「連絡」の敬語表現とメールを送る際の例文6つ|使う際に気を付けることも紹介
初回公開日:2020年10月01日
更新日:2020年09月29日
記載されている内容は2020年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

いろんな場面で使う「連絡」という言葉について学ぼう
会社などのビジネスシーンや家族・友人などとのプライベートでもよく使用する「連絡」という言葉ですが、会話の中だけでなくメールやLINEなどでも「また連絡するね」という言葉を使用することも多いでしょう。
よく使用する言葉のわりには正しい使い方や意味など、あまり考えたことはない人も多いのではないでしょうか。
「連絡」という言葉の意味
れん‐らく【連絡/×聯絡】[名](スル)
出典: https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%80%A3%E7%B5%A1/ |
1 関連があること。
2 気持ちや考えなどを知らせること。情報などを互いに知らせること。また、その通知。
「―をとる」「本部に―する」
3 二つの地点が互いに通じていること。また、異なる交通機関が一地点で接続していること。「私鉄と―する駅」
連絡という言葉の意味は上記のように3つあげられます。このなかで今回は2番目の意味について考えてみましょう。
就活中に限らず日常生活において、自分の考えや予定、知り得た情報などを相手に伝えるシーンは意外と多くありますが、そのときに使用するのが「連絡」という言葉です。
「連絡」という言葉の語源
連絡の連の字はもともと「聯」という字を書いていました。耳へんに糸を表す「絲」の字の組み合わせで、捕虜の耳に穴をあけて糸を通し連ねて歩かせた様子をあらわした文字です。しかし「聯」という字は常用漢字でないため同音同義の「連」という字を使用しています。
「絡」という字はつなぐ・つながる・続くという意味もあります。連絡という言葉はつなぐという意味の文字を組み合わせてできた言葉といえるでしょう。
就活で役立つ2種類の敬語の使い分け方
日常生活ではあまり意識しない敬語ですが、ビジネスシーンでは敬語が使えないと社会人としてのマナーが不足しているとみなされてしまいます。とはいえ自分が知っている敬語の使い方が正解なのかどうか、自信をもって答えられる人は少ないかもしれません。
敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」がありますが、ここでは謙譲語と丁寧語の使い方の確認をしていきましょう。
自分が3段の階段の真ん中に立っていると想像しながら読んでください。
就活で役立つ敬語1つ目:謙譲語
敬語を使用する時に迷うのが「謙譲語」と「尊敬語」の使い分けです。謙譲語とは自分がへりくだった立場で話すときに使用する言葉です。
一番簡単な覚え方は「主語が誰になるのか」ということです。
3段あるうちの自分より上の段にいる人(取引先や目上の人など)が主語になる場合は尊敬語、自分が主語になる場合は階段の1段下に降りて話すので謙譲語、というように覚えておくと間違えにくくなります。
例えば「連絡をする」という言葉の場合、謙譲語では自分が主語になるので「ご連絡をさせていただきます」といった表現になります。
就活で役立つ敬語2つ目:丁寧語
丁寧語は「ですます調」といわれる言葉で、階段でいうと同じ段もしくは真ん中よりも上だけど1番上ほどではない、といった関係性の人などに使用する言葉です。
例えばごく親しい先輩などと話すときに「連絡した?」と聞くのではなく「連絡しました?」など友人よりも丁寧な言葉づかいをしているのではないでしょうか。普段の日常会話で出ている言葉が丁寧語です。
「連絡」の敬語表現とメールを送る際の例文6つ
では実際に「連絡」の敬語表現とはどのようになるのでしょうか。
まず気をつけたいのは連絡という言葉の前には「ご」をつけるということです。「ご」をつけることによって丁寧な印象になりますし「ご連絡」という言葉が敬語表現にもなります。
では、具体例をみながら確認をしていきましょう。
「連絡」の敬語表現1:ご連絡ありがとうございます
相手から連絡をもらった場合にお礼として使われるのが「ご連絡ありがとうございます」という言葉です。
この場合は相手が目上の人でなくても感謝の気持ちをこめた文章になるので「ご連絡」という言葉を使用します。例文を紹介します。
「ご連絡ありがとうございます」のメール例文
「ご連絡ありがとうございます」にはいろいろな言い回しがあります。
・早速のご連絡ありがとうございます
・早々にご連絡をいただきありがとうございます
・お忙しいなか、早速のご連絡ありがとうございます
・ご多用のところ、わざわざご連絡をいただきありがとうございます
このほかにも「早速のご連絡、誠にありがとうございます」といえば相手の連絡スピードが速いことに対して感謝していることが伝わります。
「連絡」の敬語表現2:ご連絡申し上げます・ご連絡差し上げます
「ご〜申し上げる」や「~いたします」という形は自分をへりくだらせた謙譲表現として使われます。
謙譲語なので「ご連絡申し上げます」は目上の人へ連絡するときに使うことができます。
一方で「ご連絡差し上げます」という言葉もあります。「あげる」の謙譲語が「差し上げます」なので「連絡をする」という行動に対しては意味合いが異なっています。
「連絡してあげます」という意味のため、上から目線のようになる可能性もありますので目上の人や取引先などには使用しないようにしましょう。
「ご連絡申し上げます・ご連絡差し上げます」のメール例文
「ご連絡申し上げます」の例文
・確認がとれ次第、ご連絡申しあげます
・後ほどご連絡申しあげます
・改めてご連絡申しあげます
「ご連絡差し上げます」は相手にメリットがある場合に使用しましょう。
・品物が入荷次第ご連絡差し上げます
「連絡」の敬語表現3:ご連絡します
「連絡します」という言葉の敬語表現や丁寧語はそのまま「連絡します」となります。ただし「ご」という接頭語をつけて「ご連絡します」という表現をするとより丁寧な印象になります。
