在職中に転職活動を行う利点3つ|履歴書の書き方もあわせて紹介

初回公開日:2021年08月25日

更新日:2021年08月25日

記載されている内容は2021年08月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

在職中に行う転職活動は、経済面の安定や職歴にブランクをつけない、現職を続けやすいなどの利点があります。その反面、転職活動の時間が限られているほか、引き止められるなどの問題もあるため、コツを押さえた転職活動と履歴書の作成を意識することが必要です。

在職中に転職活動を行う利点3つ|履歴書の書き方もあわせて紹介

在職中に転職活動はできる?

仕事をしながら転職活動をするのは難しいというイメージがあります。しかし、実際には転職を経験した多くの人たちが在職中に転職活動をしていると言われています。

また退職後よりも在職中の方が安心して転職活動ができるなどの意見も多く、実際に在職中に次の仕事を探した方がいいというアドバイスも見受けられます。

企業へ与える印象

在職中の転職活動は一般的なものとして受け入れられている傾向があり、特に企業側に悪い印象を与えることはありません。そのため在職中に転職活動をしていること自体が選考に影響することは少ないと言われています。

ただ、在職中の会社からすると、あまり良い印象を抱かれない可能性が高くなります。このため、在職中の会社には転職活動のことは知られないようにすることが望ましいです。

在職中に転職活動を行う利点3つ

在職中に転職活動をする人がいるのは、その方がメリットが大きいからだと言えます。大きなポイントとして「経済面の安定」、「職歴にブランクがつかない」、「転職しない場合に今の仕事を続けることができる」の3つが挙げられます。

ここからはそれぞれのメリットについて、詳しく解説します。

1:経済面が安定している

退職してから転職活動を始めると、金銭的な問題が出てきます。仕事を辞めているため収入がなくなってしまい、転職活動にかかるものだけではなく普段の生活にかかる費用負担から、貯蓄を取り崩さなければいけない状況に陥るケースもあるのです。

在職中であれば収入が確保できるなど、経済面は安定しているため、金銭面での不安やストレスを感じずに転職活動に集中することができます。

2:職歴にブランクがない

転職先がすぐに見つかる、入社できるのであれば、退職後の転職活動でも問題はないです。ただすぐに転職先が決まらなかった場合、退職後にブランクが発生してしまうため、その期間が長くなればなるほど転職活動に不利になります。

在職中であれば転職先が決まってから退職する形になるため、職歴にブランクがなくなります。結果として会社から良い印象を得やすく、自身のモチベーション維持にもつながります。

3:そのまま現職を続けることができる

ほかにも在職中の転職活動のメリットとして挙げられるのが、現職を続けやすいところです。転職活動をしていても、タイミングによってはいい転職先に巡り合えない可能性があります。

退職した状態だととにかく仕事を見つけなければいけないため、無理やり転職することになるのです。

在職中の転職活動は、このような状態を避けることができるだけではなく、転職せずに今の会社で働き続ける、など幅広い選択肢を選べるところがメリットだと言えます。

在職中に転職活動を行う欠点3つ

在職中に行う転職活動はメリットが大きいのですが、当然デメリットも存在します。特に転職活動に当てられる時間が限られている点や面接対策の準備が十分にできない点、退職するまですぐに転職先に就業できない点は、人によっては大きなデメリットになる可能性があります。

ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。

1:転職活動を行う時間が限られている

退職して時間の融通を聞かせることができれば、面接の日程を自由に決められるなど転職活動がしやすくなります。在職中だと勤務時間は、転職活動に時間を割くことはできず、勤務時間によっては面接の日程調整が難しくなる可能性も考えられます。

このように在職中だと転職活動を行う時間が制限されるため、転職に時間がかかってしまいます。場合によっては終業後または休日にスケジュールを詰め込むことになってしまう点も、デメリットとして挙げられる理由です。

2:面接対策が準備不足になりやすい

転職活動に掛ける時間がなくなってしまうということは、面接対策の準備にも時間を掛けられないということです。また面接日の日程調整が難しくなりやすいため、場合によっては翌日面接を設定されるなどの可能性も出てきます。

