優良中小企業の賢い探し方11選|優良中小企業を認定する制度5選
初回公開日:2021年01月05日
更新日:2021年01月05日
記載されている内容は2021年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

優良中小企業とは?
就活戦線において「優良中小企業」に注目が集まっています。就活で中小企業と聞くと、ややネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。しかし、日本の企業のうち9割以上が中小企業です。
つまり「中小企業」という言葉だけで判断するのは非常に危険だといえるでしょう。ここでは、就活戦線で注目を集めている「優良中小企業」について解説します。
中小企業の定義
中小企業を定義づけるには「中小企業基本法」を用いるのが一般的です。中小企業基本法では、業種別に「資本金又は出資額」「従業員の数」によって中小企業を定義づけています。
一方、大企業については明確な定めがないため、中小企業以外は大企業というように考えることができます。定義を知らずに大企業と中小企業を単純にイメージで分けて志望企業を選ぶことは、とてもリスキーといえるでしょう。
中小企業の条件
中小企業法では、「製造業その他」「卸売業」「小売業」「サービス業」ごとに中小企業の条件が異なります。
製造業その他では「資本金3億円以下従業員300人以下」、卸売業は「資本金1億円以下従業員100人以下」です。小売業は「資本金5千万円以下従業員50人以下」、サービスは「資本金5千万円以下従業員100人以下」となります。
優良中小企業の探し方11選
中小企業への就活を成功させるためには、優良中小企業の賢い探し方をマスターすることが大切です。前項では「中小企業」が持つ一般的なイメージと本来の定義には乖離があることを説明しました。
中小企業にも様々な種類があり、優良中小企業であれば「働きがい」「労働条件」とも大企業に勝るとも劣りません。大切なのは「優良」な中小企業を探し出すことです。
優良中小企業の探し方1:逆求人サイトを利用する
「逆求人サイト」とは文字どおり、企業側からのスカウトを待つ求人サイトです。一般的な求人サイトは、掲載されている企業から気に入ったものを見つけ出し、就活生からアプローチします。
逆求人サイトに登録している企業は人材育成に力を注いでおり、「優良」でなければ生き残れないといえます。自身のプロフィールをしっかりと書き込んでおけば、短期間に複数の中小企業から声がかかることも少なくありません。
優良中小企業の探し方2:就職情報サイトで調べる
就活生の多くが利用しているのが「就職情報サイト」です。就職情報サイトには数多くの企業の求人広告が掲載されています。中小企業だけではなく、大企業も数多く掲載されているのが特徴です。
したがって、優良中小企業を絞り込むだけでなく、大企業との処遇差をチェックすることもできます。実際に処遇差を確認すれば優良中小企業のメリットがより明確になるでしょう。
優良中小企業の探し方3:中小企業特化型求人サイトを活用する
優良中小企業を探すなら「中小企業特化型求人サイト」が便利です。多くの就活生は大手の求人サイトに登録して、志望企業を探します。大手求人サイトは情報量が多いのがメリットですが「広く浅く」となることは否めません。
中小企業にターゲットを絞るなら、断然、中小企業特化型求人サイトが有利です。情報量もさることながら、競合他社同士の比較も容易く、様々な角度から優良中小企業を分析できます。
優良中小企業の探し方4:口コミサイトを参考にする
優良中小企業を探すなら、企業の「口コミサイト」も参考となるでしょう。実際に企業で働く社員が投稿する口コミサイトは数多く存在します。企業の誹謗中傷ばかり掲載されている、中身が酷いものはスルーして構いません。
反対に批判はあるものの、正しく企業の内情を評価している口コミサイトは信頼できます。ただし鵜呑みにするのは危険ですから、あくまでも参考程度にしておくのが無難です。
優良中小企業の探し方5:就活エージェントのアドバイスを受ける
「就活エージェント」は登録された中小企業の中から、条件にマッチする企業を紹介するサービスです。担当者は表面上の情報だけでなく、各企業のより詳細な情報や最新の情報などを持っています。
したがって、就職後のミスマッチが少ないのがメリットです。また、サイトには掲載されていない求人情報を提供してくれる場合も少なくありません。ただし、登録するだけでなく担当者との良好な関係を築くことが大切だといえるでしょう。
優良中小企業の探し方6:就活有識者が紹介する中小企業から探す
「就活有識者」とは、ブログなどで優良中小企業を紹介している人たちです。就職有識者は様々な人脈を介して、働く労働者の目線で各企業の実態を収集しています。
つまりブログなどの媒体で紹介されている優良中小企業は、就活有識者の独自の視点で選ばれた企業です。したがって、ブログを読むだけでも、自ずと優良中小企業の探し方が身につきます。
優良中小企業の探し方7:大学のキャリアセンターに相談する
大学生であれば「キャリアセンター」を利用しましょう。大学のキャリアセンターには、実績のある中小企業の情報が数多く集まっており、職場の実態も掴みやすいのが特徴です。
また、多くの先輩が就職していることから、OB・OG訪問にも協力的だといえます。さらに、企業側も当該大学の学生を採用したいと考えているので、内定が出る確率が高いのも魅力です。
