企業説明会のマナーと参加する際のポイント7つ|説明会で確認することも紹介

初回公開日:2021年01月05日

更新日:2021年01月05日

記載されている内容は2021年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

企業説明会とは、多くの会社の考え方に触れ、そこで働く人達の様子を実際に見ることができる、就活生の企業選びの場です。そんなチャンスが、参加時の服装やマナーの不注意で「失敗の場」とならないよう、今回は、企業説明会への参加のポイントについて細かく紹介していきます。

企業説明会のマナーと参加する際のポイント7つ|説明会で確認することも紹介

企業説明会とは

企業説明会とは、一人でも多くの優秀な人材を採用するために、企業各社が実施する自社PRの説明会となります。

説明会の形態は、複数企業で行う「合同説明会」と、企業1社で行う「単独説明会」の大きく2種類となります。各説明会によっては、プレエントリーでの応募者の事前情報開示や、当日の面接など発生するケースもありますので注意が必要です。

合同説明会

合同説明会とは、複数企業が一堂に会する説明会ですが、内容によって「同一業界の企業説明会」「就職情報サイト主催による企業説明会」「地域主催による企業説明会」の3種類となります。

基本的に予約は不要で、会場内の各企業のブースをまわりながら、多数の企業に触れ選択幅を広げることができます。説明時間は30分程度ですが、感触が良い企業には単独説明会の予約を申し込んでおくといいでしょう。

単独説明会

単独説明会は予約制が基本です。事前に企業にプレエントリーして「御社に興味があります」と意思表示しておくと、説明会の案内書が送られてくるのが一般的です。その案内書で予約して説明会に参加します。

1社の説明会ですので、企業の風土・理念を含め仕事や職場の細かい説明を聞くことができます。自己分析を済ませて説明会に臨み、エントリーシートの材料取りをしながら、しっかり企業を見極めることが大切です。

企業説明会の情報を知る方法5選

企業説明会の入手方法は、就活にとって重要なテーマです。一般的には、3月企業採用情報公開、6月に選考開始と言われますが、実際には、エントリーから説明会・選考・内定と、もっと早い時期から動き出していることも実情です。

就活の波に乗り遅れることのないよう、ここでは企業説明会の情報を知る方法5選を紹介します。

企業説明会の情報を知る方法1:学校の掲示板を見る

企業説明会の情報を知る方法1つ目は、学校の掲示板を見ることです。就活の時期になると、大学のセンター掲示板に就職課等の資料やポスターが掲示されます。

大学によっては、すでに就職したOBの就活情報なども掲示され大変参考になります。また、Uターン情報の掲示は、地域が主催する合同企業説明会への参加の有益な情報となりますので、掲示板はこまめにチェックしましょう。

企業説明会の情報を知る方法2:知人から聞く

企業説明会の情報を知る方法2つ目は、知人から聞くことです。

同じ業界で就活している友人であれば、予約がいらないと思っていた合同説明会に実は予約が必要だったとか、○○企業の単独説明会には面接があるらしいとか、うっかり見落とした情報を補填したり共有できたりもします。

また学校の先輩や先輩の人脈などからも、経験を積んだ貴重なアドバイスが期待できます。

企業説明会の情報を知る方法3:新聞を見る

企業説明会の情報を知る方法3つ目は、新聞を見ることです。新聞は、トップの総合面に始まり、「政治」「経済・金融」「ビジネス」「テクノロジー」から「国際」「地域」「文化」に至るまで多岐のニュースソースを提供します。

業界の企業動向をはじめとして、就職期には、例えば地域版の生活関連の紙面に、県外進学者のUターン就職を促す地域主催の合同説明会が記事になったりします。デジタル版でより身近となった新聞は、今も昔も情報の宝庫です。

企業説明会の情報を知る方法4:企業のホームページを見る

企業説明会の情報を知る方法4つ目は、企業のホームページを見ることです。企業説明会の情報が記載されており、必要に応じて予約の申し込みなど、余裕を持って準備ができます。

また何よりの強みは、企業の採用情報を直接見ることができる点です。以降のエントリーや選考日程を確認し、社歴・理念に目を通して企業をイメージしておけば、参加する説明会も充実したものとなります。

企業説明会の情報を知る方法5:就活の情報サイトを見る

企業説明会の情報を知る方法5つ目は、就活の情報サイトを見ることです。例えば、希望する業種を地域や開催日で検索すれば、関連する企業説明会を効率よく検索できます。

また、掲載企業の多い大手情報サイトの合同説明会に積極的に参加し、企業の選択幅を広げて、多くの単独説明会に参加することにより、内定獲得のチャンスも大きく広がっていきます。

