【新卒者】ダイレクトリクルーティング8つのメリット|おすすめサービスを解説
初回公開日:2021年09月24日
更新日:2021年09月24日
記載されている内容は2021年09月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ダイレクトリクルーティングってどんな採用手法?
ダイレクトリクルーティングとは、企業が自社に合うと見極めた人材に対して直接アプローチする採用手法です。求職者が採用サイトや人材紹介サービスから応募してくるのを待つ従来の採用手法とは、大きく異なります。
企業が自ら人材を探し、様々な方法でアプローチすることがダイレクトリクルーティングの特徴です。国内では注目されてきた段階ですが、欧米ではすでに多くの企業が取り入れています。
ダイレクトリクルーティングが注目される現状
ダイレクトリクルーティングが注目されている背景には、少子化による人口減少があります。人口が減少すれば、必然的に労働力人口も減少していくため、ただ求人を出して待っているだけでは人材を確保するのに限界がきていることの表れと言えるでしょう。
他企業との採用競争に遅れないためには、企業が攻めの採用を行うことが必要となります。そのため、国内でも市場規模の大小に関わらず、ダイレクトリクルーティングを行う企業が増えてきています。
企業がダイレクトリクルーティングを採用する理由
企業がダイレクトリクルーティングを採用する理由は2つあります。1つは「自社に合った優秀な人材に効率よくアプローチできること」、もう1つは「採用にかかるコストが削減可能であること」です。
ITツールが普及した昨今では、SNSの利用で企業からピンポイントで個人にコンタクトを取ることが容易になっています。
SNSなどのIT企業ツールの発展は、今まで企業が採用にかけていたコストを抑え、効率よくアプローチすることを可能にしたと言えるでしょう。
ダイレクトリクルーティングと求人サイト・人材紹介サービスとの違い
ダイレクトリクルーティングが求人サイト・人材紹介サービスと大きく異なる点は、企業が主体となって人材を選び、直接アプローチすることです。ここでは、それぞれの相違点について見ていきましょう。
まず、求人サイトの場合ですが、求職者が応募してくるのを待つことになるため、「自社に合った人材であるか」を企業はすぐに判断できません。
また、人材紹介サービスは人材会社が選んだ求職者を紹介しますが、採用時に大抵高額な成功報酬がかかるため、利用を控える企業が多くなっているのが実情です。
【新卒者】ダイレクトリクルーティングの8つのメリット
ダイレクトリクルーティングは、新卒者にとって様々な面でメリットがあります。一般的に、この採用手法は即戦力を求めて中途採用者に対して行っているイメージが強い方法ですが、働き方が多様化した現在では、離職率の低い人材を探すことを重視する傾向も強くなっています。
そのため、自社にマッチする優秀な新卒者にアプローチしたいと考え、動き始めている企業が数多く見られます。
新卒者にとっても、企業の声を直接聞ける機会にもなるため、メリットは大きいと言えるでしょう。
1:マッチング度が上がる
企業側が自社にマッチするかどうかを見極めてアプローチしてくるため、マッチング度は他の採用手法と比較して格段に上がります。
また多くの場合、アプローチの段階で求職者のどの部分がマッチしているかを伝えてくるため、自分の強みが明確になるきっかけにもなるでしょう。
その後も、アプローチしてきた企業でどのように働いていくのか、より具体的にイメージすることができます。
2:母集団の幅を広げることができる
場合によっては、スカウトサービスを利用した際に思わぬ大手企業からアプローチが来ることも少なくないため、自分で想定していたよりも母集団の幅を広げることができます。
母集団の幅が広がるということは、それだけ選択肢が増えるということです。そのため、より条件が良く、自分にマッチした企業をじっくりと選ぶことができます。
そして、自分の能力やスキルがどんな企業で評価されているのか傾向が見えてくるでしょう。
3:ピンポイントで採用交渉ができる
企業が開催するセミナーでの声かけや、スカウトメールを送るといった方法で、ピンポイントの採用交渉ができることも大きなメリットです。
