「頑張る」を就活で使うなら?エントリーシートや面接で使える敬語表現11選!
初回公開日:2020年10月01日
更新日:2020年09月25日
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また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「頑張る」を面接で表現したい時は?
就職面接において、「頑張る」という表現は正しい使い方なのでしょうか。
就職活動では業界・企業分析・自己PRなども大切ですが、より重要なのは志望度を伝えることです。志望度はやる気であり、それを示すために「頑張る」という気持ちを企業へ伝えていかなければなりません。
しかし、「頑張る」をそのまま使用するのは誤りで、面接などで使用する際には言葉を変化させていかなければなりません。
「頑張る」の意味
頑張るの本来の意味は、あることを成し遂げようと困難に耐えて努力すること、自分の意見を強く押し通すこと、ある場所を占めて動こうとしないことです。
また語源については「我を張る」で、実は「自分の意志を強く押し通す」という自己中心的な意味も持ちます。そのため、そのまま使用すると、場合によっては相手に誤解を与える可能性があるのです。
「頑張る」を言い換えて使おう
そのまま使用すると誤解を与えてしまう可能性のある「頑張る」ですが、正しく言い換えることで就職面接やエントリーシート、履歴書等で使用することができます。
言葉は1歩間違うと間違ったことを伝えやすく、逆に間違った内容を受け取ってしまうので、「頑張る」についても言い換えの表現方法を正しく理解し、実際の就職面接等で使っていきましょう。
それでは具体的な「頑張る」を言い換えた口頭表現についてご紹介します。
「頑張る」に代わる口頭表現6選
ここからは、「頑張る」に代わる口頭表現を6つご紹介します。
「頑張る」に代わる口頭表現を正しく使用することで、就職活動だけでなく、入社後実際のビジネスにおいてもプラスになるので必ず押さえておきましょう。
「頑張る」に代わる口頭表現1:「努力させていただく」
「努力させていただく」という表現は「頑張る」の正しい謙譲語であり、なかなか聞きなれないかもしれませんが、目上の方に対しての決意表明の時などに使うことができます。
しかし「努力させていただく」をそのまま使うと頑張りますの意味としては少々固い表現となりますので、おすすめの使用方法として「精一杯努力させていただきます」などがいいでしょう。
「頑張る」を謙譲語に変えることで、自分をへりくだった言い方にした言葉遣いになり、就職後も上司や目上の方に対する敬語として適しているので必ず押さえておきましょう。
「頑張る」に代わる口頭表現2:「努めさせていただく」
「努めさせていただく」は「努力させていただく」同様に、「頑張る」の正しい謙譲語です。そのため、目上の方に対して使用することができます。
「努めさせていただく」は受け取る方がなんだが仰々しく感じてしまうことがありますので、実際に使用する際は「精一杯努めさせていただきます」が良いでしょう。
「頑張る」に代わる口頭表現3:「精進してまいる」
「精進してまいる」の精進とはどのような意味でしょうか。
「精進」の言葉の意味は、雑念を去り武者修行に専念すること、一定期間の行いを慎み身を清めること、肉食を断って菜食にすること、1つのことに精神を集中し励むことがあります。
「精進してまいります」の表現方法ですが、自らの意思や決意表明をする際の言い回しで目上の人にも問題なく使用することができます。
「頑張る」に代わる口頭表現4:「頑張る所存」
「頑張る所存」の所存とは「心に思うところ、考え」という意味で、「所存です」は「考えています」という意味になり、敬語の中では謙譲語にあたります。相手に対して自らがへりくだった言葉遣いであり、「頑張る所存」も目上の方にも使用することができます。
例えば、自身の意思や決意を口頭で伝える時に「上司・先輩の皆さまのご指示に従い、精一杯取り組む所存です。」という一文を使用しましょう。
「頑張る」に代わる口頭表現5:「尽力いたす」