面接対策の準備が足りないと必要なことを確認できない、十分なアピールができないなど、思うように面接できなくなる可能性も想定されます。このような事態を防ぐためには、どの会社でも通用する共通の面接対策を事前に準備しておくことが必要です。

3:すぐに就業できない

退職してから転職先が決まった場合は、すぐにでも転職先に就業することが可能です。ですが在職中に転職先が決まったとしても、今の会社で引き継ぎをしなければいけないため就業するまでに期間が空いてしまいます。

特に急いで採用を決めていない会社ならば問題ありませんが、早めに入社してほしいと希望を出している会社だと不利になってしまう可能性があります。このため、いつ頃就業できるのか計算した上で応募する求人を選定する必要が出てくるのです。

在職中に転職活動を行うコツ4つ

在職中の転職活動のネックは、転職活動に掛けられる時間の制限と面接の日程調整の難しさです。人によっては現職の会社に転職のことがばれてしまい、気まずい思いを体験した人もいるでしょう。

これらのポイントはいくつかのコツを踏まえて対応することで、在職中でもスムーズに転職活動を進めることが可能です。

1:有給休暇を利用する

転職活動をする上で面接の時間を作るのは、どのような職種や業種でも難しい傾向が見られます。一般的には終業時間外が望ましいとされているものの、面接先の企業も就業時間内で面接をしたいと望んでいるため、なかなか面接日がかみ合わないケースも多いです。

そのような場合に有効利用できるのが、有給休暇です。有給休暇であれば平日にも利用できるため、先方が提示する面接希望日に合わせやすくなります。必要に応じて午前休または午後休なども活用すれば、仕事に支障をきたさずに転職活動が進めやすくなるのです。

2:現職への配意を忘れない

転職活動を続けていると、在職中の仕事へのモチベーションが下がってくる人もいます。そうすると業務が疎かになりやすく、ミスをしてしまいがちです。ミ

このような状態で仕事を続けていると精神的な負担が大きくなるだけではなく、万が一、転職活動を中止した際に居心地が悪くなってしまいかねません。

このため現職への配慮を忘れず、真摯に対応することで、冷静に転職活動と仕事を両立することができます。

3:計画を立てておく

在職中でも退職後でも、転職活動をする上で計画を立てることは転職を成功させるために不可欠なものです。ポイントは、就業する予定の日を決めた上で、そこから何をすればいいのか行動や期間を逆算していきます。

その上で仕事上のスケジュールなども加えながら、計画を立てていくことが大切です。また過密なスケジュールや計画を立ててしまうと思わぬトラブルが発生した際に対応が難しくなるため、余裕を持った計画にしておきましょう。

4:転職エージェントの利用も視野に入れる

一人で転職活動と仕事を両立させることは難しく、現職の会社にばれてしまうのではないかと不安を感じる人も少なくありません。このような場合に推奨されているのが、転職エージェントの利用です。

転職エージェントを利用することで求人の紹介や面接日の調整、会社との条件交渉の代行など様々な転職活動の支援をしてもらうことができます。

転職活動と仕事のモチベーションの維持もしやすくなるので、どうしても在職中の転職活動に行き詰った場合は転職エージェントの利用を視野に入れてみるのも効果的です。

在職中の転職活動で起こり得る問題点3つ

現職の仕事を続けながら転職活動を行っていると、良いことばかりではなく思わぬトラブルに見舞われてしまう可能性もあります。

問題の多くは転職することを現職に伝えた後にみられるため、事前に起こりうるトラブルの内容を知っておくことで回避するための対策を検討しやすくなるのです。

ここからは在職中の転職活動で起こり得る問題の中から、3つ解説していきます。

1:説得され心が揺らぐ

在職中の転職活動で多くの人たちがぶつかった経験のある問題が、現職の会社からの説得や引き止めです。

現職の会社側からすれば、転職されると人員が不足してしまうだけではなく、補うための人員配置や教育の手間がかかります。特に優秀な人材に抜けられてしまうと大きな損失となるため、転職されないように上司や同僚が説得してくる可能性があります。

