就活での問題点とは?学生側の問題点と内定をもらうポイント4つも紹介
初回公開日:2021年01月05日
更新日:2020年12月17日
記載されている内容は2021年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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現代の就活の問題点とは?
最近の大学生は入学直後から卒業後の進路を考えた準備をするように指導されることもあり、授業やアルバイトだけでなく資格取得や就職に有利な課外活動、就活の情報収集など多忙化の傾向にあります。
そして三年生の夏ごろから企業の採用活動が解禁されますが、内定を得られずに活動が長期化し、結果就職が決まらずに留年する人もいます。
一方の企業側も一部の人気企業を除いては学生が集まらない、採用やその後の教育にかかるコストが大きいなどの問題点を抱えています。
このように、現代の就活システムは学生・企業両者にとって様々な問題点があります。この記事ではこれらの問題点を個別にみていき、それを踏まえたうえで就活のポイントをご紹介します。
就活の問題点8つ
学生側から見た就活の問題点は代表的なものを挙げると8つあります。この章ではこれらの問題点がどのようなものか、またどうしてそのようなことが起こっているのかを個別に述べていきます。
就活の問題点1:企業側が上に立つという構図
現在の新卒一括採用の制度では新卒時に就職出来ずに卒業してしまうと、その後の就職がかなり難しくなります。また正規雇用と非正規雇用にはかなり待遇の差があるため、安定した収入や福利厚生を受けるためには新卒で正社員になることが非常に重要となります。
そのため学業に問題がなくとも、就活に失敗したという理由により留年を選ぶ「就職留年」も行われています。このように学生としては是が非でも新卒で採用されなければならないため、必然的に企業側が有利な構図になります。
就活の問題点2:一斉に就活がスタートする
次に、幅広い業種の多くの企業の採用が、同じ時期に集中していることも学生の負担となっています。
就活では、何社も並行して説明会や書類選考、面接などを行わなければなりません。そのためその時期には肉体的、精神的な負担が大きくなるだけでなく、学業にも支障が出ることもあるでしょう。
また、年によって経団連の方針が変化することにより、就活時期がずれることで、事前のスケジュールを組むことが難しくなっています。
就活の問題点3:ありのままの自分を隠す必要がある
面接の場において企業側の面接官は、どのような人材が欲しいか明確なビジョンを持って臨んでいます。そのため、学生側は企業がどのような人材を必要としているのかを察して、それに則した受け答えをしなければなりません。
企業が求めるような人物像と一致する学生はいいのですが、そうでない学生はありのままの自分で面接に臨み、いい結果を得ることが厳しくなることもあるでしょう。
就活の問題点4:協調性重視で無個性が求められる
就活に臨む学生は、皆同じリクルートスーツに身を包み、女性であれば髪型やメイクまで揃えて、似たような外見をしています。
日本では高度経済成長期に新卒で採用した人材を企業が、終身雇用により、じっくり教育していくというシステムが成り立ってきました。そのため、企業としては学生に個性よりも協調性があり、社風に染まりやすい人材であることを求めているのです。
就活の問題点5:選考方法が不透明
日本の新卒一括採用においては、一部の理系の就活を除き、専門的な知識や技能が求められない代わりに、将来性という基準で採用されます。この将来性は、面接での印象から得る性格や人柄、学生が語るこれまでの人生でやってきたことなどから、面接官が判断することになります。
面接という採用方法は、テストの点数で決まる受験や一定の技能の有無を問うなど明確な基準がなく、学生にとって曖昧な選考方法となるでしょう。
就活の問題点6:採用条件の厳しさ
これは就活システム自体の問題点ではありませんが、近年「就職氷河期」という言葉に代表されるように、就職出来ない学生が増えています。
このように就活が厳しくなったことには、企業が人件費を削るため非正規雇用を増やし、正規雇用を減らしたこともあるでしょう。これら非正規雇用は、正規雇用と賃金や福利厚生において大きな差があるため、条件が厳しくても正規雇用を目指す学生は多いのです。
就活の問題点7:企業の考えが古い
前の項目でも少し触れましたが、日本では高度経済成長期に出来た「新卒一括採用」と「終身雇用」の考え方が未だに残っています。これは新卒の学生を一括で採用して既卒の採用はあまり行わず、定年で退職するまで同じ会社で働き続けるという図式です。
最近は景気の悪化などでこの図式は崩れつつありますが、未だに既卒者が応募出来ない企業が数多くあるなど、昭和のシステムの名残があります。
就活の問題点8:重要な情報を就活生に隠している
基本的に就活において、企業は多くの学生に興味を持ってもらおうと、自社の魅力を学生にアピールします。
例えば、学生にとって華やかで魅力的な仕事ばかりをアピールして、表に出ない大変な仕事をしなければならないことを伝えない、「重要な仕事を任せる」と伝えてたくさんの仕事を押し付けるなどになります。
そのため、学生側も企業の説明を鵜呑みにせず、たくさんの社員に会って話を聞くなどの行動が重要になるでしょう。
就活での学生側の問題点6つ
ここまで学生側から見た就活の問題点を挙げてきましたが、次にこの章では企業側から見た学生側の問題点について述べていきます。学生側の問題点のうち代表的なものは以下の6つです。
就活での学生側の問題点1:待遇のことばかり気にする
面接の最後に学生側から質問する機会を設けられることがありますが、そこで待遇のことばかり聞いてしまうのはよくないでしょう。
