ベンチャー企業の面接で見られるポイント5つ|突破するコツやよくある質問も紹介

初回公開日:2021年01月05日

更新日:2021年01月05日

記載されている内容は2021年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

企業自体が成長過程にあるベンチャー企業は、必要とする人材、面接の仕方、聞かれることが大手・中小企業と比較すると違いがあります。ベンチャー企業が求める人材、面接の特徴、面接でみられているポイント、よく聞かれる質問、そして面接を突破するためのコツをまとめました。

ベンチャー企業の面接で見られるポイント5つ|突破するコツやよくある質問も紹介

就活生にも人気のベンチャー企業ってどんな会社?

一昔前は、大手企業への就職が、新卒の学生が目指すゴールになっていましたが、今はベンチャー企業を候補に入れている新卒の学生もいます。

そもそもベンチャー企業とは、どのような企業をさすのでしょう。実はベンチャー企業の基準や定義はありません。一般的に、新技術や革新的な知識や技術を元に、新しい事業やサービスを展開し、主に成長途中にある企業を指します。

成長途中の企業

ベンチャー企業は、創業前の段階、創業直後の段階、軌道に乗り始めている段階、事業や経営が安定している段階の4つのフェーズで成長していきます。

そして、最終段階の事業や経営が安定している段階にくると、ゴールではなく、さらなる新規事業の展開、資金調達の手段等、常に思考は止まらず個人も会社も成長を続けています。

ベンチャー企業と中小企業との違いは?

ベンチャー企業の場合、大抵の企業規模は、小規模から中規模になります。ここで中小企業との違いが気になるかと思います。

まずベンチャー企業には定義がありませんでしたが、中小企業は「中小企業基本法」という法律によって定義されています。そこで業種により資本金や従業員数を規定しています。

更に一般的に、ベンチャー企業と中小企業を明確に区別する際に基準となるのは、会社が急成長を目指しているかという点になります。ベンチャー企業が多少のリスクを覚悟しながら新しい事業やサービスに乗り出す一方、中小企業は、リスクを回避しながら安定した経営を目指します。

ベンチャー企業の面接の特徴3つ

ベンチャー企業の面接は、他の企業とは異なります。まず大手企業、中小企業は会社を安定させ存続させることを重要視し、社員には成長しながら長く就労してほしいと思う傾向があります。

一方、ベンチャー企業は、外部から投資を受けていることが多いため、投資家の意向で業務内容を変更したり、企業そのものを売りに出したりすることもあるため、成長しながら長く就労というよりは即戦力を期待する傾向があります。

つまり、そういった企業の特徴を考えると、採用したい人材も変わってきます。例えば、大手企業だと長く働く成長人材を、ベンチャー企業だと夢を持っていて即戦力となる人材を求めているようです。

それでは、具体的な面接の特徴を紹介していきます。

ベンチャー企業の面接の特徴1:フランクな雰囲気での面接が多い

ベンチャー企業の面接では、人柄や人間性をみたい理由から、フランクな面接をしているところが多いです。

面接する側も面接場所が会議室、社外のカフェ、社内のラウンジ等それぞれ違ってもリラックスできる雰囲気作りをしているようです。そのため、面接を受ける側がリラックスしすぎてしまうことがあるようですが、面接であることは忘れないようにしましょう。

また、服装についても「服装自由」としているところが多いようですが、こちらも個性や社風に合うかをチェックしているようです。スーツでなくとも、カジュアルすぎる私服も避けましょう。

ベンチャー企業の面接の特徴2:意欲的に取り組む姿勢を重視する

二つ目の特徴は、「成長意欲」や「チャレンジ精神」を重視する点です。ベンチャー企業はこれから会社や事業を大きくしていく段階なので、社員の「成長意欲」や「チャレンジ精神」は欠かせません。

ただ、「チャレンジ精神があります」ではなく、自己分析と企業研究をし、どうチャレンジ精神があるのか、どのように企業の求める人材と自分がマッチするのかアピールしていきましょう。

ベンチャー企業の面接の特徴3:経験や人柄などを深堀りされる

三つ目の特徴は、人柄や経験を深堀りされる点です。ベンチャー企業は会社を急成長させるために、チームワークが欠かせません。輪を大切に、積極的にコミュニケーションをとれる人材でなければ、チーム内で軋轢が生じることもあります。

また、ベンチャー企業は必ず成功するか分からないことに、リスクを負いながら挑戦することもあります。そういった時、意欲的に取り組めるか、どうやって乗り越えるかの経験やスキルも大切になります。

