内定式の開催時期はいつ?内定式の目的5つと行事内容や出席すべき理由を紹介
初回公開日:2020年10月01日
更新日:2020年10月01日
記載されている内容は2020年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

内定式とは?
皆様は、長い就活期間中に「内定式」という言葉を聞いたことがあるでしょう。ここでは、内定式についてご説明します。
内定式とは、企業が内々定を出した学生に対して正式に内定を通知するために実施する式典のことです。多くの企業では内定式で「内定通知書」を授与し、「内定承諾書」の提出を学生に求めます。「入社承諾書」や「採用承諾書」の場合もありますが、意味は同じになります。
内々定と内定の違い
内々定式と内定式は何が違うのでしょうか。学生の方々は、最終面接後に、企業から採用の連絡をもらうことになりますが、これは内定の一歩手前の内々定です。
正式に内定されるのは、内定式などで「内定通知書」をもらってからです。「内定」とは、学生が企業から「内定通知書」を受け取り、「内定承諾書」を提出することで相互に意思確認が行われ、労働契約が無事に成立したことを言います。
内定式の開催時期は?
それでは内定式の開催時期はいつでしょうか。最終面接が終わると、その結果が電話又はメールで連絡されます。内々定を受け取った後は、内定式を待たなければなりません。
経団連の「採用選考に関する指針」では、「正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降とする」と規定があるため、企業の多くが10月に内定式を行います。
もし開催時期が10月以前の場合は、労働契約が成立しないので内々定の範囲になります。
内定式を行なう場合の開催時期
内定式は内々定の連絡を受け取ってからですが、経団連の指針にもある様に、開催時期は10月1日以降になります。多くの企業は10月1日に内定式を行います。
内々定とは、「10月に内定を出す」という企業からの口約束のようなものです。書面を交わすケースは少なく、電話或いはメールなどで伝えられることが多いと言えます。
10月1日以降が開催時期になっている内定式で、初めて採用の正式な通知をもらえることになります。
内定式を行わない場合もある
企業によっては、内定式を行わないところもあります。企業の経費削減から、または慣習的に行っていないところもあります。
中小企業の場合は、経費削減の面もありますが、採用人数が少ない場合は、入社式だけになることがあります。また内定辞退者が出る場合もあるので、あえて行わない企業もあります。
この様な場合は、内々定の連絡を電話やメールでもらった後に、正式な採用通知が郵送されてくるケースが多く見られます。
内定式の目的5つ
内定式は何を目的として行われるのでしょうか。最終面接を終えて、その後に内々定の連絡を企業からもらい、ようやく長い就活期間が一段落します。この内々定の連絡は、たいてい電話かメールで、その後に内定式に招待されます。
内定式は企業によって様々な目的がありますが、ここでは大きく分けて5つの目的を解説します。
内定式の目的1:内定者の意思確認
内定式では、企業側が、まず内定した学生に企業に入る意思が固いかどうかの最終確認をします。
内定者が内定式に出席するということは、その企業に入社したいという意思の表明になります。この時期に内定を辞退する場合は、内定式の前に辞退の旨を企業に伝えた方がいいでしょう。
内定式では、正式な「内定通知書」をもらいますから、それによって企業と学生の間に正式な契約が交わされます。
内定式の目的2:会社への理解を深めてもらう
内定式では、社長や役員等の経営陣が将来的なビジョンを語ったり、組織や事業内容についてオリエンテーションを行ったりします。企業の側から会社のより具体的な姿を見せたいという意図があります。
企業は、学生たちに会社への理解をより深めてもらう目的で内定式を行っています。
会社の方針や雰囲気などが、内定者のイメージと重なり合うものかどうか、この時期の学生たちにとっても、内定式はメリットのある機会になります。
