就活での人事との面談はなぜするの?面接との違いや面談での注意点5つ
初回公開日:2021年01月05日
更新日:2021年01月05日
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就活での人事との面談とは?
就活での人事との面談とは、就活生と企業側が同じ立場で対話することを意味します。少子高齢化が進む中、会社に貢献できる人材確保は多くの企業に共通する課題です。
その一方で、「仕事」に対する若年層の意識が変化しており、入社後の早期退職も後を絶ちません。そこで、入社前に就活生と面談を行うことで、相互に理解を深めることが重要だといえるでしょう。
面接と面談の違いとは?
面接と面談では「直接会う」という点では共通していますが、その目的・内容は大きく異なります。したがって、面接と面談の違いを正確に理解しておかないと、思わぬ失敗につながることも少なくありません。
言い換えれば、面接と面談の違いを明確にすることで、就活を成功に導くことができるでしょう。ここでは面接と面談の違いについて、具体的に解説します。
面接は採用試験の段階
面接と面談の大きな相違点は、面接はあくまでも採用試験の一環である点です。一方、面談は内定者を対象として行われるものであり、選考が終わった時点で実施されます。
したがって、面接は企業側が主導で行われ、就活生の適性や人となり、スキルなどを見極めるのが目的です。就活生は自由に発言するのではなく、面接官の質問に答える形で進められるのが特徴だといえるでしょう。
面談は企業の魅力を就活生に伝える
面談は内定者を対象に実施され、比較的ラフに話せるのが特徴です。企業側は就活生と対等な立場で、企業の魅力や働き方を伝えることで、就職後のミスマッチを防ぐことを目的としています。
企業側が一方的に質問を投げかけるのではなく、就活生からの質問にも答える形で進められるのが一般的です。したがって、就活生は面談の目的を踏まえて、質問事項等をまとめておくと良いでしょう。
就活で人事との面談を行う理由5つ
就活における人事との面談は、選考の一部ではありませんが、非常に重要なイベントです。就活の目的は内定を勝ち取ることだけではありません。就職後に働きがいを感じ、会社に貢献できる人材として活躍することです。
そのためには、企業側と就活生が相互に理解を深めることが大切であり、その第一歩が人事との面談だと言えるでしょう。ここでは、就活で人事との面談を行う具体的な理由を解説します。
就活で人事との面談を行う理由1:業務内容を説明する
人事担当者との面談では、詳細な業務内容が説明されます。説明方法は様々ですが、企業紹介のパンフレットディスクロージャー誌などを用いられるのが一般的です。内容は企業の沿革や課題、業績といった企業の概略が中心になります。
さらに、パンフレット等には掲載されていない、職場環境などに踏み込んだ内容も少なくありません。会社説明会では聞けない内容も多く、就活生はざっくばらんに質問することができます。
就活で人事との面談を行う理由2:待遇面を話し合う
就活生が気になる情報の一つに、給与や休暇制度、勤務時間など待遇面があげられます。人事担当者との面談では、より具体的な待遇面の説明や確認が行われることが大半です。面談の目的の一つは、入社後のミスマッチを防ぐことだといえるでしょう。
とりわけ待遇面でのミスマッチが生じると、入社後のモチベーションにも関わり兼ねません。疑問点は遠慮せず質問し、企業側と擦り合わせをしておくことが双方にとって大切です。
就活で人事との面談を行う理由3:懇親を深める
面談の場は、人事担当者と就活生の懇親を深め、信頼関係を構築する場でもあります。とりわけ、新卒採用の場合、就活生は何かと不安を抱えるものです。就活生にとって「相談できる相手」がいるといないでは、就職に対する意欲も大きく異なってくるでしょう。
企業側にとっても、就活生と懇親を深めることで、内定辞退の防止になります。また、面接では気づかない人となりを把握することも可能です。そのため、内定前に面談を実施する企業も少なくありません。
就活で人事との面談を行う理由4:入社後の企業とのミスマッチを防ぐ
