就活での性格検査への回答のコツ4つ!使用される性格検査の種類とは
初回公開日:2020年10月01日
更新日:2020年09月29日
記載されている内容は2020年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

就活で性格検査を行う目的3つ
就活生の中には、性格検査を通して企業がどのような点を見ているのか分からず、性格検査で落ちるのではないかと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。まず、就活で性格検査を行う目的について解説していきます。
就活で性格検査をする企業側の意図を知ることで、性格検査への不安を軽減できるはずです。
就活で性格検査を行う目的1:選考としての意味合いがある
就活の性格検査には、選考としての意味合いがあります。具体的に言うと、性格検査によって面接に呼ぶ就活生の優先順位をつけるということです。特に、日本の新卒一括採用では応募者全員に会うことは難しく、何らかの方法でスクリーニングする必要があります。
そこで、性格検査の結果と自社の基準とを照らし合わせることによって、面接に呼ぶ応募者の選別を行っているのです。
就活で性格検査を行う目的2:面接で使用するため
性格検査は、面接での補助的ツールとして用いられることがあります。面接では短い時間の中で就活生の人となりを理解し、評価しなければなりません。また、面接官によって評価にばらつきがでてしまうことも事実です。
そこで、面接で分かることと、性格検査から得られる性格特性情報とを組み合わせることで、短時間でもその人の人物像を把握し、評価しようと努めています。
就活で性格検査を行う目的3:企業の社風や特色に合っているか
就活の性格検査には、応募者が企業の社風や特色に合っているかを判断する目的で行われる場合があります。
自社の社風にマッチしそうな人を選ぶという意味だけでなく、その人をどの部署に配置すれば良いのか、また、どこに配置すれば能力を発揮することができるのかを判断するという意味もあります。
つまり、その人に最適な部署を判断し、企業活動を効率的にするために性格検査を行っていると言えるでしょう。
就活で使用される性格検査の種類4つ
ここまでは、企業が性格検査する目的について見てきました。企業は性格検査の結果を何らかの形で選考に利用します。そして可能性は低いとは言え、応募者が多い企業などでは選考に落とされることも少なくないでしょう。
それでは、就活における性格検査はどのように対策すれば良いのでしょうか。ここからは、就活で使用される性格検査を4種類紹介します。性格検査の種類を知ることで、対策も立てやすくなるでしょう。
性格検査の種類1:玉手箱
玉手箱とは、日本エス・エイチ・エル株式会社が作成している適性検査の1つです。受験形式はWEBテストと同じ形式なので、自宅などのPCで受験することができます。
「知的能力」と「パーソナリティ」の2つから測定できる総合適性診断システムで、9つの特性を報告してくれます。また、それぞれに質問形式が異なる本格版と簡易版があり、設問数もそれぞれ異なっています。
性格検査の種類2:SPI
SPIとは、リクルートマネジメントソリューションズが開発した適性検査です。性格検査の問題数は約300問あり、日ごろの行動や考え方に関することが問われます。
テスト形式は4つあり、専用会場のパソコンで受ける「テストセンター」、自宅などのパソコンで受ける「WEBテスティング」、企業内のパソコンで受ける「インハウスCBT」、企業内で受けるマークシート形式の「ペーパーテスティング」があります。
性格検査の種類3:CAB
CABとは、日本エス・エイチ・エル株式会社が作成している適性検査の1つで、情報処理・システム関連の企業の多くで採用される試験です。
仕事への熱意・協調性など職務での適性を判断しますが、回答の信ぴょう性や一貫性を重視するため類似問題がでます。
テスト形式は、自宅などのパソコンで受ける 「Web-CAB」と、試験会場で紙を使用して解答する「ペーパー形式」があります。そして、問題数はどちらも68問です。
性格検査の種類4:TG-WEB
TG-WEBとは、株式会社ヒューマネージが作成する自宅受験型の適性検査です。外資系のコンサルティング業界や金融業界、日系大手企業の一部で使われています。
TG-WEBの性格テストは、コンピテンシー・会社と受験者の働き方との適合度・ストレス状態とストレス対処法を測定するものなど複数あるため、どのタイプが出題されるかは企業によってまちまちです。そのため問題数もテストの種類によって異なります。
性格検査で判断できる特性4つ
ここまでは、就活における性格検査の種類を見てきました。様々な種類の性格検査がありますが、性格検査で分かる性格の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。
そこで、ここからは性格検査で判断できる特性について解説していきます。主に、意欲面・行動に関する特性・ライスケールの有無・情緒面について詳しく見ていきましょう。
性格検査で判断できる特性1:意欲面
意欲的側面では、困難な状況に陥った時や競争しなければならない状況に置かれた際に、それを乗り越える力をどの程度持っているのかなど、目標の高さや活動意欲の大きさを表す特徴について測っています。