優良中小企業の探し方8:知人・友人に紹介してもらう
地元の優良中小企業にターゲットを絞るなら、実際にその企業で働いている知人・友人に紹介してもらう方法が有効です。職場の実際の雰囲気や環境をより正確に教えてくれるでしょう。実はこうした口コミ情報こそ、優良中小企業探しには重要です。
また中小企業の規模によるものの、内定のハードルはグッと下がる可能性があります。ただし一方で、知人・友人からの紹介だと内定辞退がしにくいといったデメリットがあることも覚えておきましょう。
優良中小企業の探し方9:四季報から優良企業を探し出す
四季報には「優良中堅企業版」が出版されており、優良中小企業を探す際にとても参考になります。年に1回出版され、各中小企業の事業内容をはじめ、業績見通しや新製品や新規事業など、様々なデータが掲載されているのが特徴です。
四季報をチェックすれば、企業の現状や将来性を把握できます。気になる企業をいくつかピックアップし、さらに深掘りしていけば自分に合った優良中小企業を探し出せるでしょう。
優良中小企業の探し方10:中小企業の集まる合同説明会に参加する
中小企業が集まる「合同説明会」では、採用担当者から直接話を聞くことができます。合同説明会は「中小企業限定」「理系の学生限定」「女性限定」など、様々なカテゴリで開催されるのが特色です。
とりわけ、中小企業が集まる合同説明会に参加する企業は、人材確保に積極的かつ資金力があります。また、人材育成にも力を入れていることから、様々な話を聞くことができるでしょう。
優良中小企業の探し方11:各賞を受賞している企業から探す
中小企業を賞する各賞を受賞している企業は優良であるといえるでしょう。具体的には「革新ビジネスアワード」「グッドデザイン賞」「IT協会によるIT賞」「経済産業省のソーシャルビジネス55選」「ハイ・サービス日本300選」があげられます。
各賞を受賞するには、社員の実力が発揮できる職場環境づくりが不可欠です。つまり、各賞を受賞する中小企業は、社員を大切にする優良企業だといえます。
優良中小企業の認定制度5選
国が行っている認定制度で認定されている中小企業であれば、安心して就職できるでしょう。厚労省や経産省では様々な認定制度を通じて、企業を認定しています。
志望する企業を絞り込むときには、認定制度において認定されているかを確認すると良いでしょう。ここでは厚労省や経産省が行う認定制度について紹介します。
優良中小企業の認定制度1:安全衛生優良企業認定
厚労省が認定する「安全衛生優良企業認定」は、安全衛生水準が高い企業を認定する制度です。安全衛生優良企業認定は、審査が厳しいことで知られており、認定されている企業は高いハードルを乗り越えているといえます。
労働者が安心して働くには、安全衛生面が充実していることが不可欠です。厚労省の厳しい基準をクリアしている中小企業であれば、安全衛生面だけでなく全ての面において、社員に優しい企業だといえるでしょう。
優良中小企業の認定制度2:ユースエール認定
厚労省が認定する「ユースエール認定」は、若年層の採用・育成に積極的な企業を認定する制度です。中小企業にとって、若年層の採用・育成は喫緊の課題だといえるでしょう。
ユースエール認定では「月平均労働時間外労働が20時間以下」「直近3年以内の新卒離職率が20%以下」といった基準が定められています。新卒社員の働きやすい職場環境が整っているといえるでしょう。
優良中小企業の認定制度3:プラチナえるぼし認定
厚労省が認定する「えるぼし認定/プラチナえるぼし認定」は、女性の働きやすさを認定する制度です。中小企業において、女性社員が働き続けられる職場環境を整えることは大きな課題だといえます。
えるぼし認定/プラチナえるぼし認定の認定基準は「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5項目です。女性が中小企業に就職する場合、チェックしておきたい認定制度だといえるでしょう。
優良中小企業の認定制度4:健康経営優良法人認定
経産省が認定する「健康経営優良法人認定」は、社員の健康管理や労働環境に配意した企業経営を行っている企業を認定する制度です。ワークライフバランスを考えた事業経営は企業にとって不可欠だといえます。
しかし、実際には要員不足などの理由から十分に対応できていないのが実態です。それだけに健康経営優良法人認定がなされている企業は、非常に職場環境に優れているといえるでしょう。
優良中小企業の認定制度5:プラチナくるみん認定
厚労省が認定する「くるみん認定/プラチナくるみん認定」は、子育てサポートが充実している企業を認定する制度です。最近では育児休暇を取得する男性も増えています。
しかし、現実的には非常に厳しいのが実態です。くるみん認定/プラチナくるみん認定がなされている企業では、男女問わず子供を育てながら働く環境が整っているといえるでしょう。
優良中小企業の探し方をマスターして就活を進めましょう
一口に「優良中小企業」といっても、その定義は人それぞれだといえるでしょう。したがって、優良中小企業を探すためには、自分が優先する事項を明確にすることが大切です。言い換えれば、優先する事項によって探し方も変わるといえます。
中小企業には、実は大手よりも働きやすい企業がたくさん存在しているのが実態です。優先すべき事項を整理し、自分の働き方に合った優良中小企業を探しましょう。