内定式の目的3:入社への意欲を高める
この時期に内定式を行うことで、学生が実際に会社に足を運び、会社の事業内容を聞いたりする機会を持つことで、内定した学生たちに入社への意欲を高めてもらうことも、目的の一つです。
内定が決まっても、学生がその後他社に目移りがしたり、内定辞退のような結果になる場合もあります。企業としては内定式を行うことで、自社をアピールしたい気持ちがあります。
内定式の目的4:会社と新卒者との意思疎通をはかる
内定式は会社と内定者との関係を深める機会でもあります。面接などでは緊張した状態で対面していたわけですが、この時期の内定式ではより親密な関係を築く機会になります。
内定式は会社側と学生のコミュニケーションを計り、より良い関係にするための場になります。会社や仕事に対する質問などもすることができます。率直に自分の考えを述べ、意思疎通を図りましょう。
内定式の目的5:内定者間の親睦をはかる
内定式では、内定者同士が知り合う機会にもなります。面接まではあまり話をする機会がなかった内定者同士の、親睦を深める目的があります。
「内定式のメインは内定者懇親会」という企業も多く見られます。その場合は飲食も伴いますし、自己紹介をする機会があります。事前に準備をして、社会人としてきちんと自己紹介が出来る様にしておきましょう。
内定式の行事内容8つ
内定式は企業が行う式典ですが、学生の側はただ参加するのではなく、目的を持って有意義に過ごしましょう。企業も、この時期に多くの費用や手間をかけて新入社員のために内定式を行います。学生も、自分のこれからの職場に対する意識を持って参加しましょう。
この機会を無駄にしないためにも、内定式の内容はどのようなものか、事前に確認しておきましょう。
内定式の行事内容1:内定通知書の授与
ほとんどの企業では、「内定通知書」の授与が行われます。10月1日が正式に契約できる解禁日なので、企業としてはこの時期に内定式を行い、「内定承諾書」を内定者から提出してもらいます。
企業では、内定者が内定辞退をしない様に、この時期に契約をしたいという意図で、内定式を行います。承諾書提出後に内定辞退をすることは可能ですが、安易に辞退すると大学や学校の後輩に悪影響を与えますので、慎重に判断しましょう。
内定式の行事内容2:社長・役員、人事部長挨拶
内定式では、ほとんどすべての企業で、始めに社長や役員などの会社のトップや、人事部長などが挨拶をします。この挨拶では企業理念を紹介したり、内定者に具体的な心構えを示したりするケースがほとんどです。
また会社の幹部が、新入社員に何を期待するのか、会社のこれからの方向性などを聞くことが出来ます。真摯に耳を傾け、自分のこれからの抱負と照らし合わせ、心にしっかり刻むようにしましょう
内定式の行事内容3:レクリエーション
内定式で、内定者同士や内定者と社員との親睦のために、レクリエーションを行う懇親会を催す企業が多く見られます。レクリエーションを行ったり、フリーで話せる時間を設けたりすることで、内定者同士や社員と交流できるイベントとなりますので、積極的に参加しましょう。
企業によって、催しは異なりますが、参加型ゲームや社員紹介ビデオなどの観賞があります。お酒を伴う食事会もありますので交流を深めましょう。
社員との交流
懇親会の場は、内定者と社員の交流の場になります。この時期にレクリエーションを通じてお互いを知ることで、同じ職場で働く者という認識が高まります。
個人的に質問がある場合など、気軽な雰囲気で聞くことが出来ます。社員の方からアドバイスをもらえることもあるでしょう。ただし社会人として、きちんとした礼儀を持って振る舞うことを忘れない様にしましょう。
新卒者間交流
懇親会のレクリエーションを通じて、内定者同士の交流もできます。それぞれ違う大学、学部、出身地からさまざまな人が集まります。この様な機会に知り合い、コミュニケーションを取ることで、その後の交流や情報交換にも役立てましょう。
内定式の行事内容4:事業内容・企業紹介