この逆質問は、面接官が学生側の入社意欲を測る質問なので、調べればすぐに分かることを聞いてしまうと、勉強不足であると判断されることにつながります。
ぜひ自己アピールに繋がる質問をしましょう。
就活での学生側の問題点2:視野が狭く特定のところしか受けない
また、早くから業界を絞りすぎて、自分に合っていない業界を受け続ける学生も多いでしょう。幅広い業界を知ることで、自分により合った業界を知ることが出来る可能性が上がります。
また、就活を始める前と後で、志望業界が変わったと語る学生も多いのです。知識がない時に選んだ業界と、ある程度就活して情報を手に入れてから選んだ業界が違ってくることはよくあります。業界を一つに絞るのは、ある程度就活が進んでからでも遅くはないでしょう。
就活での学生側の問題点3:面接の練習不足
面接では長所や短所、志望動機など高確率で訊かれる質問があります。それらの質問にスムーズに答えられないと、面接官は面接の練習不足だと判断するでしょう。
また面接官は、練習不足だということは、入社意欲やモチベーションが低いからだと判断することにもつながります。企業や業界についての知識を学ぶ、面接で頻出の質問に対する解答を考えておくなど面接の準備はしっかりと行ったうえで臨みましょう。
就活での学生側の問題点4:知名度で選んでいる
基本的に有名企業ほど競争率は高くなりますが、中には有名な企業ばかりを受けるという学生もいます。しかし業界や仕事内容などを考慮せず、知名度だけで受ける企業を選ぶのは危険でもあります。
業界や企業の知識が浅い、もしくは他の企業ではなくこの企業に入りたいという動機が決めきれずに、面接で落ちてしまうことが多いのです。業界や企業の知識をしっかりと学び、志望動機を固めてから受ける企業を決めましょう。
就活での学生側の問題点5:焦るのが遅い
就職活動ではやらなければならないことがたくさんあります。自己分析、業界や企業の研究、書類選考や面接の対策などがあります。そのため、就活開始時期が遅い、もしくはこれらの準備の必要性に気づくのが遅くなってしまうと、かなり不利になってしまうでしょう。
一度出遅れてしまうと準備時間が足りないだけでなく、企業の選考が終わってしまう、周囲の学生との差を感じて焦ってしまう、などデメリットが大きくなっていきます。早めの準備を心がけましょう。
就活での学生側の問題点6:希望する業界の知識が少ない
就活では学生の入社意欲が重視されていますが、面接では志望動機だけでなく業界知識の多寡によって判断されることもあるでしょう。業界知識が少ないということは、その業界の勉強をするほどの入社意欲がなかったと思われてしまうのです。
また、業界のことを詳しく知らなければ、入社出来ても思っていた仕事と違うということが起こります。企業や業界については、詳しく勉強して面接に臨みましょう。
就活で内定をもらうポイント4つ
ここまで現代の就活の問題点を学生・企業の両方から見てきましたが、それでは就活を成功させるためにはどうすれば良いのでしょうか。この章では就活成功に必要な4つのポイントをご紹介します。
就活で内定をもらうポイント1:面接でのアピールを念入りに考える
面接でのアピールは、自己分析を行い、自分の魅力を簡潔に伝えることが重要です。
事前に自己分析がしっかり出来ていれば、面接でのしっかりとした受け答えにつながり、面接官の高評価に繋がります。とはいえ、自分を売り込もうとするあまりアピールポイントを増やしすぎると、どれが一番伝えたいポイントなのか分からなくなり、逆効果になってしまいます。
自分がどんな人物で、何を一番にアピールするのか、事前にしっかりと考えておきましょう。
就活で内定をもらうポイント2:企業選択の視野を広げる
就活においてはまず、業界や業種の視野を広げることが重要です。自分に合っている企業を探すためには、まずどのような業界や業種があるのかを知らなければなりません。
基本的に大学までの学問やアルバイトの経験だけで、どの業界や業種が向いているのかを判断するのは難しいでしょう。面接のときに、なぜこの業界を志望するのかという説得力を上げるためにも、業界の視野を広げることが重要になります。
就活で内定をもらうポイント3:早期に業界研究をする
どの業界を志望するか選んだところで、次は業界研究というステップに入ります。この業界研究をしっかり行うことで、自分の動機やモチベーションがよりはっきりするでしょう。
業界研究において重要なのは、業界のビジネスモデル、業界が抱える課題ややりがい、その業界に求められる人材、その業界ではどのような仕事があるのか、そして業界内の有名企業などです。
これらの知識を頭に入れることで、面接でもよりしっかりした受け答えが出来るようになるでしょう。
就活で内定をもらうポイント4:選んだ企業のことを念入りに調べる
最後に、言うまでもないことですが企業のことを調べることが重要です。
面接官は自社や業界について深く研究している学生ほど、就職意欲が高いと判断します。特にその企業について詳しく知っているということは、それだけその企業に対して熱意を向けているということにつながります。
また、どんな企業かを知ることは、どんな人材を求めているかを知ることに繋がり、自己アピールもしやすくなるでしょう。
就活の問題点を理解し就活に臨もう!
ここまで学生・企業両方から見た就活の問題点について見てきました。しかし逆に言えば、現在の就活システムでは、特別な技能やスキルがなくとも、意欲があれば入社出来るというチャンスが学生に与えられているということでもあります。
就活システムや企業の狙いを把握し、自己分析や業界・企業研究、面接や書類選考対策を行い、ぜひいい結果を掴みとってください。

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