就活で中小企業を志望するメリット4つ!中小企業の探し方を解説
初回公開日:2020年11月04日
更新日:2020年10月14日
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なぜ就活では中小企業を狙った方がいいのか
就職活動(就活)をする際にどのような企業をターゲットにして活動するのかによって、その活動方法も異なってきます。一般的には、いわゆる大企業を目指す人が多いのかもしれませんが、大企業でもそれなりの苦労はあるでしょう。
そこで1つの選択肢として「中小企業」を狙うことも考えられます。本稿では中小企業を志望する場合のメリットやデメリット、そして中小企業の探し方や選ぶ際のポイントについて説明します。
就活で中小企業を志望するメリット4つ
大企業は安定していて友人や親にも自慢できるため、中小企業よりも大企業の方が良いと考える人も少なくないでしょう。しかし、必ずしもそうとは限りません。
ここからは、中小企業を就活で志望する場合の主なメリットを4つ説明します。
中小企業を志望するメリット1:企業財務を理解しやすい
大企業であれば、企業財務の規模も巨大であり、会計、財務、税務、IR、など担当部署が細分化されているため、会社の全体像を把握することが簡単ではありません。
しかし、中小企業は規模が大きくないため、企業財務の全体像を把握しやすいと考えられます。
就活において企業研究をする場合にも、大企業に比べれば中小企業における財務的な特徴を理解することは難しくないでしょう。
中小企業を志望するメリット2:ビジネスモデルが分かりやすい
就活の際には志望企業がどのような事業を行っているのか、ビジネスモデルについても把握・理解しようとするでしょう。
大手の企業では、いくつもの分多岐にわたる分野に事業が拡大していたり、多くの子会社を保有していたりするので、ビジネスモデルを理解するのが簡単ではないケースもあるでしょう。
一方で、中小企業では絞り込まれた事業に専念しているケースも多いので、大手企業に比べればわかりやすいのではないでしょうか。
中小企業を志望するメリット3:仕事の裁量をもらいやすい
大企業に比べると中小企業は社員数も少なく、一人一人の社員に与えられる仕事量とその仕事に対する裁量も大きくなるケースが多いでしょう。
大企業では細分化された業務に対応する裁量を付与することになりますが、中小企業の社員は業務を幅広く推進する必要があるので、その範囲に応じた裁量を社員に与えなければ仕事がスムーズに回りません。
したがって中小企業では、若いうちから仕事に対する裁量をもらいやすいのです。
中小企業を志望するメリット4:結果を出せば強い立場に立てやすい
年功序列型の雇用スタイルは、徐々に実力主義に変わってきているとは言え、実際にはいまだに勤務年数の違いが経験の差に繋がることもあり、特に伝統的な大手の企業では、いくら若手が結果を出しても、収入や肩書に直結するようなケースは当然ではありません。
しかし、中小企業では、結果を出せば職場で中心的な存在として重用されることも珍しくはないでしょう。
そういったエース人材を会社に繋ぎ止めておくために、報酬や肩書などを上げて、会社にとって必要な人材であることをわかってもらう必要があるからです。こういった柔軟な対応が可能なのは中小企業ならでは、と考えられます。
就活で中小企業を志望するデメリット3つ
一般的には、大企業のメリットが中小企業のデメリット、逆に大企業のデメリットが中小企業のメリット、とも言われています。では中小企業のデメリットとはどのようなものなのでしょうか。
本稿では、就活で中小企業を志望する際の主なデメリット3つについて説明します。
中小企業を志望するデメリット1:給与が低めである
一般的には、大企業に勤務する方が中小企業よりも給与は高いと思われます。就活をする人にとっては、大企業の高い給与は大きな魅力の1つでしょう。
ただし、全ての中小企業の給与が低いわけではありません。技術力が高く、大企業では対応が困難な仕事を行う中小企業では、給与が高額なケースもあります。
給与の多寡は、就職先を選ぶ大切なファクターかもしれませんが、他の面も含めて総合的に就職先を選ぶことが大切です。
中小企業を志望するデメリット2:福利厚生が乏しい
福利厚生面では大企業の方が一般的には手厚いと考えられます。人間らしい生活を送るためには、福利厚生は従業員にとって重要な制度です。
しかし中小企業の場合、大企業よりメニューや制度の内容が見劣りしてしまいます。
その一方で、大企業では従業員が使わない福利厚生制度が残り、無駄なコストが生じている場合もあるようです。最近では、中小企業でも無駄なコストを排して、従業員が福利厚生のメニューを選択できるカフェテリア方式の導入が増えています。
