集団討論の対策方法2つ紹介!集団討論の概要や特徴についても解説
初回公開日:2020年10月01日
更新日:2020年09月29日
記載されている内容は2020年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

集団討論とはなにか
集団討論とは、複数人で1つのテーマについて意見を交換して結論をまとめるもので、グループディスカッションとも言います。
集団討論は、企業や公務員などの採用選考で用いられることの多い採用方法の1つです。集団における個人のパフォーマンスを観察することで、集団内での個人の力量を測ります。
討論慣れしていないと不安に感じるかもしれませんが、事前に対策を練ることで十分に対応が可能でしょう。
集団討論の流れ6つ
集団討論の流れは具体的にどのようなものかご存じでしょうか。討論のテーマは試験官から与えられます。集団討論での各自の役割を決め、テーマを定義して原因分析を議論し、結論を導いて発表するまでが就活生のやるべきことになるでしょう。
ここからは集団討論の流れについて、さらに掘り下げてご紹介します。集団討論が採用選考に含まれている場合は、流れを知って対策を考えましょう。
集団討論の流れ1:役割を決める
集団討論では、まずは各メンバーの役割を決めましょう。集団討論では初対面のメンバーでディスカッションをする必要があります。初めて会う人とでもスムーズに話し合いができるように、役割があると便利でしょう。
集団討論における役割は「司会」、「タイムキーパー」、「書記」が主なものです。次にそれぞれがどのような役割かについて説明していきます。
司会
司会の役割は、討論がスムーズに進むように場をまとめることです。
複数人の話し合いでは話の方向性が段々とそれていったり、意見が多数出て収拾がつかなくなることもあるでしょう。司会はテーマからそれないように話し合いの方向性を修正しつつ、全員が納得できる形で意見をまとめることが求められます。
あまり話せていないメンバーに話を振ったり、場をまとめながら自分の意見を述べることも忘れないようにしましょう。
タイムキーパー
タイムキーパーの役割は、スケジュールを管理して制限時間内に結論に至れるようサポートすることです。
集団討論では当然制限時間が設けられています。時間内に議論がまとまらないと、その場のメンバー全員の評価が著しく下がるリスクが大きくなります。
時計をチェックして時間を告げるだけではなく、場のタイムスケジュール管理が自分の役割だと認識してタイムキーパーを務める必要があります。
書記
書記の役割はそれぞれの意見をメモして、結論を導く際の参考資料となるような記録を残して集団討論をサポートすることです。
記録を残す際のポイントは、同じような意見や反対意見などを分類整理し、発表された意見をすぐに振り返れるように記録することです。
書記だからと言って黙ってメモを取っているだけだと、討論に参加していないとみなされて評価が下がるリスクがあることに注意しましょう。
集団討論の流れ2:意見を発表する
集団討論では役割が決まった人もそうでない人も、自分の意見をしっかりと発表しましょう。
意見を発表する時は、テーマに沿った内容を簡潔にまとめて述べることが大切になります。普段から制限時間内に意見をまとめる練習をして、集団討論の対策をしておくと良いでしょう。
意見は1度発表すれば終わりではありません。他の人の意見も踏まえて、テーマに沿った結論に到達できるよう新たに意見を述べることも求められています。
集団討論の流れ3:テーマを定義する
集団討論ではテーマを定義する必要があります。テーマの定義とは、何について話し合うのかメンバー間で共通の認識を持つための作業です。
例えばテーマが「良い企業とはどんな企業か」だとすると、まずは「顧客にとって良い企業」なのか「従業員にとって良い企業」なのか、メンバー間で見解が同じでないと話がかみ合わなくなるでしょう。
討論の方向性を合わせるため、最初にテーマを定義することは必須です。
集団討論の流れ4:分析する
テーマの定義付けが終わったら、続いて原因分析を進めていきましょう。原因分析とは、生じている問題に対する原因が何かを突き止めるための作業です。
例えばテーマが「コンビニの売り上げを伸ばすためにはどうすれば良いか」の場合、売り上げを妨げているそもそもの原因を特定しなければ、具体的な解決策は提案できません。
問題を引き起こしている要因は複数の場合があるので、原因分析では各要因を整理してまとめましょう。
集団討論の流れ5:解決策を考える
原因分析が終了したら、次に解決策の考察を進めます。解決策は、具体的で実行性のあるものを提案していきましょう。
解決策の考察には、原因分析でも利用した問題の要点整理が役に立ちます。要点を整理する過程で明らかになった問題の原因を解決すべき課題と捉え、それに対する対策を各自挙げていくと良いでしょう。
メンバーから提案された対策は、どれを先に行うべきか優先順位をつけると解決への道筋がはっきりします。
集団討論の流れ6:発表する
集団討論の最後の仕上げは、話し合った結果の発表です。試験官は話し合いの過程も評価していますが、最後にどのような結論に達してどのように発表するのかも評価しています。
発表をする際は結論を先に述べた後にその結論に達した理由を話すと、相手に要点が伝わりやすいでしょう。
緊張すると声が小さくなりがちなので、大きい声ではっきりとした口調を常に意識して発表することも大切なポイントです。