ベンチャー企業の面接で見られるポイント5つ

大手企業の面接はある程度、想像も容易で、履歴書を基に質問されるであろう想定問答を用意したり、受け答え等の面接練習など準備をしたりするかと思います。一方、ベンチャー企業はお互いにミスマッチがないよう、対話により面接が進められます。

フランクな対話により、何をみられているのか、ポイントを5つ紹介します。

ベンチャー企業の面接で見られるポイント1:チャレンジ精神があるか

面接ではチャレンジ精神があるかどうかが、ポイントになります。チャレンジ精神があることは、仕事で困難な境遇にあっても投げ出さず、前向きに挑戦していく人材であることを印象付けることになります。

特にベンチャー企業は、「新しい風」をどんどん吹き込む人材を求めているので、チャレンジ精神があるということは評価に繫がります。

チャレンジ精神をアピールすると、必然的に行動力や積極的に取り組む姿勢もアピールすることになります。企業の求める人材を研究し、どのように企業に貢献できるかをアピールすると企業も魅力的に感じられます。

ベンチャー企業の面接で見られるポイント2:成長意欲や向上心が高いか

ポイントの2つ目は、成長意欲があるか、向上心が高いか、という点です。ベンチャー企業は成長過程にあるため、企業も社員も早いスピードでの成長が求められます。そのスピードについていくために、自分も成長したいと思う成長意欲や向上心が必要になります。

また、ベンチャー企業の特徴として、新しいことに挑戦する機会、革新的なアイデアで勝負することがあります。ベンチャー企業で求める人材とは、そういったことに積極的に挑戦しながら自分も成長していける人材です。

ベンチャー企業の面接で見られるポイント3:自ら考えて動くことができるか

ポイントの3つ目は、自ら考えて動くことができるか、という点です。ベンチャー企業もトップからの指示で行うトップダウンと、現場スタッフからの提案をうけるボトムアップの形があります。

どちらの形であっても、細かく指示が書かれたマニュアル等がない場合が多く、「自分で考えて行動できる人」に魅力を感じます。

言われたことを正確にこなすことも大切ですが、黙って指示待ちをしている人ではなく、自ら考えて行動する主体性がベンチャー企業では求められます。

ベンチャー企業の面接で見られるポイント4:目的達成のための執着心が強いか

ポイントの4つ目は、目的達成のための執着心が強いか、という点です。ベンチャー企業は一人ひとりの仕事の幅が広く、量も多くなっています。仕事をしているとあっという間に時間が過ぎていきますが、仕事の成果を出す必要があります。

就労時間だけ与えられた仕事をするのではなく、目標を達成するためにどうしたらいいのか、自分で考え行動し、目標を達成していける人材が求められる人材です。

ベンチャー企業の面接で見られるポイント5:変化を嫌わず柔軟に対応できるか

ポイントの5つ目は、変化を嫌わず柔軟に対応できるか、です。成長過程のベンチャー企業では、ルールやマニュアルがない場合が多く、それらに従って仕事をこなせばいいというものではありません。

また、大手企業・中小企業に比べて意思決定が早く、社会の変化に素早く対応できるという利点もありますが、朝決まったことがその日のうちに180度変わるということもあります。

そのような場合に、ストレスを感じず臨機応変に、柔軟に対応できる人材をベンチャー企業は求めています。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ7つ

革新的なアイデア、技術で勝負していくベンチャー企業は、大手・中小企業と比べて求める人材に違いがあります。それでは、面接にも違いがあるのでしょうか。

そんなベンチャー企業の面接を突破するには、どのようなところに注意をしたらよいのか、面接を突破するコツ、7つを紹介します。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ1:経営理念やビジョンに共感する

ベンチャー企業では、独自の企業色が強いことがあります。それは、少ない人数で協力して事業を行っているので、経営者の経営理念やビジョンが浸透しやすいためです。

面接では、経営理念やビジョンのどの部分に共感を得たのかについて説明すると、ミスマッチを防ぎ、面接官に与える印象もよくなります。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ2:その企業ならではの志望動機を考える

志望度の高さをアピールするためにも、その企業ならではの志望動機を考える必要があります。

その企業の社風、商品力、将来性などの内からどこに惹かれたのか、その企業にどのように自分は貢献したいのかを具体的に説明すると、相手に伝わりやすくなります。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ3:入社後の明確なビジョンを持つ

ビジョンを持っている人は、「目標を立て、そこに向かって頑張れる人材」と考えることができます。特にベンチャー企業は、常に新しい事業を展開し、利益を出す必要があります。そのためにも目標設定とそれを達成するために自分で行動できる人材が重宝されます。

入社後の明確なビジョンを考えてみましょう。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ4:堅苦しくなり過ぎない