【シーン別】企業説明会のマナー4つ

企業説明会のマナーは、受付から退場までの流れの中での礼儀・作法です。ビジネスマナーの基本となる「相手に不快感を与えない」ための、「挨拶」「気づかい」がポイントとなります。

ここでは、「受付」・「会場入り」・「質問と聞き方」・「退場」の各シーンに分けて、企業説明会のマナーを紹介します。

企業説明会のマナー1:受付や待ち時間

企業説明会のマナー1つ目は、受付や待ち時間です。駆け込んだり、息を切らせたりの受付は先方に失礼となります。時間に余裕を持って、きちんと挨拶して受付を済ませましょう。

また、会場入りまでの待ち時間がある場合は、出入りの邪魔にならない場所に待機し、知人と会った場合など、大声での挨拶や私語は十分に慎みましょう。

企業説明会のマナー2:会場入りの時

企業説明会のマナー2つ目は、会場入りの時です。携帯電話の電源は切って入場します。マナーモードでも振動音が響きますので、切っておいた方が無難です。

また、自由席の場合は前詰め着席します。後から入場する人への配慮と、説明会への積極参加のアピールとなります。席に着いたら鞄は椅子の横に置き、両手を膝に置いて背筋を軽く伸ばして、静かに開始を待ちましょう。

企業説明会のマナー3:質問の仕方や聞き方

企業説明会のマナー3つ目は、質問の仕方や聞き方です。質問は学校名・氏名を名乗り簡潔に、聞く時はしっかり頷いて、回答へのお礼を述べましょう。

準備しておいた質問に気を取られて、担当者がすでに説明したことを再度質問してしまったり、調べれば分かることや自分をPRするような質問だったりはNGです。また、答えてもらっている最中に資料をめくったりしていては、何の真剣さも企業に伝わりません。

不用意な発言や行動でマイナス印象とならないよう、緊張感をもって臨むことが大切です。

企業説明会のマナー4:退場の時

企業説明会のマナー4つ目は、退場の時です。何事も終わりが肝心です。ボールペンや資料など足元に落ちていないか、持ち物をよく確認して離席しましょう。

また企業によっては、説明会以降の書類選考や面接のためのエントリー用紙を配布するケースもありますので受け取り忘れなどないよう注意しましょう。アンケート用紙があれば丁寧に記入して提出し、挨拶をして退出しましょう。

企業説明会で確認するべきところ4つ

企業説明会は、参加者にとってビジネスマナーを試される場であると同時に、企業側にとっても運営力や社員の応対など企業力を問われる場ともなります。

スタッフ間の協力の様子や、時間の組み立て、回答の仕方など、志望する企業の体質を実感できるチャンスともなります。ここでは、参加者の視点で、企業説明会で確認すべきところの4点を紹介します。

説明会で確認すること1:態度

説明会で確認することの1つ目は、態度です。社員個々人の身だしなみや所作の態度と併せて、企業本体の説明会への取組み姿勢もしっかり確認する必要があります。

例えば、企業概要の説明に、参加学生と年代の近いフットワークを感じさせる若手社員を起用しているような場合、参加者にリラックスしてしっかり説明を聞いて欲しいという企業の熱意が強く感じ取れます。企業風土はこんなところからも垣間見えます。

説明会で確認すること2:時間の使い方

説明会で確認することの2つ目は、時間の使い方です。説明会の壇上で、社会人マナーの時間厳守を述べながら、説明会の開始が遅れたり、終了時間がオーバーしたりするようでは、企業への志望度も下がってしまいます。

説明会全体の流れを共有し合い、担当者間の連係プレイでつないでいく時間管理は、企業のチームワークとして問われる大きなスキルです。

説明会で確認すること3:説明の仕方

説明会で確認することの3つ目は、説明の仕方です。企業の理念や求める人材について、パンフレットを見ながら場違いな雰囲気で棒読みされても、企業の熱意は参加者には伝わりません。

同様に、企業一押しの業務説明を担当外の社員が代弁しても、仕事の面白みや情熱は聞き手には伝わりません。話すテーマと説明者をしっかり観察する中で、企業の本気度も見えてきます。