また、ダイレクトリクルーティングの手法のひとつとして「ソーシャルリクルーティング」があります。企業がTwitterやFacebookなどのSNSを利用して個人にコンタクトを取る方法で、費用を抑えられることから、取り入れている企業が多くなっています。
4:雇用までの時間がスピーディ
求人サイトや人材紹介サービスを介さず、企業が直接個人とやり取りするため、採用が決まれば雇用までの時間はスピーディになります。就活を行う中で、「時間に余裕がない」と感じてきた方には特におすすめです。
ポイントは、すでに企業にとって新卒者が自社にマッチしていると評価してもらっていることでしょう。採用担当者と直接やりとりすることですれ違いも起こりにくく、雇用に至るまで比較的スムーズに進められます。
5:グローバルに人材を採用する
TwitterやFacebookといったSNSを活用したソーシャルリクルーティングが増えてきたことから、グローバルに人材を採用することが可能です。そのため、英語をはじめとした外国語のスキルを活かしたい方にはチャンスが多いと言えるでしょう。
日本以上にダイレクトリクルーティングが浸透している欧米諸国では、すでに世界中の優秀な人材に対してアプローチを行っています。海外で活躍したい方は要注目です。
6:採用の入社意向が高まる
ダイレクトリクルーティングでは、企業の人事・採用担当者が自らアプローチしているケースが多く、企業の生の声を直接聞けるため、入社意向が高まりやすくなります。具体的な例としては、事業戦略や社風、今後のキャリア形成などが挙げられます。
その上で新卒者と企業がマッチしている部分を聞けるため、採用後のイメージができます。また、中小企業といったケースだと経営者から直接話を聞けることもあり、入社意向を高める貴重な機会になるでしょう。
7:即戦力・モチベーションの高い人材は採用されやすい
企業にとって即戦力となるのはもちろんのこと、モチベーションの高い人材も離職率の低下につながることから、採用されやすい傾向が強くなっています。自社に貢献してくれる人材を獲得するためなら、企業は積極的に動きます。
そのため、アプローチされた際に「自社とマッチしている」と評価された部分は、即戦力といえるでしょう。特に新卒者に対しては、モチベーションの高さを重視していることが多いため、面接で積極的にアピールすれば高い効果が得られます。
8:希望年収で就職できる可能性が高い
企業からアプローチを受けたということは、その新卒者が自社にマッチしている人材と言えるため、ある程度希望の年収で就職できる可能性が高くなります。特に複数の企業からアプローチが来ているとわかれば、積極的に年収を考慮してもらえるケースが多いでしょう。
これは、企業にとってアプローチする人材を選考することは容易でないため、簡単には諦めたくないという思いからです。
新卒者にとっても、採用担当者と直接やりとりできるため、交渉もスムーズに進められます。
【新卒者】ダイレクトリクルーティングのデメリット
多くのメリットがあるダイレクトリクルーティングですが、デメリットもあります。例えば、多数の採用には向いていないことや、採用主導権が企業側にあるということです。
求人サイトや人材紹介サービスと異なり、新卒者はアプローチを受けるのを待つしかありません。つまり、希望の企業があっても明確にアピールができないということです。
企業は新卒者のレジュメをはじめとした情報で判断するので、魅力を感じなければスルーされてしまうということも把握しておきしょう。
一度に大量の採用はできない
企業が自社に合った人材を見つけるためにはノウハウが必要で時間もかかるため、一度に大量の採用はできません。採用担当者は希望する条件の絞り込みからアプローチ、個別対応に至るまで行うため、当然ながら業務量が増え、アプローチする回数も慎重になります。
そのため、新卒者にとっては狭い門と言わざるを得ないでしょう。ちなみに、大手企業では、多くの場合、ダイレクトリクルーティングと他の採用手法を組み合わせています。
採用主導権は企業側にある
企業が自社に合った人材を見極め、直接アプローチを行うことから、採用主導権があるのは必然的に企業側です。新卒者は、どの企業からアプローチが来るのか予測することはできません。