あくまでも丁寧語となりますので、目上の人や取引先などには使用しないほうがいいでしょう。
「ご連絡します」のメール例文
「連絡します」を使用する時は丁寧語であるということを忘れないようにして使用しましょう。
・折り返し連絡します
・決まり次第連絡します
・何かありましたらご連絡しますのでその際はよろしくお願いします
「連絡」の敬語表現4:連絡される・連絡なさる
敬語には尊敬語も含まれ、「連絡する」という言葉の尊敬語は「連絡される」もしくは「連絡なさる」となります。
「連絡される」「連絡なさる」という言葉を使用するときは目上の人が連絡をする場合で、そのことを他の人に伝えるときに使用します。
「連絡される・連絡なさる」のメール例文
「連絡なさる」「連絡される」は相手の動作に敬意を示す表現であり、ほかの人に相手の動作として言い換えるときに使用します。
・のちほど社長が連絡なさるとのことです
・その件は部長が連絡されました
「連絡」の敬語表現5:ご連絡いただけると幸いです
「幸いです」はビジネスシーンやメールなどで相手に何かを依頼するときに用いることが多い言葉です。
「幸い」という言葉は「ありがたい」や「幸せ」という意味をもつので「ご連絡いただけると幸いです」は相手から連絡を貰いたいときに使用し、「連絡してくれるとありがたい」という意味の文章となります。
「ご連絡いただけると幸いです」のメール例文
・大変恐縮ですが進行状況を改めてご連絡いただけると幸いです
・お手数ですが担当の方が戻り次第ご連絡いただけると幸いです
・確認がとれ次第、ご連絡いただけると幸いです
気をつけたいのは「幸いです」を使うとあいまいな表現になってしまうことがあります。相手から確実に連絡をもらいたいときは「ご連絡お待ちしています」を使いましょう。
「連絡」の敬語表現6:ご連絡承りました
「承る(うけたまわる)」には「引き受ける(承諾する)」「聞く」「もらう」の3つの意味がありますが、「承りました」は「引き受けました」「しっかりと聞きました」という意味で使用されます。
「ご連絡承りました」という表現には、相手の依頼や言いたいことを「確かに引き受けました」という意味がこめられますので、取引先など社外の人にむけて使用します。
「ご連絡承りました」のメール例文
単に「わかりました」という意味ではなく、相手が伝えようとしていることを責任をもって引き受けるという意味になりますので適切な使い方をしましょう。
・○○の件についてのご連絡は私がたしかに承りました
・時間変更のご連絡承りました
就活で「連絡」という言葉を使う際に気を付けること5つ
気を付けること1:「ご連絡ください」を使う場面
「ご連絡ください」は相手から連絡がほしいときに使う言葉ですが、使い方には注意が必要です。
「ください」という言葉が命令形なので、相手が不快に思ったり強引な印象になってしまう可能性もあります。目上の人には使用しないようにしましょう。
使用する場合は同僚や目下の人、友人など気心が知れている人に使いましょう。
気を付けること2:「ご連絡させていただきます」を使う場面
自分から相手に連絡をするときに「ご連絡させていただきます」という表現を使うことがあります。
先に相手から許可を得たうえで使用するのが「させていただく」という言葉になります。例えば、相手から連絡がほしいという依頼があった場合には、「ご連絡させていただきます」という返答が適切といえるでしょう。
取引先などに「連絡する」ことを伝えたいときは「する」の謙譲表現である「ご連絡いたします」を使用しましょう。
気を付けること3:「ご連絡願います」を使う場面
「願う」に丁寧語の「ます」をつけているので「ご連絡願います」という言葉は敬語として問題はありません。
ですが、こちらがお願いをする立場であることや相手に与える印象を考えると、目上の人や社外の人に対しては「ご連絡の程よろしくお願い申し上げます」や「ご連絡いただければと存じます」といった丁寧な言い回しがいいです。
「ご連絡願います」を使用するときは相手との関係性に注意して使いましょう。
気を付けること4:「ご連絡差し上げます」を使う場面
「ご連絡差し上げます」という表現の「差し上げます」は「あげる」「与える」の謙譲語なので正しい表現ではありますが「連絡をする」といった意味合いとは違ってきます。
例えば予約をしたお客様に対して「品物が入荷したらご連絡を差し上げます」というように、相手にとってメリットがある場合などに使用しましょう。
場合によっては失礼な印象を与える可能性があるため、取引先や目上の人に対しては使用しないようにしましょう。
気を付けること5:「ご連絡」と「御連絡」を使う場面
「ご連絡」と「御連絡」の違いは特になく、どちらを使用しても問題ありません。「御連絡」と書くと堅苦しい印象になりますので社内外の重要書類などに使用されることが多く、「ご連絡」は柔らかい印象になるので通常書類などに使用されます。
どちらを使用しても間違いではありませんが同じ文章内では「ご」と「御」が混ざらないように統一しましょう。
「連絡」の類語についても学んでおこう
「連絡」という言葉にはよく似た使い方をされたり意味合いをもった言葉があります。その中でも「ご報告」という言葉は「ご連絡」と同じく物事を述べるときに使われる表現です。
「ご連絡」は現在進んでいる事柄などについて述べるときに使われる言葉で「ご報告」は終了した事柄の結果について述べるときに使われる言葉です。状況によって使い分けましょう。
「連絡」を敬語として使う場合は立場やシーンに合わせて使い分けよう
「連絡」という言葉は日常会話でもよく使用する言葉です。丁寧な言い回しをしたつもりが、実は相手に悪い印象を与えている可能性もあります。
特に応用できるのが敬語の接頭語「ご」と「お」の使い分けです。「ご」は漢語(音読みする熟語)に使用し、「お」は和語(訓読みする熟語)に付けます。
普段から使うことで敬語の使い方は上達していきます。
「連絡」という言葉も、自分の立場や使用するシーンを見極めて使い分けましょう。