説明会で確認すること4:質問への回答の仕方

説明会で確認することの4つ目は、質問への回答の仕方です。質問の意味がはっきりつかめない時、回答者は2つのタイプに分かれます。1つは質問者に逆質問して、意味を確認しようとするタイプです。もう1つは、まず受けて回答しながら質問の意味を探ろうとするタイプです。

それぞれに回答者の意図はあるとしても、質問への回答の仕方1つからも企業の体質はうかがえます。

企業説明会に参加する際のポイント7つ

企業の考え方を知り、そこで働く人たちとのコミュニケーションを体験できることは、就活にとって有意義なことです。

しかし、ただ漠然と企業説明会で話を聞いて質問しても、内定への具体的な進捗にはつながりません。企業説明会に参加して何を見てどう活用していくのか、ここでは、参加する際のポイント7つを紹介します。

説明会に参加する際のポイント1:企業の情報収集をしておく

説明会に参加する際のポイント1つ目は、企業の情報収集をしておくことです。企業をイメージすることは、企業を自分に引き寄せることです。見えない職場や仕事を自分に見える形にすることです。見えないものを形にするためには情報が必要です。

企業ホームページや就活サイトで情報収集し、企業をより細かくイメージしておくことにより、説明会での実際の企業の感触との比較・検証がしやすくなります。

説明会に参加する際のポイント2:質問を用意しておく

説明会に参加する際のポイント2つ目は、質問を用意しておくことです。企業に対する疑問点は、情報収集しながら企業をイメージしていく中で見つかるものです。

情報を読み飛ばしていくと忘れてしまうので、疑問の都度、付箋紙などに書きつけておきます。説明会までに、書きだした疑問点の重複や考えミスを再チェックして、最終的な質問表を作成しておきましょう。

説明会に参加する際のポイント3:自己分析をしておく

説明会に参加する際のポイント3つ目は、自己分析しておくことです。説明会で企業理念や仕事内容を聞いて、果たして自分がその企業に見合った人材なのかどうか判断するためには、まず、自分自身を知っていなければなりません。

この企業で自分の強みは活かせるのか、自分はどんな職務に向いているのかなど、自分自身を知るためには、自己分析をしておくことが大切です。

説明会に参加する際のポイント4:服装の確認をしておく

説明会に参加する際のポイント4つ目は、服装の確認をしておくことです。説明会で特に「服装の指示がない」時には、男女ともにスーツが無難です。また、「服装自由」の場合には、オフィスカジュアルが一般的ですが、スーツでも問題ありません。

服装全般を通して、男女ともに落ち着いた色合いとし、女性の場合は特に露出と清潔感のバランスに注意することが大切です。

説明会に参加する際のポイント5:持って行く物を確認しておく

説明会に参加する際のポイント5つ目は、持って行く物を確認しておくことです。当日の持参品を「説明会での提出物」「筆記用具」「就活携帯品」「私物」等に分けると管理しやすくなります。

案内状で指示された受付票・事前記入票などは「説明会での提出物」、メモ帳・スマホ・スケジュール・クリアケース・学生証・印鑑は「就活携帯品」、エチケット品は「私物」として、A4サイズ程度の鞄に前日までに準備しておきましょう。

説明会に参加する際のポイント6:参加した後は情報を整理する

説明会に参加する際のポイント6つ目は、参加後は情報を整理することです。説明会で受け取った資料やメモは、企業比較やエントリーシートの情報源であり、後で見返した時に思わぬ就活へのヒントや示唆ともなる貴重なものです。

その日の説明会が終わっても、就活が終わったわけではありません。今後に活用できるように、説明会に参加した後は情報を整理しておきましょう。

説明会に参加する際のポイント7:お礼のメールを出す

説明会に参加する際のポイント7つ目は、お礼のメールを出すことです。ビジネスマナーの基本は挨拶です。件名は「企業説明会への御礼」とし、学校名と氏名を明記し、感謝の言葉を簡潔に記載しましょう。

選考のアピールに意味があるかないかは別として、相手に負担をかけない範囲で礼を尽くすことは、社会人として決してマイナス印象にはなりません。

企業説明会について知って就活に活かそう

企業説明会のマナーと参加する際のポイント、説明会での確認事項について紹介しました。いかがでしたでしょうか。

企業説明会は、就活生にとっての企業との出会いの場です。パンフレット上の企業情報を直に聞いて見て質問できるチャンスの場です。説明会のマナーや確認点をしっかり身につけ、多くの企業に触れながら、就活のゴール・内定勝ち取りに向かってスタートしましょう。

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