同じタイミングで選考を通過するとスケジュールの調整が難しくなってきます。
仕事をしながらの転職では、なおさら難しいでしょう。しっかりと試験の日程を把握して日時の勘違いで不採用になってしまったということがないよう、気を付けましょう。
筆記試験だけに限りませんが、日時の確認はしっかり行いましょう。
筆記試験の案内のメールは返信必要か
筆記試験の案内メールは返信が必要なのか、悩む方も多いでしょう。筆記試験の案内メールは、基本的に返信した方が無難です。
企業から筆記試験の案内メールを受け取ったら、まずは一通り目を通しましょう。その中に返信不要と書いてある場合は、返信する必要はありません。返信不要と書いてない場合は、返信するのが基本になります。
4:適切な服装で臨む
筆記試験の服装は、悩む人が多いでしょう。私服はダメだとわかっている人でも、ジャケットを羽織り、オフィスカジュアルのようなスーツに近い服装なら大丈夫だろうと考える人も多くいます。
しかし、たとえ筆記試験だけだとしても、そのような格好は避けるのが無難でしょう。転職活動というのは面接ではなくても、応募企業の目がある場所ではスーツが鉄則です。基本的にはスーツで筆記試験に挑むことが望ましいでしょう。
転職の筆記試験は十分な対策をとって挑もう
転職では、面接のみでなく小論文や適性検査などの筆記試験を行う企業も多くあります。全ての企業が筆記試験を重要視しているわけではありませんが、もし面接が上手くいっても、筆記試験の結果が悪すぎると、内定までたどり着けない可能性もあります。
この記事で紹介したように、筆記試験には様々な種類があります。対策できることも沢山あるため、後悔しないためにもできる対策をしっかりと行い、筆記試験に臨みましょう。

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