中小企業を志望するデメリット3:他の部署に移れる可能性が低い
大企業では多くの部署があるので、他部署への異動希望も叶えられる可能性があります。しかし、中小企業では組織自体が小さいため、他部署への異動希望は難しいでしょう。
仕事内容や、上司と合わないようなケースでは、中小企業の場合、逃げ場が少ないとも言えます。中小企業を志望するなら、職場の雰囲気や業務内容など、詳しい情報の入手が必要でしょう。
就活での中小企業の探し方3つ
中小企業だからといって、どの会社でも受かりやすいわけではありません。きちんとリサーチして正しい選び方をしなければ、いつまでたっても受からないこともあり得ます。
本稿では就活における中小企業の探し方について主な3つの方法を説明します。
就活での中小企業の探し方1:大学のキャリアセンターを活用する
通っている大学にもよりますが、大学のキャリアセンターに企業を紹介してもらう方法があります。
地元の中小企業が大学に求人を持ち込むケースは多いようで、採用意欲も高いことから、キャリアセンターの利用は有効でしょう。大学の特徴も理解されているので、他の方法より楽に就活を進められでしょう。
求人企業の熱心さなども、キャリアセンターの担当者に確認すれば、詳しい情報を得られるかもしれません。
就活での中小企業の探し方2:求人サイトを活用する
求人サイトに登録してマッチングをすると、希望している中小企業の入社試験が受けられます。この場合には、多くの中小企業案件を取り扱う求人サイトに登録することが重要です。
取り扱っている商材の特徴や、その会社ならではの事業モデルなどについて詳しく掲載されているサイトを選びましょう。
登録する時点で自分の希望を記載しますし、志望動機などもあらかじめ求人企業に伝えられる利点もあります。
就活での中小企業の探し方3:スカウト型イベントへ参加する
スカウト型のイベントへ参加することも中小企業の探し方としては有用でしょう。
様々な中小企業が会場に集まって来場する学生と面談や面接を行ったり、グループワークを実施したりするので、自分に合った企業と出会えるでしょう。
地方に住んでいる学生にとっても、一度に多くの企業と接する機会となります。スカウト型イベントで、採りたい学生だと企業が認識すれば、すぐにでも役員面接の場が設けられる可能性もあります。
就活で中小企業を選ぶうえでのポイント3つ
中小企業の数はたくさんありますし、何社もの会社の説明会に全て参加することは不可能です。そこで、どのようなポイントで中小企業を選んだらよいのか理解しておくことがとても重要です。
本稿では、中小企業を選ぶ主なポイントを3つ説明します。
中小企業を選ぶうえでのポイント1:ビジネスモデルに共感できるか
中小企業を選ぶ際には、その会社のビジネスモデルに共感できるか、がポイントになります。中小企業が生き残っている理由は、製品のオリジナリティであったり、他社には真似できないビジネスモデルの革新性であったりします。
社長や他の経営陣に惚れ込むことも大切かもしれませんが、その会社のビジネスモデルに共感して、この事業とだったら一緒に頑張れる、と思えることがより重要になります。
中小企業を選ぶうえでのポイント2:事業概要を数字で説明しているか
会社説明会や面談で、事業概要について数字を用いて説明していない企業は避けた方が良いでしょう。
例えば、売上高、営業利益率、社員数、といった定量的な情報を交えて説明できている会社は、社員が会社のことをよく理解しているとわかります。
加えて、数字が大きく変化した時期とその理由、新卒入社人数の推移と予測、などについても説明してもらえれば、今後の企業の成長についてもある程度予測できるでしょう。
中小企業を選ぶうえでのポイント3:社員の話を聞いてみる
実際にその会社で働いている社員の話を聞いてみることも、おすすめします。
なぜこの会社に入社したのか、どういった点を他社に比べて優良だと判断したのか、大学生の時(就活前)からこの会社を知っていたのか、などを直接聞ければ大いに参考になるでしょう。
大学の就職課やキャリアセンターにOBを紹介してもらい、訪問するケースが一般的ですが、企業の人事部門などに相談してリクルーターを紹介してもらう方法もあります。
就活で中小企業に志望するメリットを知ろう
全国の企業においては、中小企業の割合のほうが高く、就職先から排除することは、自分に適した会社を自ら除くことにもなりかねません。
中小企業だから負け組である、中小企業には行きたくない、などの考えでは、働き甲斐のある素晴らしい企業に出会うことは難しくなるでしょう。
中小企業の調べ方をきちんと理解して実践することで、自らが望む将来を手に入れることが可能になるのです。

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