社会人とは?就活で知っておくべき学生との違い7選と好印象の与え方

自己PRで冷静さはどう伝える?言い換え8つや伝える時のポイントを紹介

自己分析をする意味8つを紹介|自己分析をする際のポイントも解説

就活でメラビアンの法則を活用する時のポイント8つ|注意点もわかりやすく紹介

面接に受かるための準備3つ|落ちる人との違いや頻出の質問例も紹介!

インターンの面接で落ちる人と受かる人の違い8選|面接の準備方法3選徹底解説

【種類別】女性の就活の服装の選び方10選|女性の服装マナーとは?

就活を有利にするバイトとは?バイト経験のアピール方法5つと職種を紹介!

自己PRで「誠実性」の言い換え7つ|例文やアピールポイントについても解説

プレゼン形式で自己PRする際のポイント10選|資料の作り方6選も執筆

就活がばかばかしいと思う理由10選|ばかばかしい就活への対処法

就活の面接官が最近読んだ本について質問する意図6つ|おすすめしない答え方

【内容別】インターンシップでのマナーの注意点7選|メールの書き方なども紹介

面接のNGワード対策のポイントは「企業目線」|面接NGワード対策5選

面接で「自分を動物に例えると?」と聞かれても困らない!動物別の例文5選

業界の志望理由の効果的な答え方とは?5つの例文とポイントも紹介

志望動機に「家から近い」と伝えるのはなぜダメなのか?6つの理由を紹介

就活中に活用したい口コミサイト|おすすめサイト7選と利用の際の注意点

就活時にSEのキャリアプランを考えておくメリット6つ|キャリアプラン例も紹介