入社後の早期退社を防ぐには、就活生と企業とのミスマッチを最小限に抑えることです。誰もが希望を持って就職しますが、自分の思いと大きくかけ離れていると幻滅し退職を考えます。
人事担当者からすれば、高コストをかけて採用した社員の早期退職は大きな打撃です。そこで、面談ではミスマッチが生じないよう、できる限り実態に即した職場の状況や将来ビジョンの説明がなされます。
就活で人事との面談を行う理由5:だまし面接の可能性もある
基本的に面談と面接は別物ですが、「だまし面接」の可能性もあります。だまし面接とは、フランクな雰囲気の面談において、就活生の本音を聞き出し、採用活動に活かすといったものです。
就活生からすれば、「騙し討ち」だと感じるのも当然ですが、必要以上に注意する必要はないといえます。面談だからといって礼儀を欠くことなく、謙虚な気持ちで挑めば何ら問題はありません。
就活での人事との面談の形式
面談の形式には、「カジュアル面談」「リクルーター面談」の2種類があります。企業の採用担当者が面談を行うのは、就活生の本音を聞き出し、入社後のミスマッチを最小限に防ぐためです。
せっかく採用した社員に早期退職されれば、採用にかかったコストが無駄になるばかりか、企業のイメージにも関わります。そのため、企業は就活生の本音を聞き出すために、面談には様々な工夫を施しているといえるでしょう。
認識のすり合わせをする「カジュアル面談」
カジュアル面談とは、採用担当者が、選考が本格化する前に行う面談です。選考が本格化すると、就活生は緊張のあまり本音で話すことができなくなります。また、企業側も自社のアピールをざっくばらんに行う機会はないといえるでしょう。
そこで、選考が本格化する前に行うものですが、選考そのものに直接関係するものではありません。ただし、ビジネスマナーが欠けていると悪印象が残りますので注意しましょう。
就活生がアプローチを受ける「リクルーター面談」
リクルーター面談は自社の若手社員が、優秀な学生との接点を設けることが目的です。少子高齢化の加速により、新卒の採用が難しくなっています。とりわけ、ベンチャー企業や中小企業では、応募者の確保にも苦慮しているのが現状です。
そこで、学生らと年齢の近い自社社員が相談に応じることで、より良いイメージを与えることができます。学生からしても気軽に質問できる相手がいることで、就職後の不安を解消することが可能です。
就活での人事との面談で行うフロー4つ
就活での人事との面談は面接とは異なり、形式に重きを置いていません。したがって、就活生が話しやすいよう、カジュアルな雰囲気で行われるのが一般的です。
ただし、企業は就活生の本音を聞き出したいことから、一定のフローを持って対応しています。言い換えれば、より有意義な面談とするためには、しっかりとフローを理解しておくことが大切だといえるでしょう。
就活での人事との面談で行うフロー1:アイスブレイク
アイスブレイクとは、緊張をほぐすために用いられる話法の一つで面談だけでなく面接でも行われます。一般的には季節の話や昨夜眠れたかなど、他愛のない雑談です。
しかし、アイスブレイクが「ある」と「ない」では大きく異なります。採用担当者とのアイスブレイクは、面談を有意義に進めるための導入であることを理解し、リラックスして応えるよう努めましょう。
就活での人事との面談で行うフロー2:自己紹介
アイスブレイクがひと段落すると、双方で自己紹介を行います。自己紹介を就活生から先に行うか否かは決まっていません。急に振られても狼狽えないよう、準備しておくのが鉄則です。
なお、自己紹介は大学・学科名と入社への意気込みをコンパクトのまとめておきます。企業側からは面談担当者の自己紹介の後に、企業紹介が行われるのが大半です。質問にもつながる部分ですから、しっかりと聞いておきましょう。
就活での人事との面談で行うフロー3:質問
面談担当者からの企業紹介の後は質問を問われますので、疑問点を素直に聞くことが重要です。「ここで変なことを聞いてしまったら選考に影響するかも」と勘繰る人も少なくありません。