また、企業が人材を探す際は、学生の登録した情報を参考にします。その結果、理系・文系といった学部や同じ学歴といった偏りが生じるケースも少なくありません。学部や学歴が少数派というだけで、選考から漏れてしまうリスクがあることを理解しておきましょう。
ダイレクトリクルーティングが導入される背景
ダイレクトリクルーティングが導入された背景には、主に少子化による人材不足やITツールの発展が挙げられます。また、海外の事例を参考に、スカウト手法が増えてきたことも大きな要因と言えるでしょう。
現在の人材不足は、深刻と言わざるを得ない状況ですが、ITツールの発展によって効率よく就職できるようになったのは新卒者にとって大きな利点です。
ここでは、ダイレクトリクルーティング導入の背景について詳しく紹介していきましょう。
1:人材不足
ダイレクトリクルーティングを取り入れる企業数とサービスの登録者数がともに増加した大きな要因は、「人材不足」です。超高齢化社会となった現在の日本では、介護業界をはじめ多くの企業で、深刻な労働力不足に直面しています。
しかし、その一方で「成果報酬」や「広告掲載費」といった採用コストは極力抑えたいのが企業の本音です。
この2つの問題を一緒に解決できることから、ダイレクトリクルーティングは今後ますます普及していくと考えられています。
2:ITツールの発展
ITツールの発展により、主にSNSを活用して企業と個人が直接コンタクトを取れる機会が多くなりました。SNSを活用すれば、求人サイトなどに委託する外部コストがかからないため、ダイレクトリクルーティングを導入する企業は増え続けています。
新卒者にとっても、使い慣れているSNSでのやり取りは楽な気持ちで臨めるでしょう。併せて、SNSには新卒者の人柄が見えやすいという面もあるため、新たなアピールになります。
3:スカウト手法の普及
求人サイトがスカウトサービスを導入するケースが増え、スカウト手法が普及したことも、ダイレクトリクルーティング導入の背景として挙げられます。
このスカウト手法も、各年代に合わせたサービスや、専門分野に特化したサービスなど種類が増えています。
企業・新卒者両方にとって、互いにマッチしやすいという効率の良さが魅力であるスカウト手法は、今後も増えていくと考えられています。
【新卒者】ダイレクトリクルーティングおすすめサービス10選
ここでは、数あるダイレクトリクルーティングサービスの中から、新卒者におすすめのサービスを10個ピックアップして紹介します。それぞれのサービス比較をしながら、導入する前に自分には何が合っているかをじっくり考えてみましょう。
なお、ビズリーチやキャリトレなどの中途採用の転職者向けと今回の新卒者向けではおすすめ度が異なるため、注意が必要です。
1:ViViViT(株式会社ビビビット)
ViViViTは、クリエイター採用の課題解決に特化していることが特徴のサービスです。そのためクリエイティブ系の学校と多く連携し、データを持っているのを強みとしています。
また、学生向けのイベントを定期的に開催しているため、企業との接点がつくりやすいことも大きな魅力です。サービスを利用する際には、「ポートフォリオ」として自分の作品を投稿することで、多くの企業に閲覧してもらえます。
2:LinkedIn(LinkedIn Corporation)
LinkedIn(リンクトイン)は、世界中で活用されるグローバルなビジネスSNSです。海外の企業も多く利用していることから、海外で活躍したい方には特におすすめします。
特徴は企業が行う候補者検索機能が独特なことで、複雑な条件での検索が可能です。そのため、企業とマッチする度合いも高くなりやすいでしょう。
一方、サイトの記述が英語を翻訳したもののため、一部使いこなしにくい点があることには注意が必要です。
3:キミスカ(株式会社グローアップ)
キミスカは現在の就活状況を掲載し、企業とタイミングよくマッチできるという効率の良さが魅力のサービスです。インターンシップや選考結果を掲載することで、内定前の話し合いの必要性をアピールできるため、比較的早期にアプローチしてもらえます。
上記に加え、プロフィールや適性検査の結果などアピールできる要素が多く、企業の注目度が高くなっています。
特に、適性検査の結果は企業が無料で閲覧できるため、自社に合った人材かを見極める有力な判断材料とされています。