堅苦しくなり過ぎると、人間味が分からなくなり、人柄を重視したいベンチャー企業では判断が難しくなります。

また面接で堅苦しくなりすぎるのは、真面目な性格と印象が残りますが、柔軟性が欠けることも懸念されます。ベンチャー企業は、柔軟な対応が求められることがあるので、堅苦しくなりすぎないよう注意が必要です。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ5:安定志向と受け取れる発言は避ける

ベンチャー企業は、将来大きく成長することもありますが、そうでない場合もあります。一般企業と違い、長年勤務すれば昇給があるわけではなく、福利厚生も整っていないこともあります。

つまり、ベンチャー企業は不安定だということを理解し、それでもベンチャー企業を志望することをアピールする必要があります。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ6:典型的な受け答えを避ける

ベンチャー企業が求めている人材は、好奇心旺盛であったり、自分で考えて行動できたりする人です。それに対して、典型的な受け答えをすると、「型にはまった人」と判断されたり、人柄が分かりにくかったりするため、良い印象が残りません。

一般企業とは別の面接対策になりますが、ベンチャー企業に特化した対策が必要になります。

ベンチャー企業の面接を突破するコツ7:身だしなみやマナーに気をつける

面接で「私服可」「服装自由」の場合、企業はどういう意図があるのでしょう。ベンチャー企業は、働く際の服装も自由で、オフィスカジュアルを推奨している企業が多いようです。このように社員の服装が自由なため、面接でも「服装自由」にしているようです。

しかし、「自由」といっても面接であることを忘れず、ジーンズやスニーカーといったラフすぎる格好は避けましょう。

ベンチャー企業の面接でよくある質問例5つ

ベンチャー企業の面接には、新しいビジネスやサービスを展開しながら、成長途中の企業ならではの特徴があります。

自己分析、企業研究の他に、ベンチャー企業ならではの特化した面接準備が必要になります。ここからは、よく聞かれることを紹介していきます。

ベンチャー企業の面接でよくある質問例1:「なぜ弊社を志望したのですか?」

どうして他社ではなく、自社を選んだのかを担当者は聞きたいのです。ここでは、御社ならでは、の部分を説明しましょう。

例えば、御社の社風、商品力、独自性、将来性などです。そのためには、しっかりとした企業研究が必要になります。

ベンチャー企業の面接でよくある質問例2:「残業や休日出社は大丈夫ですか?」

残業や休日出社がある企業は、入社後に労働条件で問題にならないよう、面接時にこの確認を行います。

問題なくできる場合はいいのですが、出来ないのに出来るというのは後々問題になります。事情があってできない場合には、理由を説明しましょう。場合によっては、採用が難しくなることもあります。

ベンチャー企業の面接でよくある質問例3:「将来のビジョンは?」

ベンチャー企業は、新しい事業を展開し、利益を出しながら企業を成長させる必要があります。そのために必要なのは、自分で考えて行動できる人です。

目標を持ち、それを達成するためにどう行動するのか、あるいはしているのか。それを体験例や具体的な数字を出して説明すると、より明確になり、相手に伝わりやすくなります。

ベンチャー企業の面接でよくある質問例4:「部署を超えた業務内容でも大丈夫ですか?」

ベンチャー企業は、規模が小さい企業が多いため、一人に求められる役割が多く、部署を超えた業務を行うことがあります。そういった会社のやり方に、ついてこられるかという確認になります。

ここで、「はい、できます」という答えだけでなく、部署を超えた業務からでも、自分の成長につなげようとする前向きな姿勢をアピールできるように準備をしましょう。

また、不安があるようなら、どのような業務に携わる可能性があるのか、確認してみましょう。

ベンチャー企業の面接でよくある質問例5:「休日は何をしていますか?」

私生活を聞いてくる質問は、チームワークを必要とする仕事をするうえで、足並みを揃えられるか、協調性があるかを確認しています。

ここで見栄を張ると、入社後にミスマッチによりお互いにつらくなるので、誤解を招くような発言はやめましょう。

ベンチャー企業の面接の特徴をおさえて突破しよう!

ベンチャー企業の特色から、必要とする人材、面接の仕方、聞かれることなどが、大手・中小企業と違うことが分かりました。

面接では、事前に自己分析、企業研究、面接練習をしっかりしましょう。面接練習はやった分だけ上手になりますし、自信もついてきます。

面接本番では、身だしなみを整え、逆質問しながら対話を大切に、「チャレンジ精神」「成長意欲」があることをアピールしていきましょう。

仮に面接結果で落ちたとしても、落ち込む必要はありません。企業とのお見合いで相手がミスマッチを感じただけです。

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