しかし、余程不謹慎な質問をしない限り、丁寧に回答していただけるでしょう。疑問点を質問せず、入社後にミスマッチが起きることを面談担当者は、避けたいと考えています。むしろ、積極的に質問すべきだといえるでしょう。
就活での人事との面談で行うフロー4:相談
面談では質問と同様に相談することも可能です。例えば、資格を必須とする職種において、「入社後に取得したいが時間的に配慮していただけるか」といった具合になります。
ここでの相談は、あくまでも業務に関する前向きなものに止めておきましょう。労働条件や賃金に踏み込むものは、面談担当者の評価を下げることになるため避けるのが無難です。
就活での人事との面談の注意点5つ
基本的に面談の内容は選考プロセスに影響しませんが、油断していると思わぬ落とし穴に遭うことも少なくありません。とりわけ、ビジネスマナーに反する言動は厳しくチェックされます。
もちろん、堅くなる必要はありませんが礼儀を欠く言動には注意しましょう。また、面談といえども採用担当者は真剣に準備して対応しています。そこで、面談に必要な心構えや注意点を考えてみましょう。
就活での人事との面談の注意点1:質問したいことは事前にまとめる
面談に挑むにあたって何も準備していない就活生は、せっかくの機会を無駄にしているといえるでしょう。採用担当者は就活生に自社のことを知ってもらうために、数多くの準備をしています。
つまり、会社説明会などでは知りえない情報を聞けるチャンスです。就活生は事前に質問事項をまとめておくことが大切だといえます。また、しっかりとした準備をしていることが伝わると、好印象に映ることはいうまでもありません。
就活での人事との面談の注意点2:内定後でも気を抜かない
人事との面談は、内定後に行う企業もありますが油断は禁物です。内定後の面談では、より具体的な職場の状況や労働条件、キャリアパスについて話を聞くことになります。
言い換えれば、内定者にも覚悟が求められ、的外れな質問を繰り返していると「内定取消」といった事態にもなりかねません。内定後の面談は「自社社員として適合しているか」最終確認の場だと心得て挑みましょう。
就活での人事との面談の注意点3:面談で不採用になる可能性もある
面談が実施される意味を理解していないと、面談の段階で不採用になることもあります。採用担当者はシビアに就活生の言動をチェックしていることを忘れてはなりません。
採用担当者は自社に貢献できないと見極めると、容赦なく不採用にします。少なくとも質問事項を準備し、自己分析を行っておくことは就活生のマナーです。不本意な形の不採用とならないよう、真剣に準備しておきましょう。
就活での人事との面談の注意点4:自己分析をよくしておく
就活生は自己分析をしっかりと行い、面談では企業が求める人材であることをアピールしましょう。採用担当者の目的は、自社にマッチした人材を獲得することです。しかし、自己分析がブレていると、採用担当者の心にアピールすることはできません。
それどころか、「自己分析ができていない」といったイメージを持たれてしまいます。企業が求める人材であることを伝えるには、自己分析が必須だといえるでしょう。
就活での人事との面談の注意点5:面談だからこそ熱意を伝える
就活生は面談だからこそ、熱意をしっかりと伝えましょう。面談相手は入社後に一緒に働く可能性がある人だともいえます。たとえ選考結果に影響がなくとも、「この就活生と一緒に仕事をしてみたい」と思ってもらえれば大成功です。
そのためには、面談相手に仕事や企業に対する熱意を自分言葉で伝えましょう。面談担当者が採用担当者でなくとも、人事に伝わることも少なくありません。
事前に準備して人事との面談に備えよう
人事との面談は選考の一部ではありませんが、事前準備をしっかりとして備えることが鉄則です。企業は面談を通じて、就活生に職場の実態や労働条件などを詳細に伝えることで、ミスマッチを防ぎたいと考えています。
つまり、企業説明会などでは知りえない情報を得る絶好の機会だといえるでしょう。したがって、就活生は面談において自身の人となりをアピールするとともに、何を聞きたいのかまとめておくことが大切です。

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