4:OfferBox(株式会社i-plug)
OfferBoxは、大手からベンチャー企業に至るまで、約6,000社が導入しているサービスです。IT業界の企業も多く含まれ、新卒者からの人気も高く、登録学生数が多いのも特徴のひとつです。
また、企業から受けたオファーの返信率が高いことから、採用コストの支出を抑えたい中小企業からも注目されています。
そのため、思いがけない企業とマッチングできる機会が得られる可能性もあるでしょう。
5:OpenWorkリクルーティング(オープンワーク株式会社)
OpenWorkリクルーティング(オープンワーク株式会社)は、企業の口コミが閲覧できるため、マッチ率の高さが特徴のサービスです。
食事に行く際の、口コミから店を決めるような感覚で、気軽に企業の情報収集が行えるため、アプローチを受けたときの参考になるでしょう。
また、新型コロナ蔓延対策として、2022年・23年度の新卒者を採用する際は「成功報酬を無料とする」というキャンペーンを行っていて、より多くの企業が注目するきっかけとなっています。
6:paiza(paiza株式会社)
paizaはプログラマやエンジニア採用に特化してダイレクトリクルーティング事業を行っているサービスです。「eight Career Design」や「wantedly Admin」などと共通点がありますが、人材のスキルをしっかりチェックできるのがPaizaの大きな特徴です。
登録者は、能力に対して5段階のランクが付与されるスキルチェックを受けられるため、効率的なアピールにつながります。
7:iroots(エン・ジャパン株式会社)
irootsは、エン転職やエンエージェントなどで有名な、エン・ジャパン株式会社が提供する新卒者向けサービスです。経験を列挙したレジュメや価値観を定量化できるサーベイなど、自己分析に役立つツールが揃っています。
自己分析を行うことで、企業からアプローチを受けた際も、自分に本当にマッチしているか冷静に判断できるでしょう。また、最大6,000文字まで記入できるプロフィールで、企業に熱意をアピールすることも可能です。
8:Smartthon(株式会社prd)
Smartthonは、高学歴の新卒者に重点を置いているのが特徴のサービスです。サイト登録時には審査を受ける必要があり、通過基準は、原則早慶MARCH以上と定義されています。また、登録者の学部が情報・機械・電子で約半数を占めているのが特徴です。
このように登録者を厳選した結果、優秀な人材を求める企業とのマッチ率が高まります。また、アンケートに回答することで企業のPR改善に貢献できることも面白さのひとつです。
9:ジョブラス新卒(株式会社アイデム)
ジョブラス新卒は、ダイレクトリクルーティングだけではなく、自分からアピールすることも可能なサービスです。プロフィールの情報を充実させることに重点を置いていて、対応する登録者には、特別なオファーを受けたり、無料セミナーに何度でも参加できたりする特典があります。
そして、特徴的なのは「アピールする」ボタンです。このボタンを押すと該当の企業に表示され、文字通り「自分がその会社に興味を持っている」とアピールできます。
10:dodaキャンパス(株式会社ベネッセi-キャリア)
dodaキャンパスは登録学生者数が多く、国内で大きなシェアを占めているサービスです。登録者の中には地方の大学に通う学生の割合も高く、企業にとってはより幅広く接点がつくれる場として注目されています。
また、大学1年から登録している学生が多いのも特徴のひとつです。早期にアプローチしたいと考える企業が少なくないため、理想的なスタートアップができます。
結果として、多数の成功事例があるのもdodaキャンパスの特徴と言えるでしょう。
就活に向けてダイレクトリクルーティングの採用方法を理解しょう
就活を有利に進めるためにも、ダイレクトリクルーティングの採用方法を理解しておくことは非常に重要です。他の採用方法と組み合わせて活用すると、より効率よく理想の企業とマッチする確率が高くなるでしょう。
この記事を参考に、ダイレクトリクルーティングを上手に活用し、就活を成功させてください。

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