「尽力いたす」のは「尽力」とは文字通り「力を尽くす」という意味で、噛み砕いて言うと「精一杯努力します」という意味になります。そのため、先に述べた「尽力いたします」や「尽力いたす所存です」というように使います。
例えば、履歴書には「貴社に採用していただくことができましたら、営業部の一員として、1日でも早く売上・利益に貢献できるよう尽力いたします。」のように使用できます。
このように「尽力致します」は、「精一杯頑張ります」という積極的な気持ちを丁寧に相手に伝られます。
「頑張る」に代わる口頭表現6:「励んでまいる」
「励む」には勉強、仕事や運動などに「熱心に事を行う・精をだす・努める」や「気力を奮い立たせて行う。力と尽くしてする」などの意味があります。
「励む」に謙譲語の「まいる」を使うことで、へりくだった丁寧な敬語表現となります。使用例文としては「至らない点もありますが、ご満足いただけるように業務に励んでまいります。」などがあります。
また「励む」の類語としては「勤しむ」「邁進する」などがあり、どれも面接や実際の仕事でも使える言葉です。
「頑張る」に代わるメール表現5選
「頑張る」をメールにて使用する際にも口頭表現同様にさまざまな言い換えができますので、正しく押さえていきましょう。
例えば、「頑張ってください」は「頑張る」に「してください」が付いた丁寧な表現です。しかし、「目標達成のために努力して」「最後までやりきろう」など激励を丁寧にした言葉でもあり、ビジネスシーンでは上司や取引先に対して使わないのが基本です。
そこで、「頑張る」をメール表現する時のおすすめ5選をそれぞれご紹介していきます。
「頑張る」に代わるメール表現1:「努めてまいる」
「努めてまいります」の「努めて」は「力を尽くす」「努力する」であり「まいる」は「行く」や「来る」を謙譲語に言い換えた言葉です。したがって「努めてまいる」は「頑張ります」「努力していきます」という意味になります。
かなりかしこまった表現且つとにかく頑張っていきたいという強い意気込みを伝えることができるので企業のエントリーシート作成時に頻繁に使われています。
正しく使うことで自分のやる気をアピールすることができますので印象強い書類になります。
「頑張る」に代わるメール表現2:「精励する所存」
「精励する所存」とは、口頭表現でご紹介した「精進してまいる」のかしこまった敬語表現です。
精励(せいれい)の言葉の意味は、「勉学や仕事などに対して、精を出して努め励むこと」であり「努め励む」は「精一杯努力すること」です。
「頑張る」という意味を、丁寧に且つ厳かに伝える言い方が「精励」です。
「頑張る」に代わるメール表現3:「励んでまいる」
「励んでまいる」については、口頭表現同様にメールでも使うことができます。
メールでの使用例文は、「これからも満足していただけるサービスを提供できるように励んでまいります。」、「貴社の期待に応えられますよう、今後より一層業務に励んでまいる所存です。」が挙げられます。
情熱をもって何かをする気持ちを伝えたい時に使えます。
「頑張る」に代わるメール表現4:「尽力いたす」
「頑張る」に代わるメール表現には、「尽力いたす」「力を尽くすこと」「力を出し尽くすこと」があります。しかし、このまま使うとややかたい表現なので、「尽力させていただく所存でございます」とするとより丁寧な表現となります。
使用例文は、「より一層尽力させていただく所存でございます。」、「日々尽力して参る所存でございます。」が挙げられます。
「一生懸命頑張りたいと思います」を伝えたい時、口頭表現及びメール等でも使用可能です。
「頑張る」に代わるメール表現5:「邁進してまいる」
「邁進してまいる」の邁進は、まいしんと読み、言葉の意味は「何事も恐れることなく前進すること」で目的などに向かって突き進む様子を表す言葉です。とても前向きな言葉として使われています。
例えば、「今後とも、会社に尽力し、さらに邁進してまいる所存でございます。」という一文を使用できるでしょう。
上記のように「邁進してまいる」は傲慢に突き進む様子ではなく、一生懸命目的に向かって励んでいる様子を伝えることができます。