経営陣の挨拶の後に、会社に対しての理解を深めてもらうために、事業内容を説明したり、社内見学を実施したりする企業もあります。企業によってその内容はまちまちですが、いずれも内定者が企業の一員として働くことへの意識を高めるために行うものです。
これから働く場所の具体的な仕事内容を、この時期にきちんと把握することが大事ですので、興味があることは質問してみましょう。
内定式の行事内容5:職場見学
企業によっては、内定式で職場見学を実施するところもあります。それぞれの部署でどのように仕事が回っているのか、全体の流れを見ることが出来ます。自分がかかわる部署以外も、会社の組織全体を理解できる機会です。
また、見学中も積極的に質問してみましょう。
内定式の行事内容6:内定者代表挨拶
内定式では、社長や役員、先輩社員の挨拶などの後に、内定者代表の挨拶を設けているところもあります。挨拶の時はまず自己紹介をすることから始めましょう。自分の名前、大学名を述べます。
内定者の代表として挨拶するわけですから、採用されたことに感謝する気持ちと、これからの抱負を述べて挨拶としましょう。
内定式の行事内容7:内定者面談
企業によっては内定者面談を行うところもあります。人事担当者との面談では、今後の予定、配属先などについて話があるかもしれません。
企業によっては、この時期に内定先への志望度や入社意欲をはっきり示して欲しいという意図があることもあります。面談の時に再度入社の意思について聞かれた場合は、自分の希望をしっかり伝えましょう。
内定式の行事内容8:適性検査やその他課題テスト
内定式では、適正テストやその他課題テストを実施する企業もあります。これは入社後の配属先を決める参考にするためのものです。
学生が事前に課題の連絡をもらい、当日何か提出をしなければならない場合や、課題が与えられていて、当日その課題に関するテストを受ける場合などがあります。企業によって内容は異なりますが、あなたが志望した会社が、あなたに何を求めているのかを知る機会になります。
内定式に向けて準備しておくこと6つ
内定式に参加するに当たって、準備しておいた方がいいことはあるのでしょうか。内定式は、企業と内定者が公式な契約をできるタイミングですから、学生の側も実際に働くことになる職場に対する意識を持って、この時期に行われる内定式に参加することが大切です。
内定式の前に、あらかじめ準備できることは何でしょうか。初めての事なので緊張するかもしれませんが、具体的に見ていきましょう。
内定式に向けての準備1:自己紹介を考える
内定式では、上司や先輩社員、他の内定者と初めて顔合わせをする場です。ここでは必ず自己紹介をする機会があります。この自己紹介で第一印象が決まりますので、事前に練習をしておきましょう。
これから一緒に仕事をしていく方達に好印象を与えるには、明るい表情ではっきりした話し方を心掛けることが大切です。名前や出身大学の他に、学生時代に打ち込んだこと、入社後の抱負などを自分の個性を出して伝えましょう。
内定式に向けての準備2:日付や集合時間、会場をしっかりチェック
内定式当日に遅刻してしまっては大変です。日付や、集合時間、会場をあらかじめ確認しておくことが大事です。会場が会社と違う場所で行われる場合などは、前日までにきちんと会場を確認しておきましょう。
また、他の約束などと重なっていないか、予定をきちんと確認しましょう。
内定式に向けての準備3:会社についてもう一度調べる
式に参加する際、先輩社員と交流できるわけですから、内定式までに、再度会社について、調べておきましょう。内定式で質問を受けたり、こちらから質問したいことが出てきたりする可能性があります。
いずれにしても、これから働く職場について、より多くの情報と知識を持っていることは大切なことです。再度事業の様子を調べ、特に最近の状態を確認しておくことは重要です。
内定式に向けての準備4:睡眠をしっかりとる
内定式は初めての経験ですから、緊張してしまうでしょう。前日に色々考えてしまうかもしれませんが、当日元気に振る舞うために、きちんと睡眠をとりましょう。
