耐震診断とは、地震の揺れなどにより倒壊する可能性がどれくらいあるか見極めるための調査です。木造住宅の耐震診断基準には、大きく3つの方法があります。「誰でもできるわが家の耐震診断」「一般診断法」「精密診断法」なのですが、「木造住宅の耐震診断と補強方法」(財団法人日本建築防災協会)一般的に利用されています。
STEP1からSTEP6までの流れが一般的ですが、一部を省略する流れも可能です。また、補強設計後の診断を一般診断で代替させることもできます。ただし、省略する流れの場合いくつか下記のような問題があります。
一般診断を省略して、いきなり精密診断を行う場合、万が一改修が必要で無い場合にも、診断に伴って行う外装材の引き剥がし等、改修費用が必要となり、結局費用がかさむ場合があります。
また、一般診断の次の精密診断を省略して補強設計を行った場合、部位別の診断を行わずに工事を行うことになります。結果必要以上の改修を行うことになる可能性があります。
最後に、補強設計後の診断に一般診断を行えば、無開口壁による補強以外の評価ができないことになります。
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誰でもできるわが家の耐震診断で所有者が自らの住まいの耐震性を簡単にチェック!
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耐震改修等の必要性の判定を目的とし、必ずしも改修を前提としない診断方法です。
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部材や接合部等に関する詳細な情報に基き、改修の必要性の最終的な判断をします。
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倒壊しないためにどのように補強するか計画を立てるための設計を補強設計といいます。
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補強後の耐震性の診断を行います。診断は建築士等の専門家が実施します。
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補強設計に従って、耐震改修工事を行います。工事業者に十分な説明を受けましょう。
所有者自らが住まいの耐震性をチェックするための簡易診断です。この自己診断により自身の耐震知識の習得や耐震に関する理解を深めていただきます。より専門的な診断につなげらえるよう、「誰でもできるわが家の耐震診断」(財団法人 日本建築防災協会HP)は作成されていますので、一度チェックしてみてください。
「誰でもできるわが家の耐震診断」(財団法人 日本建築防災協会HP)
一般診断はあくまでも改修を前提としているわけではなく、その必要性の有無の判定が目的です。診断を行うのは建築士など専門家ではありますが、診断段階で内・外装材をはがしているするわけではありません。
部材やその接合部分など、詳細なチェックを行うのが精密診断です。改修の必要性が高いものについて診断することになるのですが、改修後の耐震性についても考慮に入れた診断となります。診断には高度な知識が必要で、建築士などの専門家が実施することになります。
耐震診断により、耐震補強の必要性があると判断された場合、どのように補強を行うか計画を立てる必要があります。その計画・設計のことを補強設計といいます。
補強後の耐震性の診断を行います。部材やそれらの接合部等に関する詳細な情報に基き、次の補強工事に向けての材料とします。
補強設計に従って、耐震改修工事を行います。耐震改修工事は約150万円以上になることが多いです。工事をお願いする前に、工事内容をしっかり確かめ、説明不十分に感じる場合はしっかり質問をして、何が行われるか理解するようにしてください。工事費のお見積りも同様です。何がどの項目にあたりいくらになっているのか、しっかり把握するようにしてください。複数の業者から見積もりをとることをお勧めします。


