履歴書の「現在に至る」とは?意味や用途使い方のポイント3つを解説します
初回公開日:2020年07月02日
更新日:2020年07月02日
記載されている内容は2020年07月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「現在に至る」の意味
履歴書に記入する「現在に至る」は、「現在職場に在職中です」ということを意味する表現で、学歴は問いません。
「現在に至る」は履歴書の職歴欄の末尾に書きますが、退職後で離職中の場合は「現在に至る」ではなく、「以上」と書きます。
会社によっては作成された書類を非常に重視することもあり、履歴書の「現在に至る」と「以上」との使い分けや、必要な文字が抜けていないかをチェックしますので、正しく記載することが重要です。
履歴書で「現在に至る」と記載するところは?
履歴書で「現在に至る」と記載する位置は、「職歴」の部分です。
履歴書の職歴部分には、これまで勤務していた会社や現在勤務している会社の所属部署を記入したあとに、改行して左寄せに「現在に至る」と書きます。正式には同じ行ではなく、さらに改行して、右寄せで「以上」と書きます。
「現在に至る」を書く時の注意点3つ
履歴書において、「現在に至る」を使う場合と使わない場合があります。
在職中なのか離職中なのかでどのように使い分けするのか、注意すべき点がいくつかあります。また、履歴書のどこに入れるのか、必ず使わなければならないかなどについてもご紹介します。
注意点1:学歴の欄には記載しない
履歴書の学歴の欄では、「現在に至る」の文言は記載しません。
学歴の欄の1行目は「学歴」と中央に書き、その次の行から一般的には高等学校から正式名称で記載し、最後が大学であれば学歴の最後は正式な学部学科「卒業」で終わり、「現在に至る」は書きません。
もし学校を中退している時は、「家庭の事情により中途退学」で終わり、1行開けて職歴に移ります。
注意点2:離職中の場合は記載しない
離職中の場合、履歴書に「現在に至る」の表現は使いません。
離職してから就職活動までの期間が介護などの理由で長引いた時には、働く意思がないと思われてしまうこともありますので、最後に離職理由を入れることがあります。その場合には行を変えて、左側に「現在に至る」と記載します。
離職理由として「親の介護に伴い退職。その後、〇〇年〇月まで介護に従事」などと書いてから改行し、左側に「現在に至る」と記載します。
注意点3:「以上」と用途を使い分ける
履歴書では「現在に至る」と「以上」の違いを正しく使い分けて記載しなければいけません。「現在に至る」は、現在正社員で就業中の人だけが使い、離職中や嘱託社員の場合には使いません。
現在正社員で就業中の人は職歴の最後に、行を変えて左側に「現在に至る」と書き、さらに行を変えて右側に「以上」と2つ記載します。離職中の人は「現在に至る」は記載せず、職歴欄の最後に行を変えて右側に「以上」と書きます。
非正規雇用での「現在に至る」のポイント3つ
アルバイトや派遣、またはフリーランスなど非正規雇用の場合、履歴書の職歴欄に記載する時の「現在に至る」の使い方にはポイントがあります。
一般的に非正規雇用であっても、これまでの経験をアピールしたい場合には、職歴欄に正社員の場合と同様に職歴を記載し、「現在に至る」と記入します。
採用後のミスマッチを防ぐためにも契約社員などの雇用形態を明記します。
ポイント1:スキルをアピールしたい時は職歴として記載する
臨時職員など非正規雇用でも、これまで携わった職務で得たスキルなどを応募企業にアピールしたい時には、職歴として記載できます。
求人企業では前職の社名や雇用形態で採用を判断するのではなく、求める経験やスキルを持っている人材かを判断するために職歴を参考にします。
そのためにも求人情報にある仕事内容や応募条件に合いそうな経験やスキルをピックアップし、それらを強調して職歴に記載し、アピールすることが望ましいでしょう。
ポイント2:離職予定の場合は離職の時期を記載する
離職予定の場合は、履歴書に離職の時期を必ず書かなくてはならないものではなく、基本的には「現在に至る」と記載します。
しかし、離職日が決まっている場合や応募日までの期間が迫っている場合には、離職予定日と共に「離職予定」と記載します。
離職日が明確になっていることで、募集企業も採用時期を具体的に検討することができ、スムーズな転職に繋がります。
ポイント3:フリーランスで在職中の場合も「現在に至る」と記載
雇用主がいないフリーランスや、ダブルワークなど複数の企業において掛け持ちで仕事をしている場合には、職歴欄の最後に「現在に至る」と記載します。
職歴欄には企業名や仕事内容、また自営業から就職活動する場合にも同様で自営業の内容や役員などの立場も記載します。
また転職先に有利になりそうなスキルや資格などがある場合には、アピールするためにも書き加えたほうが良いでしょう。
現在に至る在職中の就職活動で気を付けたいこと4つ
在職中に就職活動を行う場合には、気を付けなければならないことがあります。
主に、就職活動の全体のスケジュール表の作成や志望動機、自己PRのためのアピールポイントの確認、また履歴書提出後の応募企業とのアポイント方法の確認や自分自身の健康管理などがあります。
特に仕事をしながらの転職活動で健康を害しては何にもなりませんので、健康にも注意する必要があります。
気を付けたいこと1:スケジュール管理
新卒でも転職でも、スケジュール管理には十分に気を付ける必要があります。
新卒の場合は選考解禁日や会社説明会など大まかなスケジュールが決まっており、登録企業を絞り込んでいれば説明会や試験日が重なることも少なく、また重なっても優先順位をつけられます。
しかし退職が決まってからの転職活動では、大事な要件を忘れたり予定が重ならないように、スケジュール管理をしっかり行うことが重要です。
気を付けたいこと2:連絡が付きやすい時間帯を企業に伝えておく
新卒や転職で気を付けなければならないことに、応募企業に連絡がつきやすい時間をあらかじめ伝えておくことがあります。
就職活動中は応募企業からの連絡が受け取れるように、提出する履歴書の本人希望欄に、確実に連絡が取れる時間帯やメールアドレスなどを書いておくと良いでしょう。
そうすることで、採用企業の担当者にも利用してもらうことができ、スムーズに連絡が取れます。
気を付けたいこと3:現職から学んだことを自分の強みとしてアピールする
転職での就職活動では新卒と異なり、現職で学んだことや得られたスキルなどを自分の強みとしてアピールすることができます。
応募企業がどのような人材を求めているかを把握したうえで、役に立ちそうなスキルなどの強みを志望動機や志望理由、そして自己PRにしっかり盛り込むと良いでしょう。
盛り込む内容は学んだ経験で何ができるか、それを生かして仕事にどう貢献できるかなどで、新卒とは違ったメリットとして活かせます。
気を付けたいこと4:体調管理
新卒でも転職でも活動中は生活が不規則になりがちなため、体調管理には気を付けましょう。
就職活動中の体調管理において、インフルエンザやコロナ対策などのためにも手洗いやうがいも重要ですが、十分な睡眠と食事も意識しましょう。
「現在に至る」の使い方を知って履歴書を作成しよう
「現在に至る」や「以上」などの言葉は履歴書ならではの表現なので、正しい使い方を知っておくことが重要です。
企業によっては使い方が誤っていると合否に関わる可能性もあります。また、正社員だけでなく非雇用の場合でも、アピールできる強みやスキルがある時は記入したほうが良いでしょう。
また、就職活動は長期間になることもあるため、スケジュール管理や体調管理には気をつけましょう。

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