社会人とは?就活で知っておくべき学生との違い7選と好印象の与え方

中小企業診断士の資格は転職で役立つ?取得のメリットについても紹介

大企業に転職する方法10選|成功した方の特徴と活動時の注意点も紹介

製造業は未経験でもいいの?転職する際のコツ5つと利点も紹介!

社会人になって2年目で転職はできる?成功させるためのポイント

情報処理安全確保支援士が活かせる転職先4つ|資格のメリット・デメリット

おすすめの転職アプリ16選|活動をサポートしてくれる選ぶ基準と種類

ゲーム業界への転職に向いているエージェント|ゲーム業界のメリット

転職先に年金手帳の提出が必要?しなければならない手続きもあわせて紹介

転職は辞めてからするべきか?活動する際の注意点もあわせて紹介

転職者用SPI問題集おすすめ22選|選び方や効果的な勉強方法も紹介

【新卒者】ダイレクトリクルーティング8つのメリット|おすすめサービスを解説

転職時の条件面談とはなに?交渉するときの4つのポイントも紹介

オンラインインターンとは?参加する5つの利点や注意点などを紹介

有給インターンの6つのメリットとは?気になる給与相場や注意点も解説

インターンシップの締め切り日の傾向とは?締切間近の場合のポイントも紹介

大学生がインターンシップに臨む6つのメリット│応募方法や上手な活用法も解説

インターンシップの4つの種類とプログラム内容とは?参加メリットについても紹介

基本的な電話の5つのマナー|インターンシップ先に電話をかける場合の注意点