転職に対する固い意志を持っていないと、そこで心が揺らいでしまい、転職を取りやめてしまう人もいます。このような事態を防ぎたい場合は、転職のことを会社に知られないようにするだけではなく、どんな説得にも応じない強い意志を持つことが必要です。

2:急な退職の場合手続きが間に合わない

スムーズに転職活動が進み、すぐに転職したいからと早い時期に就業日を決めてしまう人もいます。そうするとすぐに退職しなければならなくなり、現職の会社に急な退職手続きを申請することになります。

ただ退職の手続きは時間がかかるため、基本的には退職する日の1か月前~3か月前に申請するとよいでしょう。

それを無視して急な退職を申し出ると、引き継ぎが間に合わなくなったり、退職の手続きが間に合わず、就業日までに必要な書類が用意できなくなってしまう可能性があります。

3:業務を引き継ぐ時間の確保が難しい

引き継ぎの期間をある程度予測して、転職先への就業日を決めていても、何らかのトラブルが起きた場合や繁忙期の場合、引き継ぎの時間が確保できずに就業日に間に合わなくなる可能性もあります。

そうするとせっかく内定をもらえても取り消されてしまうリスクがあるため、転職する時期も踏まえてきちんと引き継ぎの時間を確保しなければいけません。

ある程度余裕がある時に資料作成を行っておくなど、土壇場であわてないように事前準備をしておくと安心です。

転職先に提出する履歴書の書き方4つ

在職中に転職活動をする際に、気を付けておきたいのが履歴書の書き方です。

退職後とは書き方のポイントが異なっている部分もあるため、その点を踏まえて書類選考を通過できる履歴書を作成することが必要になります。

1:職歴は全て書き出す

履歴書には、これまでの経験業種や積んできたキャリアを情報提供するための職歴欄があり、全て書き出すことで自身の経験やキャリアをアピールすることができます。

応募した企業と関係ない職歴は省略していいのではないか、と思う人もいますが、関係ない職歴でも正確に全て書き出す必要があるのです。

書き出さないことで職歴に空白の期間が生まれてしまうとマイナスの印象になってしまう可能性があります。

2:職歴の最後は「現在に至る」とする

退職している場合の職歴の最後は「一身上の都合にて退職」とするのが一般的ですが、在職中の場合は「現在に至る」もしくは「在職中」と記載します。「現在に至る」と記載する場合は企業名の一行下に、「在職中」と記載する場合は企業名の横に入れましょう。

3:いつから就業できるのかを明確にする

もし退職予定日が決まっているのであれば、職歴欄または本人希望欄に補足という形で就業できる日を伝えることができます。

本人希望欄には退職予定日だけでなく、入社できる日にちも記載することができます。転職先の会社が早めに入社を希望している場合は、補足に入社できる日にちを記載しておくと採用に影響を与える可能性があります。

4:連絡方法を明記する

退職後であればいつでも応募した会社からの連絡に対応できるものの、在職中だと対応できる時間帯や手段が限られてきます。スムーズに連絡が取れないと面接日の調整が上手くできないだけではなく、相手からの信用を失う可能性も出てくるのです。

そのため履歴書に、連絡がつきやすい時間帯と対応できる連絡方法を明記すれば、スムーズに連絡が取れるだけではなく、相手も配慮ができる人材だと評価が高くなります。なお連絡方法や時間帯は、備考欄もしくは本人希望欄に記載します。

在職中の転職は慎重にしよう

在職中の転職活動は、経済面の安定性などが利点として挙げられている反面、転職活動に割ける時間が限られていることからスムーズに動けない点がネックとなっています。

また現職の会社に、転職活動のことを知られると引き止められる可能性だけではなく、悪質な妨害行為に発展するリスクもあります。

このため在職中に転職活動をする場合は、転職エージェントの利用も視野に入れながら慎重に行動することが重要です。

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