意欲面を測る質問として、例えば、やりたいことがあったらまず行動する方か、考える方かといった質問があります。
性格検査で判断できる特性2:行動に関する特性
行動に関する特性では、社交的で行動力があるタイプか、思慮深く粘り強いタイプなのかなど、日常の行動として表面に出やすい特徴を測っています。
行動に関する特性を測る質問として、例えば、1つのことに取り組んでいる時に他に興味のあることができたら、そちらを優先的に取り組むのか、まずは目の前のことをやるかといった質問があります。
性格検査で判断できる特性3:ライスケールの有無
ライスケールとは、受験者が嘘の回答をしていないかを測る質問です。例えば、「これまで~したことはない」といった断定している形で出題される場合や、前に出てきた質問と似た内容の質問が表現を変えて出題されたりします。
自分を良く見せようと虚偽の回答をしてしまうと、ライスケールに引っかかってしまい性格検査に不合格になる場合や、仮に合格したとしても面接でボロがでてしまうこともあるため、注意しましょう。
性格検査で判断できる特性4:情緒面
情緒面では、ストレスを抱えた時や、失敗をしてしまった場合にどのように気持ちを整理するのかなど、行動には表れにくい感情的側面の特徴を測っています。
情緒面を測る質問として、例えば、失敗したことはいつまでも頭に残っている方か否かといった質問や、プレッシャーに強い方か弱い方かといった質問があります。
就活での性格検査への回答のコツ4つ
ここまでは、性格検査で判断できる特性について見てきました。そして、企業が性格検査をする目的と合わせて考えると、企業はこれらの性格特性から受験者の人柄を判断したり、応募者のスクリーニングをしたりしているといえます。
では、性格検査で高評価を獲得するにはどうしたら良いのかと疑問に思った方もいるでしょう。そこで、ここからは就活での性格検査への回答のコツを4つ紹介していきます。
性格検査への回答のコツ1:ライスケールを意識しすぎないこと
性格検査で判断できる特性でライスケールについて触れましたが、回答する際にはライスケールを意識しすぎないことが大切です。ライスケールを問う質問であるかの判断を受験者がすることは難しいといえます。
そのため、質問がライスケールであるかを考えるよりも、正直に回答した方がスピーディーに回答できますし、ライスケールも回避することができるでしょう。
性格検査への回答のコツ2:一貫性を持って回答する
性格検査で出題される問題は、言葉や問いかけ方を変えながら、同じ答えになるように組み込まれています。そのため、似たような質問がでてきた場合には、一貫性を持って回答するようにしましょう。
なぜなら、一貫性のない矛盾した回答をしてしまうと、信頼や意思の強さという面で低評価をつけられてしまう可能性があるからです。
性格検査への回答のコツ3:なるべく時間をかけない
性格検査では大量の問題を短い制限時間の中で解かなければならない場合が多いため、1問あたりになるべく時間をかけないようにしましょう。
性格検査の種類により問題数や制限時間が異なるため、1問あたりに何秒かけられるかも異なりますが、SPIの場合は30分で約300問なので、1問あたり約6秒で回答しなければならない計算になります。
いずれにしても、時間内に終わらせられるよう、スピーディーに回答することが大切です。
性格検査への回答のコツ4:多少ぼかして答える
性格検査の中には、極端な回答を避けた方が良い問題があります。例えば、「今まで嘘をついたことがない」という質問に対して「良くあてはまる」と回答してしまうケースです。
嘘をついていると思われるだけでなく、柔軟さがない人間だと判断されてしまう可能性もあります。それを防ぐためにも、人にいう際に躊躇してしまうような内容に関しては、「やや当てはまる」などの選択肢を選び、ぼかして答える方が賢明といえるでしょう。
性格検査で落ちる人の特徴
ここまでは、性格検査への回答のコツを紹介しました。性格検査で推奨される回答の仕方はさまざまありました。それとは逆に、性格検査でやってはいけない回答もあります。
ここでは、やってはいけない回答の仕方も含めて、性格検査で落ちる人の特徴について解説していきます。
矛盾した回答をしてしまう
矛盾した回答をしてしまうと、企業は応募者の性格を判断できず、結果として落とされてしまいます。例えば「粘り強い方だ」という質問に「はい」と答えたのに、「忍耐力に自信がある」という質問には「いいえ」と答えてしまうケースです。
ライスケールでも触れましたが、矛盾した回答をしてしまう人の多くは、自分を良く見せようとして嘘の回答をしてしまう傾向があるでしょう。
就活での性格検査の役割を理解しよう
本記事では、性格検査の目的・性格検査の種類・性格検査で判断できる性格特性・回答のコツについて解説してきました。
性格検査への理解は深まったでしょうが、さらに、例題が載っているサイトや参考書で練習問題を解くなどして、性格検査に慣れることも重要です。本記事を参考にしつつ、性格検査への準備を進めていきましょう。

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