集団討論の対策方法2つ
事前にしっかりと対策を練り、自信をもって集団討論に臨めるようにしましょう。
複数人でディスカッションすることに慣れていないと、集団討論で何をしたら良いのか見当がつかず不安を感じる人もいるかもしれません。しかし事前に準備することで、初めての集団討論でも結果を出せることでしょう。
ここからは集団討論の対策方法を2つご紹介するので、参考にしてみて下さい。
過去問を使う
集団討論の対策1つ目は過去問を使うことです。
希望する就職先が過去の集団討論のテーマを公開している場合は、そのテーマに基づいて自分の意見を考えたり、友人同士で模擬討論をしても良い対策になるでしょう。
過去の集団討論のテーマが不明の場合でも、普段からニュースを見て時事問題について考えることで、集団討論でも意見を述べられるようになります。このような対策は、1回だけではなく練習の積み重ねが大切です。
野外活動に力を入れる
集団討論の対策2つ目として、野外活動に力を入れると良いでしょう。
野外活動とはキャンプ・登山など屋外で楽しむアクティビティです。野外活動を通して、心身を鍛えて状況判断力を養う効果が期待できます。
特に仲間との野外活動では、集団の中で自分の役割を果たして皆で1つのことを成し遂げるという、集団討論と同じような経験も積めるでしょう。
野外活動で人間力を培うことが、集団討論の対策にもなります。
集団討論で押さえておきたいポイント6つ
集団討論は不慣れであっても、事前対策をしっかりすることで本番にも自信を持って臨むことが可能です。集団討論のポイントを押さえて、採用選考を乗り切りましょう。
集団討論では「話し方」・「他の人の話の聞き方」・「参加時の態度」において、それぞれ押さえておいた方が良いポイントがあります。ここからはそれらのポイントについてご紹介するので、参考にしてみて下さい。
集団討論で押さえておきたいポイント1:他の人の話を聞く
集団討論では、他の人の話を聞いている姿勢をアピールすることが大切です。
討論では自分が発言しなければいけないという気持ちになりがちかと思いますが、実は意見を述べるのと同じくらい人の話に耳を傾ける姿勢が欠かせません。
自分の話だけで人の話を聞かない態度では、チームワークのない人物と評価されるリスクがあります。他の人が話している間は相槌を打ったりするなど、しっかりと話を聞いている姿勢をアピールしましょう。
集団討論で押さえておきたいポイント2:発言が少ない人に気を配る
集団討論では発言が少ない人に対する気配りを心がけましょう。
集団討論では、討論に参加する際の態度も評価対象となります。周囲のメンバーに気配りできる人物は、全体を見渡す視野の広さと観察力の高さを兼ね備えた、温かい人柄の持ち主と評価される可能性が高くなります。
初めての集団討論では自分のことで精一杯になりがちですが、周囲にも目を向けて配慮することを忘れないようにしましょう。
集団討論で押さえておきたいポイント3:強い言い方をしない
集団討論では、強い言い方をしないように注意しましょう。
自分の意見に反対する人に対しては、つい強い口調で反論してしまうかもしれません。しかしそのような態度は相手の反感を招き、言い争いに発展する危険があるでしょう。
場の収集ができなくなれば、集団討論は失敗であると試験官に判断されてしまいます。集団討論は自己主張の場ではありません。グループ全体で討論を成功させることを優先させましょう。
集団討論で押さえておきたいポイント4:明るい雰囲気で話す
集団討論では、明るい雰囲気で話すことを心がけましょう。
発言する時の態度は、話す内容と同じくらい大切です。笑顔ではきはきと明瞭に話している人はコミュニケーション力が高く、ポジティブな人物であるとの印象を周囲に与えられるでしょう。
明るい人は職場内の雰囲気を良くし、顧客にも好印象を与えられる人物として期待されます。集団討論では、明るくポジティブな印象を与えられるように注意しましょう。
集団討論で押さえておきたいポイント5:論理的に話す
集団討論では、論理的に話すことを心がけましょう。
論理的に発言することで、相手に自分の主張が伝わりやすくなります。相手に自分の考えを伝える能力は、ビジネスでは欠かせない能力として評価されるでしょう。
論理的に話すコツは、最初に「これから何について話すのか」を伝えた後に「結論」を述べ、最後に「その結論に至った理由」の順番で話すと効果的です。
集団討論で押さえておきたいポイント6:議論の流れに気を配る
集団討論では、議論の流れに気を配ることを忘れずに行いましょう。
議論の流れを修正するのは、本来であれば司会の役割です。しかし初めて顔を合わせるメンバーとの討論で、司会1人ですべてを管理するのは難しいこともあるでしょう。
話しの流れがずれてきていると感じたら、さりげなく論点を本筋に戻すことで試験官からも高評価を得ることが期待できます。
集団討論で高評価が得られるよう対策しよう
初めての集団討論では、どうしたら良いか分からずに戸惑うこともあるでしょう。集団討論は一朝一夕では対応できません。これまでに述べた集団討論の対策を意識して学生生活を送ることで、慌てることなく本番に臨めるでしょう。
集団討論ではポイントと流れをあらかじめ把握していることで、本番でも落ち着いた対応をとることが可能です。事前に対策を十分に行い、集団討論で高評価が得られるように準備をしておきましょう。

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