当日は社員の方からの質問や、面接・適性試験を受ける場合があります。体調を整えて式典に臨みましょう。きちんと体調管理をすることも、社会人として大切です。
内定式に向けての準備5:当日の持ち物をチェック
内定式の当日の持ち物は何でしょうか。企業からすでに渡されている書類で、当日提出しなければならないものがあれば、忘れない様にしましょう。筆記用具、印鑑などは持って行った方がいいでしょう。
メモを取る時は、メモ帳を使い、スマートフォンを使用するはやめましょう。話を聞かずに、スマートフォンをいじっていると勘違いされます。
当日に忘れ物をすると印象が悪くなりますから、前日にきちんと用意しておきましょう。
内定式に向けての準備6:身だしなみを整える
内定式は企業の式典になります。招待された側は、きちんと身だしなみを整えることが、企業に対する礼儀です。「私服でお越しください」との記載が招待状にあっても、基本的にはフォーマルなスーツスタイルにした方が無難でしょう。社会人としてきちんとした印象になる様にしましょう。
またアクセサリーや鞄、靴などもあまり派手にせず、シンプルにまとめましょう。髪型もきちんとまとめ、爪を切り、清潔感を出しましょう。
内定式に出席すべき理由4つ
内定式に出席した方がいい理由には、どのようなものがあるのでしょうか。もちろんあなたの志望した企業から招待されるわけですから、参加するのが礼儀ですが、学生側にもメリットがあります。
ここでは内定式に参加すべき理由4つを見てみましょう。
内定式に出席すべき理由1:入社に向けての説明があるため
まず一つには入社に向けての説明があるためです。最初に述べましたが、この内定式ではほとんどの企業から「内定通知書」と「内定承諾書」を渡され、学生側から企業への「入社承諾書」の提出が求められます。
自分の志望する企業への採用を正式なものにするためには、是非参加して正式な契約を交わしましょう。また具体的な業務の説明もありますので、入社後に聞き逃していたという事にならないためにも、是非参加しましょう。
内定式に出席すべき理由2:先輩社員に覚えてもらえる
内定式は式典でありますが、懇談会や先輩社員と交流できる機会があります。これからお世話になる先輩達と話をする場があるわけですから、是非参加して先輩社員にあなたのことを覚えてもらいましょう。
先輩と話す時には、きちんと自己紹介をして、これからの抱負などを語りましょう。また会社や業務のことなど、不明な点があればこの機会に聞いてみましょう。
内定式に出席すべき理由3:同期と仲良くなれる
内定式に参加する理由の一つに、同期の学生達と知り合いになれるという点があります。内定者同士が集まる機会は、内定式が初めてになりますから、是非この機会に知り合いを作りましょう。これから同じ職場で働くわけですから、早く知り合いになって情報交換などをしましょう。
懇談会に参加すれば、これから共に働いていくという連帯感が生まれます。同期の者同士でも、きちんと自己紹介をして話を始めましょう。
内定式に出席すべき理由4:入社後スムーズに業務に入れる
内定式に出席すべき理由の一つに、入社後の業務がスムーズに行えるという点があります。先輩社員や同期の者と知り合いになれるチャンスでもありますが、業務の説明や社内見学などを通じ、モチベーションもあがります。
社員と知り合い、会社の業務内容を知ることで、入社時に緊張せずスムーズに業務をスタートできます。適性検査などを行う可能性もありますので、入社後に後れを取らないためにも、内定式に参加しましょう。
内定式の開催時期や内容を知り心構えをしておこう
内定式は、内定を正式に契約できる場になりますので、招待された場合はきちんと出席して入社の意思を示しましょう。また、開催時期が10月1日以降です。日程や会場をきちんと確認しておきましょう。
内定式では、会社の幹部や、先輩社員と会う機会になりますので、自己紹介をきちんとできる様に準備をしておくことが大切です。懇親会など交流の場においては、社会人として恥ずかしくないよう振る舞いましょう。

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