「頑張る」の誤った敬語表現2選
就職面接やその後のビジネスシーンで「敬語」の使い方を間違えてしまうと、失礼な印象を与えてしまうだけでなく、採用合否や、その後のビジネスにも影響してしまうことがあります。
「頑張る」の誤った敬語表現について正しく理解し、実際の面接でも堂々と使っていきましょう。
「頑張る」の誤った敬語表現1:「頑張らせていただきます」
「頑張る」の誤った敬語表現に、「頑張らせていただきます」があります。
「〜させていただきます」は、「〜させてもらう」の謙譲語です。相手の許可を得る必要があること、そしてそれにより自分にも良い事柄が生じることの時にだけ使用できます。
これらの条件からすると「頑張る」とは相手の許可とは関係なく自分で決めて行うことなので、「頑張らせていただきます」は正しい敬語表現ではありません。 就職面接などでは「頑張ります」と言いましょう。
「頑張る」の誤った敬語表現2:「頑張っていきたいと思います」
「頑張る」の誤った敬語表現2つ目は、「頑張っていきたいと思います」です。「いきたい」の「たい」は希望の助動詞です。また「思います」の「思う」には、物事に対しての感情を表すことや、「〜だろう」と推測する意味があります。
そのため、「頑張っていきたいと思います」と使うと、「頑張る」ことを「いきたい」と「思います」を二重であいまいにしています。就職面接やビジネスシーンで使用することは避けましょう。
「頑張る」以外で面接で間違いやすい敬語表現3選
「頑張る」の正しい使い方が分かってきたところで、「頑張る」以外にも面接で間違いやすい表現3選を紹介します。
どれも面接で使うと悪い印象を与えることがありますので、正しく理解していきましょう。
間違いやすい敬語表現1:呼称
間違いやすい敬語表現1つ目は「呼称」です。立場などにより呼称の違いと敬語の使い分けが必要です。例えば社外の人に社内の人について話をする際は社内の人も自分側ととらえ謙譲語で話すということです。
この場合、人や物などの呼称の使い分けが必要で、社外の人の前ではたとえ自分の上司であっても呼び捨てにします。
また私を「僕」「自分」ということや社長を「社長様」ということも間違いですのでしっかりと呼称の基本を押さえて面接に臨みましょう。
間違いやすい敬語表現2:敬語になると動詞が変わるもの
2つ目は、「敬語になると動詞が変わるもの」です。下記は一例であり、その他にも多くあります。どれも重要ですので、呼称と合わせて覚えておきましょう。
例えば、「食べる」の敬語は「召し上がる」で謙譲語は「いただく」です。また、「言う」の敬語は「おっしゃる」、謙譲語は「申す、申し上げる」です。
そして、「見る」の敬語は「ご覧になる」、謙譲語は「拝見する」など敬語になると動詞が変わるものが多くあるので注意しましょう。
間違いやすい敬語表現3:返事
3つ目は「返事」についてです。例えば日常生活でよく使いがちな「大丈夫です」は面接においてはNGです。理由として「大丈夫です」の意味合いが承諾・否定いずれにもとれるため面接においては不適切です。
例えば面接で「入社後の勤務先は全国どこになるかわからないが大丈夫でしょうか」という質問に対して回答がOKであれば「大丈夫です」ではなく「はい、問題ありません」と答えましょう。
上記「大丈夫です」のように本人は悪気なく使ってしまっていて、面接の場では不適切な返答表現が他にもありますので、是非たくさん調べてみてください。
就活や面接では「頑張る」以外の言葉を選んでアピールしよう
就活や面接では「頑張る」の正しい使い方を含めて「敬語の活用」は面接時に欠かせないマナーといえます。また就活、面接の先には社会人となり実際のビジネスの場において敬語を正しく使うことは必須といえます。
アウトプットの場は面接ですので、練習だと思ってたくさんの面接にチャレンジし、最初は間違えてもいいので、たくさんの敬語表現を実際にアウトプットして自分の中に定着させていってください。

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